

株式会社A-LINEは10月8日、住宅購入後の返済や暮らしにかかる費用を10年・20年・30年の期間で試算できるウェブサービス「住まいの長期資金計画シミュレーター」を公式サイトで提供していると発表しました。会員登録やログインは不要です。
利用者自身が総借入額、金利、物価上昇率、手取り収入、修繕計画などを設定し、購入後の家計への影響を数字とグラフで確認できます。
- 住まいの長期資金計画シミュレーター:https://www.a-l-i-n-e.jp/simulator/
住宅購入後の家計を試算するサービス
住宅購入後の家計には、住宅ローンの返済にくわえ、税金、保険、管理費、修繕費などの負担が生じます。金利や物価、収入が変われば、毎月の余裕や手元に残る資金も変わります。
同サービスは、こうした条件を変えて比較することで、購入予算や借入額の検討、家族での資金計画の話し合いに使える内容になっています。
主な機能
諸費用を含む総借入額から試算
物件価格と総借入額を分けて入力でき、購入諸費用を借り入れる場合も試算できます。
購入時の自己資金と借入返済を区別しており、借り入れた諸費用を購入時の支出と二重に計上しない設計です。
金利と家計の変化を自分で設定
固定金利と変動金利、元利均等と元金均等の返済方式に対応しています。金利の変更年、物価上昇率、本人や配偶者などの収入の増減も設定できます。
生活費や教育費とあわせて、家計の変化を確認できます。
維持費とメンテナンス費を計画に反映
税金・保険料のほか、管理費、修繕積立金、駐車場代などを入力できます。
設備交換や外壁・屋根のメンテナンスなどは、実施する年と費用を設定して追加できます。まとまった支出に備える検討に使えるとのことです。
年次・月次の内訳をグラフと印刷で確認
返済額、元金、利息、ローン残高、家計収支、金融資金の推移が表示されます。
10年・20年・30年の比較、年次・月次の明細とグラフに対応しています。A4縦の印刷とPDF出力、月次CSV出力にも対応しています。
仲介手数料の軽減と資金計画
同社は「購入時の負担を抑え、将来まで無理のない資金計画をつくる会社」を目指しているとのことです。
対象物件で仲介手数料を軽減できた場合、残せた資金を金利上昇への備え、購入諸費用、インスペクション、性能向上工事、将来修繕などにどう配分するかまで考えるそうです。シミュレーターでは軽減後の諸費用を入力して、手元資金の見通しを確認できます。
なお、仲介手数料無料には対象物件と適用条件があり、物件ごとに確認が必要です。
利用の流れ
最初に、候補物件の価格、諸費用、総借入額、手取り収入、生活費を入力します。次に、金利、物価、収入、修繕時期の条件を変えて比較し、気になる年の明細を確認します。
結果はA4で印刷でき、家族での話し合いや、同社への資金計画相談にも使えます。相談する場合は、お問い合わせフォームで「資金計画の相談をしたい」を選択します。
試算の前提と対象範囲
試算は入力条件に基づく概算です。初期値はサンプルであり、市場予測、融資条件、修繕見積りではありません。借入可能額や将来の家計収支を保証するものでもありません。
「住まい総支出」は、購入時の自己資金と、期間内のローン返済・保有費・個別修繕費の合計です。生活・教育費、ローン残高、完済までのローン総返済額は、それぞれ集計範囲が異なります。
住宅の資産価値、売却手取り、住宅ローン控除、補助金、運用益、繰上返済、ボーナス返済は計算に含まれません。災害リスクや建物・管理の状態は、別途確認が必要です。
変動金利は指定年に返済額を再計算しますが、5年ルール、125%ルール、未払利息の繰越は適用されません。実際の金融機関の商品や契約条件の確認が必要です。
入力した試算条件はページ内で計算され、試算機能から保存や送信は行われません。ページを再読み込みすると初期条件に戻ります。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/08/iphone-news/3125367.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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