『iPhone 13』シリーズが深刻な品薄に陥っています。新しいレポートによると、この供給不足はさらに2022年まで続く見込みですが、解決のめども立っているようです。
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半導体不足がiPhone 13にも影響
Appleのティム・クックCEOは先日、部品の不足により予想以上に大きな影響を受けていると発言しました。また、『iPhone 13』の供給不足は、iPadやMacに影響にも影響を与えるとしています。
これは、現在世界的な問題となっている半導体不足が原因とのこと。テック系メディア『9to5Mac』は、パンデミック、自動車分野でのチップ需要の増加、そして新しいチップ製造体制が整うまでの準備期間を半導体不足の原因として挙げています。
しかしAppleはこれまで、他の企業よりもチップ不足に陥ることはありませんでした。これはAppleがサプライヤーにとって重要な顧客であり、自社チップを優先的に供給するよう交渉することができたためです。
ただし、スマートフォンは一つの半導体(AppleでいえばA15 Bionicなど)のみで動くわけではありません。例えば、ディスプレイには“ディスプレイドライバー”のような重要な業界標準のチップが必要になります。Appleが影響を受けているのはこのような「レガシーノード」と同社が呼んでいるものです。
台湾メディア『DigiTimes』のサプライチェーン経由の報告によると、『iPhone 13』の供給が需要に追いつくのは2022年の2月頃になる見込みです。サプライヤーは需要と供給のバランスが整えるため、2月まで生産を強化する予定とのこと。
なお、現時点では日本のAppleストアで『iPhone 13 Pro』一部モデルに2〜3週間の遅れが発生していることが確認できます。『iPhone 13』に関しては、ほとんどのモデルで7〜10日の到着の遅れが発生しているようです。
- Original:https://www.appbank.net/2021/11/09/technology/2150467.php
- Source:AppBank
- Author:岩佐
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