キャッシュレス決済で「お金を使った感覚が薄れる」人が58.4%! 想定より支出が多かった経験は43.2%【調査レポート】



キャッシュレス決済でお金を使った感覚が薄れる割合を示す円グラフ

ステップ・アラウンド株式会社は6月30日、キャッシュレス決済の支払い時の感じ方について、全国の20代から60代の男女500人を対象にアンケート調査を実施したと発表しました。

調査はインターネット調査サービス「QiQUMO」を通じて2026年6月に行われ、結果は同社が運営するメディア「OREND(オレンド)」にて公開されています。

キャッシュレス決済で「お金を使った感覚が薄れる」人は58.4%

キャッシュレス決済を利用していると現金払いよりもお金を使った感覚が薄れると感じるか尋ねたところ、「とても感じる」が21.4%、「やや感じる」が37.0%となり、合計58.4%が感覚の薄れを実感していることがわかりました。

一方、「あまり感じない」は20.2%、「まったく感じない」は9.6%、「分からない」は11.8%でした。全体では過半数が現金払いとの違いを感じている結果となっています。

カードをかざす、スマートフォンで読み取る、アプリ上で決済するなど、支払い動作が簡略化されているため、現金を手渡す動作や財布からお金が減る感覚がなく、支払い時の実感が薄れる人が多いと考えられます。

年代別では50代が最高の67.0%

年代別に見ると、50代では67.0%が「とても感じる」「やや感じる」と回答しており、他の年代よりも高い結果でした。20代は57.0%、30代は54.0%、40代は54.0%、60代は60.0%となっており、幅広い年代で支出感覚の薄れが確認されています。

年代別のキャッシュレス決済に対する支出感覚の薄れを示す棒グラフ

明細や残高を見て想定より支出が多かった経験は43.2%

キャッシュレス決済を利用した後、明細や残高を確認して想定より支出が多かったと感じることがあるか尋ねたところ、「よくある」が10.2%、「ときどきある」が33.0%で、合計43.2%が経験ありと回答しました。

キャッシュレス決済で想定より支出が多かった経験の割合を示す円グラフ

「あまりない」は30.2%、「まったくない」は14.0%、「どちらともいえない」は12.6%で、想定より支出が多かった経験がない人も44.2%存在します。キャッシュレス決済の利用が必ずしも支出増の実感につながるわけではありませんが、4割以上が明細確認後に支出の多さを感じているという結果です。

キャッシュレス決済は支払いが短時間で完了するため、その場では支出額を強く意識しないまま買い物を重ねることがあります。後から明細や残高を確認した際に、想定より多く使っていたと感じる人がいると考えられます。

支出が増えたと感じる決済方法はクレジットカードが最多

想定より支出が多くなったと感じる決済方法を複数回答で尋ねたところ、クレジットカードが39.2%で最多となりました。次いで「特にない」が38.2%、QRコード決済・スマホ決済が34.4%という結果でした。

想定より支出が多くなったと感じる決済方法のランキング棒グラフ

クレジットカードは後払いで利用でき、利用額が口座からすぐに減るわけではないため、支払い時点では支出を実感しにくく、後から利用明細を確認して支出の多さに気づくケースがあると考えられます。

QRコード決済・スマホ決済も34.4%と高い結果となっています。スマートフォンだけで支払いが完了し、少額決済でも利用される場面が多いため、日々の積み重ねによって想定より支出が多くなったと感じる人がいるとみられます。

電子マネー・タッチ決済は13.0%、交通系ICは9.2%でした。いずれも少額決済で使われる場面が多い決済手段ですが、クレジットカードやQRコード決済・スマホ決済と比べると、支出が増えたと感じる割合は低い結果となっています。

調査概要

調査名はキャッシュレス決済の支払い時の感じ方についてのアンケートで、調査地域は全国の20代から60代、有効回答数は500人です。調査方法はインターネット調査(QiQUMO)、調査期間は2026年6月となっています。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA