「見ていないモノは存在しない」量子力学の世界を冒険! ポケットペアが『カセットボーイ』のパブリッシングを発表



CASSETTE BOYのタイトルロゴと月が輝く星空の世界観

 株式会社ポケットペアは10月29日、パブリッシングレーベル「Pocketpair Publishing」が、株式会社ワンダーランドカザキリ開発のパズルアクションRPG『CASSETTE BOY / カセットボーイ』のSteam版におけるパブリッシングを行うと発表しました。

『カセットボーイ』とは

ゲーム画面:主人公がフィールドを探索する様子

 「見ていないときに月はないというのか?」という量子力学の概念に着想を得た本作は、「見ていないときに存在はなくなる世界」を冒険するパズルアクションRPGです。プレイヤーは”存在”をあやつりながら、世界の謎を解きながら進めていきます。

 一見2Dのゲームに見えますが、その世界はより複雑な構造をしており、マップを回転させたりひねったりして視点を変える必要があります。壁の陰に隠れていてプレイヤーの視点からは見えない”モノ”は、その場に”存在”しなくなっているとのことです。

ゲーム画面:回転や視点変更で解くパズル要素

 この特性を活かして、障害物を見えないように隠したり、秘密の通路を”存在”させたりしてゲームを進めていきます。パズルを解くだけではなく、時には武器を手に入れ、モンスターやボスに立ち向かわなければなりません。

ゲーム画面:モンスターと対峙する主人公

 本作は2024年のビットサミットアワードにて大賞を受賞した実績を持つ作品です。

ゲームシステム

シュレディンガーシステム

ゲーム画面:シュレディンガーシステムによるオブジェクトの出現/消失

 本作の要となるシュレディンガーシステムは、観測していないモノは不確定という量子力学の考え方を取り入れたものです。画面に写っていないオブジェクトは”存在しない”ことになり、画面を回転して”モノ”の存在をあやつることが、ゲーム攻略の鍵となります。

ゲームのインベントリ画面:アイテムとステータス表示

体験版が配信中

 『カセットボーイ』は2024年のビットサミットアワードにて大賞を受賞しており、その体験版『CASSETTE BOY Demo』がSteamにて配信されています。一足先に、「見ていない”モノ”は存在しない」という”在る”をあやつるパズルアクションRPGを体験できます。

ゲーム概要

 タイトルは『CASSETTE BOY / カセットボーイ』で、ジャンルはパズルアクションRPGです。発売予定は2025年で、対応プラットフォームはPC(Steam版でWindows、macOS対応)です。

 開発は Wonderland Kazakiri inc.、販売は Pocketpair Publishing が担当します。

開発・販売元

 開発は株式会社ワンダーランドカザキリ、販売は Pocketpair Publishing が担当します。

Pocketpair Publishing について

Pocketpair Publishingのロゴ

 「Pocketpair Publishing」は、インディーゲーム開発者や小規模スタジオを対象に、資金提供、開発支援、パブリッシングを通じて、ゲーム制作を総合的にサポートするパブリッシングレーベルです。ポケットペア公式サイト内にある専用問い合わせフォームより、Pocketpair Publishing へのお問い合わせ・ご相談を受け付けています。

紹介動画

 株式会社ポケットペアは2025年10月29日 10時00分、パブリッシングレーベル「Pocketpair Publishing」が、株式会社ワンダーランドカザキリ開発のパズルアクションRPG『CASSETTE BOY / カセットボーイ』のSteam版におけるパブリッシングを行うことを発表しました。本作は「Pocketpair Publishing」が手がける5作目のパブリッシング案件となります。




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