AI食事管理アプリ『あすけん』で従業員の食習慣が改善 食品表示を意識する人が約3倍に増加



大阪スマートヘルスプロジェクト、不二熱学サービス、askenのロゴ

 株式会社askenは12月19日、AI食事管理アプリ『あすけん』を活用した実証事業において、従業員の食生活改善に向けた具体的な成果が得られたと発表しました。

実証事業の成果

 本実証事業は、大阪府が実施する次世代スマートヘルス分野のスタートアップ支援「大阪スマートヘルスプロジェクト Health-O」に採択された同社が、「健康経営優良法人2025(ブライト500)」に認定された不二熱学サービス株式会社とともに実施したものです。2025年7月1日から9月30日にかけて、不二熱学サービスの従業員34名を対象に『あすけん』を提供しました。

 実施前後のアンケート比較により、食生活に対する意識の変化が確認されました。「食品表示を意識して見るようになった」と回答した社員の割合は14%から43%へと、約3倍に増加しています。

具体的な行動変容

 食習慣の改善に関しては、「間食・お酒を控えるようになった」「朝食をとるようになった」といった自律的な行動変容が起きたことが確認されました。

 また、体調の改善についても「朝起きられるようになった」「お通じが良くなった」など、具体的な回答が得られています。

栄養データの改善

 『あすけん』に登録された食事記録から算出された参加者個人の栄養データを分析した結果、日本人が課題とする塩分や飽和脂肪酸の過剰摂取が改善し、鉄分やたんぱく質の適正摂取率も向上していることがわかりました。

 『あすけん』内に表示されるグラフやアドバイスから自身の食事傾向を知ることで、食事の選び方における行動変容が起きたと考えられます。

『あすけん』について

 『あすけん』は、食事画像やバーコードを読み取るだけで、食べた食事のカロリーや栄養素が表示されるAI食事管理アプリです。管理栄養士が監修した食事内容に対するフィードバックや食生活のアドバイスを提供しています。

 同アプリは以下の特徴を備えています。

  • ダウンロード数&売上4年連続国内No.1
  • 累計会員数1,300万人以上
  • メニュー数は15万件以上
  • カロリーと各種栄養素14項目の過不足をグラフ表示
  • AIで自動表示されるアドバイスパターンは20万以上
  • 食事記録件数は90億件以上

 過去の受賞歴としては、2020年に内閣総理大臣表彰制度「日本サービス大賞優秀賞」を受賞。2022年には『あすけん』内の食事アドバイスコース「妊娠・授乳期に!あすママコース」がBabyTech® Awards2022で大賞を受賞し、Google Play ベスト オブ 2022ではアプリ「ユーザー投票部門」大賞と「自己改善部門」大賞をダブル受賞しています。

法人向けサービス「あすけんプラス」

 「あすけんプラス」は、企業の従業員や自治体の住民の食生活改善、健康増進を目的とした健康経営サービスです。『あすけん』を通じた食生活の改善サポートのほか、栄養士によるセミナーや、利用者の課題・ニーズに合わせた企画「チャレンジ」も提供されています。

 管理画面や個別レポートも用意されており、データドリブンで減量や食生活改善の効果を可視化できることが特徴となっています。現在、製造業からIT・自治体・健康保険組合まで、幅広い組織で利用されています。

関連リンク

株式会社asken 法人事業部 部長 松尾恵太郎氏

©asken Inc.




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