癒やしのお片付けシム『夢物語の街』リリース。町の何でも家政屋として住民の依頼をこなし、思いがけない人生ドラマに出会う



 元气弾工作室(GD Studio)は8月27日、お片付け&インテリアシミュレーションゲーム『夢物語の街』をPC(Steam)向けにリリースしました。プレイヤーは町の頼れる何でも家政屋として、住民たちのさまざまな依頼をこなしていく癒やし系ゲームです。

ほっこり温まる町の何でも家政屋体験

 『夢物語の街』は、のんびりとした雰囲気の中でお片付けやインテリアコーディネートを楽しめるシミュレーションゲームです。プレイヤーは町の住民から寄せられる引っ越しや片付け、掃除といった依頼を受け、それぞれの暮らしをサポートしていきます。

 ゲームの舞台となる町には、個性豊かな住民たちが暮らしています。新居への引っ越しを控えた家族、散らかった部屋を何とかしたい学生、お店の開店準備に追われる商店主、大切な人の遺品整理に向き合う人など、それぞれに事情を抱えた依頼者たちとの出会いが待っています。

片付けを通して紡がれる小さな物語

 本作の魅力は、単純な作業ゲームではなく、依頼をこなしていく過程で住民たちの人生に触れられる点にあります。部屋を片付けながら、そこに住む人の生活スタイルや価値観を知ることができ、時には思いがけない秘密や感動的なエピソードに出会うこともあるでしょう。

 プレイヤーの選択や片付けの方法によって、依頼者の生活に小さな変化をもたらすことも。整理整頓された空間が、住民たちの心にも新たな風を吹き込むかもしれません。美しく整えられた花屋、落ち着いた雰囲気の書斎、温かみのあるリビングルームなど、多彩な空間をコーディネートしながら、それぞれの住民にとって最適な環境を作り上げていきます。

静かな夜の桟橋から始まる新たな冒険

 ゲーム内では、ランタンの光が灯る静かな桟橋や、雪が舞い散る温かな室内など、季節感あふれる美しい情景も楽しめます。ピクセルアートで描かれた世界は細部まで丁寧に作り込まれており、プレイしているだけで心が落ち着くような雰囲気に包まれています。

 各依頼は単なる作業ではなく、住民一人ひとりの人生の一場面を切り取った小さな物語として描かれています。忙しい日常から少し離れて、ゆっくりと時間を過ごしたい方にぴったりの作品といえるでしょう。

価格・対応言語情報

 『夢物語の街』はPC(Steam)向けに配信中で、価格は1,700円となっています。

 残念ながら現時点では日本語には対応していませんが、お片付けやインテリアコーディネートといった直感的な操作が中心のため、言語の壁を感じることなく楽しめるでしょう。美しいピクセルアートと温かな雰囲気は、言葉を超えて多くのプレイヤーの心を癒やしてくれるはずです。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA