『YouTube Music』の有料ユーザーが5,000万人を突破。AppleやSpotifyを猛追するGoogleの音楽配信サービス



Googleの音楽配信サービス『YouTube Music』が急成長を遂げています。

Source:Bloomberg,FINANCIAL TIMES,9to5Google
*カテゴリー:テクノロジー technology

Googleの音楽配信サービス『YouTube Music』の有料ユーザーが5,000万人を突破



大手通信社『Bloomberg』によると、現在『YouTube Music』の有料会員数は5,000万人を超えています。Googleは2020年の第3四半期に、『YouTube Premium』及び『Music Premium』の加入者数が3,000万人になったと発表していました。

『FINANCIAL TIMES』によると、Spotifyは第2四半期までに1億6,500万人の有料ユーザーを抱えており、ミディアの推計では第1四半期末時点での加入者数は、Appleが7,800万人、Amazonが6,300万人となっているとのこと。

『YouTube Music Premium』は登録された曲やアルバムを広告無しで視聴できるサービスです。さらに同社の『YouTube Premium』は同サービス内容に加え、動画のオフライン再生、動画のバックグラウンド再生や動画の広告非表示が可能になる機能が付随しています。


テック系メディア『9to5Google』は、『YouTube Music』は2018年半ばの再ローンチから最初の10カ月間は人気が出ていなかったことを指摘。Googleは加入者を集めて維持するためのインフラとチームを構築することで対策し、『YouTube Music』の広告にも多額の費用を投じています。

現在の『YouTube』は音楽配信に加え、動画を視聴する無料ユーザーを、広告なしで利用できる有料ユーザーに変えることで成功しています。全体的な加入者の増加により、Googleは有料音楽ストリーミング市場における大きな存在へと成長しつつあるようです。

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