

Max Shawabkehは2026年7月23日、『Worlds Upon The Wind』をPC(Steam)向けにリリースしました。対応プラットフォームはWindows/Mac/Linuxです。リリースを記念してセールも実施中で、通常価格1,200円(税込)のところ、10%オフの1,080円(税込)で購入できます。セール期間は7月31日までとなっています。なお日本語表示には対応していません。
荒廃した世界を、争わずに再建していく物語

本作は、古典的な日本美術のテイストを取り入れた、崩壊した文明を再建していく平和的なローグライク・デッキ構築ゲームです。舞台となるのは、大災厄によって砕け散ってしまった世界。プレイヤーは風に漂う世界の欠片を巡りながら、開拓者たちを導き、新たなコミュニティを育てていくことになります。
本作の大きな特徴は「争わない」というコンセプトです。森や砂漠、廃墟といった土地を、戦闘ではなく計画性と工夫によって少しずつ再生させていきます。動物の精霊と友誼を結びながら、世代を超えて響く選択を重ね、新しい文明の姿を形作っていく旅路が描かれます。じっくりと考えながらプレイしたい人に向けた、落ち着いたテンポのタクティカルゲームといえるでしょう。
漢字カードと巻物のUIが織りなす、知的な戦略体験

ゲームプレイの核となるのは、漢字が記されたカード群です。プレイヤーはこれらのカードを手札として駆使し、都市の発展や不足しているリソースの解消に取り組んでいきます。単なる街づくりシミュレーションにとどまらず、手札を組み合わせて状況を切り拓いていく、デッキ構築ならではの知的な手触りが味わえます。
探検(エクスペディション)の場面では、巻物を思わせるUIの中に技術や施設の開発ツリーが収められています。巻物を紐解くようにして施設を解放していく過程は、まるで自分の手で歴史書を編纂しているかのような没入感を与えてくれます。複雑なリソース管理も、この和風のデザインによって情報過多にならず、世界観を保ったまま楽しめるよう工夫されています。

物語の分岐点では、浮世絵を思わせる挿絵とともに選択肢が提示されます。それぞれの選択には異なるパラメータの変化が伴い、効率だけを求めるのか、あるいは情に厚い道を選ぶのか、プレイヤーの判断が旅路の風景や物語の結末を変えていきます。植物が異常な成長を見せるといった不思議な出来事に遭遇する場面もあり、テキストを読み進める楽しさを重視したレイアウトも本作の魅力のひとつです。
拠点を育て、記録を積み重ねていくやりこみ要素

拠点マップは俯瞰視点で描かれ、それ自体が一枚の絵画のような美しさをもっています。漢字の看板が掲げられた各エリアや、人々の生活の様子を眺めているだけでも癒やされる仕上がりです。プレイヤーが育んできた街が徐々に賑わいを見せていく過程には、じんわりとした達成感が伴います。
また、地図上に施設を配置していく場面では、地形と建設のつながりが視覚的にわかりやすく示されており、荒野に息吹を吹き込むように拠点を広げていく戦略性も楽しめます。遠征を終えると、その成果や手に入れた遺物などがリストとして記録され、次の遠征ではもっと良い構成を目指したくなるリプレイ性も備わっています。

こうして積み重ねた発見の数々は「ミュージアム」と呼ばれるアーカイブに記録されていきます。地形やイベントのカタログを眺めることで、この世界を隅々まで知り尽くしたいという探究心が刺激される仕組みです。
価格とセール情報、対応言語について
『Worlds Upon The Wind』はPC(Steam)向けに2026年7月23日にリリースされました。通常価格は1,200円(税込)ですが、リリースセールにより10%オフの1,080円(税込)で購入可能です。セール期間は7月31日までとなっています。
なお本作は日本語表示に対応していません。テキストを読んで物語の分岐や世界観を理解するタイプのゲームであるため、ある程度の英語力があるとより深く楽しめるでしょう。翻訳ツールなどを活用しながらじっくり読み進めるのもひとつの楽しみ方かもしれません。またSteamではデモ版も配信されているため、購入前にプレイ感を確かめてみるのもおすすめです。
- Original:https://www.appbank.net/2026/07/26/game/3063673.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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