
Whoscall株式会社は10月8日、電話・ネット詐欺対策アプリ『Whoscall』のリニューアルを実施したと発表しました。
現在、特殊詐欺は電話やSMS、メール、Webサイトなどあらゆるチャネルで横行しており、AI技術の悪用によって手口が巧妙化・多様化しています。こうした状況を受け、同社は「人がつなぐ、信頼のイノベーション」をミッションに、コミュニティ構築型の詐欺対策を行うブランドリニューアルを実施しました。
親しみやすいUIに刷新

新たに公式キャラクター「Vee」を採用し、親しみやすいUIに刷新されました。近年、詐欺手口が高度化・巧妙化する中で、アプリを初めて利用する方や高齢層でも直感的に使いやすく、安心して利用できるデザインが求められていました。
こうした背景を踏まえ、ユーザーに寄り添う存在としてキャラクターを導入し、警戒心を和らげながらも防犯意識を高めることを目指しています。
「Whoscall AI」で詐欺検知を強化

同アプリは2015年より、機械学習(ML)を活用して通話行動や意図を予測し、ユーザー報告の検証や電話番号の分類を行ってきました。今回のリニューアルでは、近年のAI技術の急速な進化に伴い、その応用範囲をリンク分析、SMS内容分析、画像分析へと拡大し、製品に反映されました。
ファミリープラン・デュオプランを新設

これまで個人ユーザーによる利用に限られていましたが、今回のリニューアルにより、新たにファミリープラン、デュオプランが追加されました。
これにより、家族やパートナー、友人など複数人で詐欺対策を共有しながら、安全なコミュニケーション環境を整えることが可能になります。
シングルプラン
年間購読は4,600円(税込)、月額サブスクリプションは490円(税込)です。
ファミリープラン(5アカウント共有)
年間購読は14,000円(税込、1人あたり2,800円)、月額サブスクリプションは1,490円(税込、1人あたり298円)です。
デュオプラン(2アカウント共有)
年間購読は7,400円(税込、1人あたり3,700円)、月額サブスクリプションは790円(税込、1人あたり395円)です。
新機能「音声アラート」を今後搭載予定

『Whoscall』の「電話番号の自動識別機能」に新機能「音声アラート」の搭載が予定されています。音声アラートは、着信時に「不審な電話かどうか」を音声で読み上げる機能です。
これにより、運転中などでスマートフォンの画面確認が難しい状況でも安全に着信内容を把握できるようになります。
10月末まで30%OFFキャンペーンを実施

今回、期間限定でファミリー・デュオプランを30%OFFでお得に利用できるキャンペーンが実施されます。キャンペーン期間は10月8日(水)から10月31日(金)までです。
ファミリープラン(5アカウント共有)は、通常年間購読14,000円(税込、1人あたり2,800円)が9,800円(税込、1人あたり1,960円)に、通常月額サブスクリプション1,490円(税込、1人あたり298円)が1,040円(税込、1人あたり208円)になります。
デュオプラン(2アカウント共有)は、通常年間購読7,400円(税込、1人あたり3,700円)が5,180円(税込、1人あたり2,590円)に、通常月額サブスクリプション790円(税込、1人あたり395円)が550円(税込、1人あたり225円)になります。
『Whoscall』の機能について
『Whoscall』は、不審な番号からの着信やショートメッセージ(SMS)、危険性のあるウェブサイトを検知する、世界ダウンロード数1億超の詐欺対策アプリです。
現在、世界31カ国や地域にサービスを展開し、世界各国の政府や、警察、情報機関と連携し、東・東南アジア最大級となる26億件の電話番号データベースを有しています。さらにAI技術を用いて詐欺で利用される電話番号や危険性のあるウェブサイト(URL)を検出しています。
日本国内の詐欺においては、詐欺電話の約3割が海外から発信されている中、国内外からの詐欺電話・SMS対策にも有効です。また同アプリは、福岡市(福岡県)、渋谷区(東京都)、横浜市(神奈川県)など自治体と連携し、特殊詐欺対策の啓発活動を行っています。
詐欺被害防止に有効な機能として、不審な電話番号の識別、SMSアシスタント、自動Webチェッカー、漏洩チェックが搭載されています。
不審な電話番号の識別機能は、データベースを元に発信元を自動で識別し、犯罪に使われる恐れがあると検知した場合、着信画面に「詐欺電話」などと警告が出ます。

SMSアシスタントは、SMSに届く不審なメッセージを自動でフィルタリングします。

自動Webチェッカーは、ユーザーが詐欺など危険性があるウェブサイトにアクセスした際に、リアルタイムで警告を表示します。

漏洩チェックは、ユーザーの電話番号・メールアドレスに紐づく個人情報が、ダークウェブやSNSなどインターネット上に流出していないかや、違法に販売されたかどうかなど過去の流出記録を検出し、個人情報の漏洩を確認できる機能です。

- Whoscall(iOS/Android版):https://apps.apple.com/us/app/whoscall-safer-together/id929968679?mt=8
- 公式サイト:https://whoscall.com/ja
- Original:https://www.appbank.net/2025/10/09/iphone-application/2842136.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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