紙のような書き心地と4096色カラー表示を実現! 『BOOX Note Air5 C』11月3日発売



BOOX Note Air5 Cの本体とスタイラスペン

 SKT株式会社は2025年10月27日11時01分、10.3インチカラー電子ペーパーを採用した新モデル『BOOX Note Air5 C』を11月3日に発売すると発表しました。創造力を引き出す、進化した「紙のような書き心地」と最新Android 15の搭載により、デジタルキャンバスとしての機能を大幅に強化しています。

 SKT株式会社は10月27日、10.3インチカラー電子ペーパーを採用した新モデル『BOOX Note Air5 C』を11月3日に発売すると発表しました。

紹介動画

 動画で紹介されているように、『BOOX Note Air5 C』は、創造力を刺激し、効率的な作業をサポートする多機能デバイスです。

デバイスの特徴

BOOX Note Air5 Cでアイデアを書き出す男性

 『BOOX Note Air5 C』は、メモ・読書・資料閲覧を1台でこなす多機能電子ペーパーデバイスです。新しいPen3スタイラスと高速リフレッシュ技術であるBSRテクノロジーにより、まるで紙に書くような自然な描き心地を実現しています。

BOOX Note Air5 Cでデザイン作業をする女性

 ディスプレイには10.3インチのKaleido 3カラー電子ペーパーを採用。4,096色のやすらぎのある色調を実現し、印刷物のような自然な発色で、資料レビューや読書、イラスト制作など幅広い用途に対応しています。反射防止加工により屋外でも快適に閲覧でき、目に優しい読書体験を提供します。

BOOX Note Air5 Cをキーボードに接続し資料を閲覧する様子

 また、Android 15を搭載しており、Google Playのアプリを利用可能です。オクタコアCPUと6GBメモリにより複数アプリを快適に同時使用でき、分割画面で電子書籍アプリとノートを並べて表示することもできます。

主な機能

BOOX Note Air5 CのNeoReaderアプリでPDFを閲覧する画面

 同製品に搭載される「NeoReader」は、BOOX独自のPDFアプリで、研究論文や技術資料の閲覧に最適化された高性能リーダーです。表示モードやコントラスト、カラーフィルターなどを細かく調整でき、Kaleido 3カラー電子ペーパーの特性を最大限に引き出します。リフロー表示、複数ページ表示、ハイライト、手書き注釈、翻訳、AI要約など、学習・ビジネスの双方に役立つ機能を搭載しています。

BOOX Note Air5 CのNotesアプリでスケッチする画面

 BOOX純正のメモアプリ「Notes」は、手書き・テキスト・画像を自在に組み合わせて使える多機能ノートです。4,096段階筆圧検知対応のPen3スタイラスにより、紙のような自然な書き心地を実現しています。レイヤー機能や無限キャンバス、アウトライン表示、タグ分類などで、大量のノートも効率的に整理できます。

BOOX Note Air5 CとPC、スマートフォンでデータ同期表示

 オクタコアCPUと6GBメモリにより複数アプリを快適に同時使用可能。分割画面で電子書籍アプリとノートを並べて表示したり、BOOXDrop機能によりPCやスマホと無線LAN経由でファイル転送ができます。Onyx Cloudを利用すればノート・書籍・注釈データを端末間で同期が可能。AIアシスタントが専門用語の解説や要約をサポートし、効率的な学習環境を実現します。データの同期に必要なOnyx Cloudは10GBを無料でお使いいただけます。

BOOX Note Air5 CのInfinite Notesアプリでアイデアをまとめる画面

 「Infinite Notes」機能によりアイデアを展開し、マインドマップや設計図などを自由に描けます。アウトライン・リンク・タグなどの機能でノートを体系的に整理でき、ブラシやシェイプツールなど豊富な描画機能により、ビジネスからアートまで幅広く活用できます。

BOOX Pen3スタイラスとBOOX Note Air5 Cの描画ツール選択画面

スペック詳細

 同製品のスペックとしてCPUはQualcomm 8コアプロセッサ、メモリは6GB、ストレージは64GBです。ディスプレイ解像度はモノクロ時で2480×1860(300ppi)、カラー時で1240×930(150ppi)となります。

 ディスプレイ解像度について詳しく説明すると、モノクロ時には2480×1860(300ppi)の高精細表示が可能で、カラー時には1240×930(150ppi)での表示となります。メモリ構成は6GB RAM、ストレージは64GB ROMとなっており、microSDスロットで最大2TBまで拡張可能です。

 無線接続は無線LAN(2.4GHz/5GHz)とBluetooth 5.1に対応。バッテリー容量は3,700mAhのポリマーリチウムイオンで、microSDスロットにより最大2TBまでストレージを拡張できます。

 入出力端子はUSB-Cで、OTG対応です。対応ファイル形式はPDF、EPUB、DOCX、TXT、JPG、PNG、MP3、WAVほか26種類以上です。サイズは225×192×5.8mm、重量は約440gとなっています。

 付属品としてBOOX Pen3、USB-Cケーブル、クイックガイド、保証書、日本語マニュアルが同梱されます。

発売日・価格

 『BOOX Note Air5 C』の発売日は11月3日で、販売価格は89,800円(税込)です。PogoPin対応のキーボード付きケースは11月後半の発売予定です。




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