廃墟を洗って塗って蘇らせる、歴史ある家を遺すリノベーションシミュレーター『Heritage Flipper』Steamでデモ版を公開



夕暮れの庭に建つ赤レンガの小屋とバラ、屋外ソファ

古びた廃墟をピカピカに洗い上げて、おしゃれな住まいに仕立て直す。そんな癒やし系ゲーム『Heritage Flipper』のデモ版が、Steamで無料公開されました。

開発はFour Arms Games、パブリッシャーはStrong Bow Gamesです。本編はPC(Steam)向けに、早期アクセスとして2026年に発売予定です。

デモ版は現地時間10月8日午前8時(日本時間10月9日午前0時)に公開されました。10月19日から26日にかけて開催されるSteam Next Festにも参加する予定です。

壊さずに遺す、心安らぐリノベーション

『Heritage Flipper』は、忘れ去られた廃墟を買い取り、モダンで居心地のいい空間によみがえらせる住宅リノベーションシミュレーターです。壊して建て直すのではなく、歴史そのものを救い出すというコンセプトが軸になっています。

草原に建つ赤レンガ造りの小さな家と周囲の木の柵

古い壁を隠さず、むしろ主役にするのが本作の流儀です。洗練されたモダン家具を歴史あるレンガの壁に合わせれば、過去と未来がちょうどよく響き合う空間になります。

レンガ壁の部屋を上から見た図。緑のドア、暖炉、オリーブ色の寝具のベッド

舞台は世界各地です。アメリカ、フランス、イギリス、スペイン、オランダ、日本、中国など、さまざまな建築様式の家を巡って直していきます。

洗う、塗る、刈る。手応えのある作業パート

リノベーションの第一歩は、時間が積もらせた汚れを落とすことです。サンドブラスターで黒ずみを吹き飛ばし、高圧洗浄機で中庭にこびりついた泥を流し、草刈り機で伸び放題の雑草を整えます。

芝刈りゲームの一人称視点で、刈り取った芝と草刈り機

きれいになった壁はペイントローラーで塗り替えられ、出たゴミは回収して片付けます。スクリーンショットでは、一人称視点で高圧洗浄の水しぶきを壁に当てる場面や、汚れた壁が白く塗られていく様子が確認できます。

赤い持ち手のローラーで白く塗られていく汚れた壁と木の床

タイマーもプレッシャーもなく、道具の音を聞きながら少しずつ整えていくのが基本の流れです。リアルな光の表現と音作りで、ASMR的な心地よさを狙った作りになっています。

遺物の発掘と、物件売買で広がる世界

作業を進めると、かつての住人が遺した品が見つかることもあります。鍛冶屋の錆びた剣や、遠い時代の古い陶器といったお宝です。

見つけた遺物は、売って次の物件の資金にすることも、家の歴史へのオマージュとして飾ることもできます。どちらを選ぶかはプレイヤー次第です。

ゲームはタブレットで依頼を受け、報酬と資材を手に入れるところから始まります。貯めた資金で廃墟を買い取り、自分好みに仕上げて売却し、より大きな物件へと再投資していく流れです。評判が広がるにつれて、設備や活動範囲も大きくなっていきます。

木製の机にノートPCと椅子がある白い板張りの小屋の室内
Fisherman's Cabin の詳細を表示したHouses画面と世界地図

デモ版で遊べる内容

デモ版の物語は、祖父母の家から始まります。最初の仕事はオランダにある古い家で、ここを直したあとは、その先の展開を自分の手で確かめることになります。

遊べる内容は、高圧洗浄、サンドブラスト、壁の塗装、草刈り、デコレーション、ゴミ集めです。家を買い取ると新しい依頼が開き、別の国での仕事も待っているそうです。

開発チームは感想や意見をSteamのディスカッションやDiscordで募集しています。ウィッシュリストへの追加も呼びかけられており、デモ版の反応は早期アクセスの開発に反映される見込みです。

日本語対応と価格

日本語はUIと字幕に対応しており、音声は非対応です。プレイ形式はシングルプレイヤー専用です。

価格は現時点で発表されていません。『Heritage Flipper』のデモ版は、PC(Steam)向けに無料で配信中です。




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