『Pixel 6』がGoogle製チップ搭載で獲得した「iPhoneを凌駕する機能」とは?



Googleから新スマホ『Pixel 6』シリーズが発表されました。『Pixel 6』シリーズはGoogle初の独自プロセッサ“Tensor“を搭載したことが注目されています。



 * Category:テクノロジー technology
 * Source:Google

『Pixel 6』に搭載されたGoogle初の独自チップ“Tensor”の威力


Tensorによって『Pixel 6』シリーズで実現された新機能は数多くあります。今回はその中でも特筆すべきものを4つピックアップしました。

強力な「アシスタント音声入力」機能


これまでのAndroid端末やiPhoneでも音声入力機能は使えましたが、今回の『Pixel 6』に搭載された音声入力機能「アシスタントの音声入力」は独自プロセッサ“Tensor“により、別格と言っていいほど強力となったようです。


Googleは、この音声入力機能により従来の3倍の速度での文字入力が可能になるとアピールしています。さらに「送る」「キャンセル」などのコマンドを音声で発することにより、完全にハンズフリーでの操作も可能になります。また、ボイスレコーダーからの文字起こしが日本語でも可能になるそうです。

「ライブ翻訳」機能とアプリ内でも可能なメッセージ翻訳

Googleの発表イベントでは『Pixel 6』の「ライブ翻訳」機能を使い、正確な翻訳によってコミュニケーションを行う様子が宣伝されました。


また、アプリ内でもメッセージを翻訳することも可能になりました。これも従来のAndroid端末やiPhoneにはなかった機能です。これはGoogleのアプリだけでなく、サードパーティ製アプリでも有効とのこと。多言語でコミュニケーションを行うユーザーにとっては待望の機能となりそうです。

カメラ新機能「消しゴムマジック」


カメラの新機能「消しゴムマジック」は、写真の背景などに写り込んだ物体や人を、選択して消せる機能です。



この機能を使うと、消したモノがもともとそこになかったかのような写真が完成します。これも独自プロセッサ“Tensor”のAIの進化の1つです。

カメラ新機能「モーションモード」


個人的にも目玉機能として注目しているのがこの「モーションモード」。この機能を使うと、流し撮りをしたようなダイナミックな動きのある写真を簡単に撮影できます。



動いている被写体と背景をTensorが分析し、背景が流れつつ、被写体にはブレのない画像を自動で作成しています。使い方次第で、誰でも簡単に“エモい”写真が量産できそうです。


また、動いている被写体の顔がぶれない「フェイスアンブラー」もアピールされています。カメラはハードウェア面でもiPhoneを超えていたため、かなり期待できるものとなりそうです。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA