ゲームで遊んでお金が稼げるという噂のNFTゲーム。しかし、いざ初めてみようと思っても、そもそもNFTって何?どうすればいいの?となる。NFTを調べてみるとブロックチェーン、イーサリアム、GameFiなど聞いたこともないワードがいっぱい出てくる。本稿ではゲームが好きでNFTゲームに手を出したいけど、どうやって始めればいいのか、何をすればいいのかわからない!という方向けに用語も含めてNFTゲームをゲーマーにわかりやすく解説していく。新情報も続々出てくるので、知っておきたいニュースも紹介していくので参考にしてほしい。
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■目次 1.NFTゲームとは?そもそもNFTって? └NFTゲームの特徴・できること └ブロックチェーンゲームってのはなに! └GameFi(ゲームファイ)ってのもあるよね? 2.仮想通貨取引所の口座を開設しよう └イーサリアムとは? └おすすめ仮想通貨取引所比較 └Coincheck(コインチェック) └DMM Bitcoin └bitFlyer(ビットフライヤー) └bitbank(ビットバンク) 3.仮想通貨ウォレットがあると便利・安心 └迷ったらMetaMask(メタマスク)一択! └MetaMaskPCブラウザ版の導入方法 4.プレイするNFTゲームを選ぶ! └初心者向けおすすめNFTゲームまとめ 5.NFTゲームで稼ぐためのコツは? 6.超初心者向け関連ワードまとめ
昨今話題になっているNFTゲームだが、とにかく関連用語が多く、知らない単語の説明に知らない単語が出てくることも多い。
筆者も含め、一般ゲーマーには「なるほどわからん」状態になることが多いように思うので、本記事では、ゲーマー目線のできる限りかみ砕いた解説をしていく。
関連ワードの紹介もあわせて行っていくので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
NFTゲームとは?そもそもNFTって?
NFTは、「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、簡単に言うとイラストや写真、アニメやゲームといったデジタルデータに”偽造できない唯一無二の証”を付ける仕組みのことである。
簡単にコピー可能なデジタルデータを”NFT化”することで、「世界にいくつかしかない」「あのアーティスト作」といった「希少なもの」の価値を証明することにつながっている。
デジタル作品を生み出すアーティストが恩恵を得ていたものが、NFTゲームの登場で、ゲーム分野にも活用され始めている。
NFTゲームの特徴・できること
端的に言いづらいのだが、NFTゲームとは、「希少価値の高いゲームデータを仮想通貨で取引して稼げるゲーム」と思っておけば、そうズレはないはずだ。
NFTゲームが「ゲームで稼げる」理由は、以下の特徴があるおかげである。
- ゲームのアイテムやキャラクターがNFT化されている
- アイテムなどの売買に仮想通貨が使える(≒稼げる可能性がある)
- アイテムなどはゲームの枠を超えてトレード・売買できる
ゲーマーに伝わりやすい表現をするなら、
- MMORPGで自分の銘が入った武器を制作して売る
- デジタルカードゲームの数量限定の希少なカードを売る
- サンドボックスゲームでオリジナルキャラクターを作って売る
などが実現できるということ。「なぜそういうことができるのか」をもう少し深く説明していこう。
1.ゲーム内のアイテムやキャラクターがNFT化されている
NFT化は、リアルでいうと限定グッズに鑑定書やシリアル番号が振られるようなもの。
たとえばカードゲームなら、「世界に10枚しかないレアカード」は本当に10枚しかなく、データを改ざんやコピーして、それ以上流通数を増やすことはできない。
この仕組みのおかげでゲームのデータに希少性、付加価値をもたせやすく、「自作の唯一無二のオリジナルキャラ・アイテムを作る」といったことも実現できる。NFT化による最大の恩恵といえるだろう。
2. アイテムなどの売買に仮想通貨が使える(≒つまり稼げる)
NFT化されたアイテムやキャラクターは、MMORPGのゲーム内取引所のように、自分で値段を設定し、ユーザー同士で自由に売買することが可能だ。
こうした売買には仮想通貨が用いられており、ゲーム内で入手したものを売って仮想通貨を得ることができる。
つまり、ゲームをプレイしつつうまく仮想通貨を貯め、折を見て日本円に換金すれば、「ゲームで稼げる」ことにつながるというわけだ。
3. アイテムなどはゲームの枠を超えてトレードしたり売買できる
NFT化されたアイテムなどの売買は、ゲーム内の取引所だけでなく、ゲーム外のNFTマーケットでも行える。
NFTマーケットは、いわばフリマサイトのNFTデータ版。出品されたアイテムを仮想通貨や日本円で購入することができる。
これはデータをユーザーの物として手元に保持できる、NFT化の恩恵による。たとえゲームが終了してもデータは失われず、別のゲームで利用するといったことが可能となる。
自由に売買できる仕組みが確立されているおかげで、ゲームデータを資産として扱えるところが魅力の1つと言えるだろう。
(ただし、終了したゲームの使えもしないデータにどれだけの価値があるかは疑問。ゲーム間でコンバートできる仕組みの充実に期待したい)
ブロックチェーンゲームってのはなに!
ブロックチェーン技術が活用されたゲームのこと。NFTゲームもこれに含まれるため、ブロックチェーンゲーム≒NFTゲームといっていいだろう。
ブロックチェーンとは、データのやり取りをするネットワークの中で、多数の参加者に同一のデータを分散保持させるテクノロジー。
簡単にいうとすべての取引履歴が書かれた帳簿をユーザー全員で管理するようなもの。だれか一人が不正なデータを書き込もうとしても、周りが間違いを正し、改ざんすることができなくなっている。
この仕組みはNFTや仮想通貨で用いられており、以下のようにデジタル資産の価値を保つことを可能にしている。
- データ改ざんや動作が不安定な利用者がいても、正しく取引が行える
- 「だれが何を持っているか」「過去だれが持っていたか」が追える
- ゲームや取引所自体が消失しても、データや仮想通貨を別に保存しておける
- データや仮想通貨を他のゲームや取引所に引き継ぐことも可能
このように、NFTゲームに欠かせない要素の根幹にはブロックチェーン技術があり、「ブロックチェーンゲーム」とも呼称される理由となっている。
GameFi(ゲームファイ)ってのもあるよね?
GameFiとは、ゲームと金融(Finance)が合わさってできた造語で、ゲームで遊ぶことで金銭報酬が得られる仕組みを指す。
その中でも、ゲームをプレイして仮想通貨やNFTのようなトークン、金銭などを獲得できるものはPlay to Earn(P2Eと略される)と呼ばれ、ブロックチェーンゲームやNFTゲームはこれに分類される。
つまり、GameFiもブロックチェーンゲームやNFTゲームと同義と捉えてしまっていいだろう。
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仮想通貨取引所の口座を開設しよう
ここからは、実際にNFTゲームを始めるために必要なステップを紹介していく。
多くのNFTゲームは基本プレイ無料で遊ぶことができるが、価値の高いデータの売買には仮想通貨が必要となる。つまり、ゲームをやりこんでお金を稼ぎたい場合、仮想通貨は必須だ。
そのため、まずは仮想通貨取引所の口座を開設して、仮想通貨を売買できるようにしていこう。
イーサリアムとは
NFTゲームではイーサリアム(厳密にはETH)という仮想通貨(※)が利用される場合がほとんど。
イーサリアムだけで1記事書けるほど一般人には理解しにくい内容なので、要点や特徴をできる限り簡単に説明していこう。
※ETHの場合もあるが、イーサリアム上で作られたゲーム独自の仮想通貨のことも多い。この方が資金集めがしやすい
イーサリアムはプラットフォームの名前!通貨はETH
イーサリアム≒仮想通貨と日本では捉えられることも多いが、イーサリアム自体は、プログラムを実行するためのプラットフォームを指している。
簡単にいえば、PCで言うWindowsのような、様々なアプリやプログラムを実行することできるネットワークのようなもの。このイーサリアム上で使える仮想通貨がETH(イーサ)となる。
イーサリアムにはスマートコントラクトという機能がある!
イーサリアムには、「スマートコントラクト」という、取引(契約)を自動で実行し、ブロックチェーンに履歴を記録できる仕組みが備わっている。
これのおかげで、リアルでいう銀行のような、中央管理者なしで複雑な取引や契約を行うことができ、「管理者に権限が集中しない」「コストが少なくなる」といったメリットが生まれている。
イーサリアムでは分散管理ができる多彩なアプリ・サービスを構築できる
イーサリアム上では、NFTをはじめ、金融システム、独自の仮想通貨など、ブロックチェーン技術を活用した様々なアプリやサービスを作り、動かすことができる。
仮想通貨としての機能や前述のスマートコントラクト機能も相まって、新たなビジネスを生み出しやすく、その最たるものの1つがNFTゲームといえる。イーサリアムが大きく注目を集めている理由だ。
おすすめ仮想通貨取引所は?
仮想通貨取引所は世の中に30近くあるため、初心者観点で扱いやすい、おすすめのものに絞って紹介していく。
NFTゲームでメインで扱われる仮想通貨はイーサリアム(ETH)。超人気仮想通貨なので、そもそも取り扱っているかは割愛して、
- 取引時や送金時の手数料は安いか
- セキュリティがしっかりしているか
- 説明やツールがわかりやすいか
といったところに注目したい。簡単に特徴を紹介していくので、参考にしてみてほしい。
イーサリアム主要取引所比較
取引所 | Coincheck | DMM Bitcoin | bitFlyer | bitbank |
形式 | 取引所・販売所 | 販売所 | 取引所・販売所 | 取引所・販売所 |
最低取引額 | 500円 | 0.001ETH | 0.00000001ETH | 0.00000001ETH |
スプレッド※1 | 狭い | 狭い | 普通 | 極狭 |
取引所手数料 | 無料 | – | 0.01%~0.15% | Maker:-0.02% Taker : 0.12% |
送金手数料 | 0.005ETH | 無料 | 0.005ETH | 0.005ETH |
入金手数料 | 無料(※2) | 無料 | 330円 | 無料 |
出金手数料 | 407円 | 無料 | 220~770円 | 550円/ 770円(3万円以上) |
※1スプレッドは取引する通貨、タイミングによって日々変動する。一概には言えない面がある点は予めご了承いただきたい
※2 銀行振込:無料、コンビニ入金・クイック入金:770円
Coincheck(コインチェック)
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・暗号資産取引アプリDL数400万は国内No.1! |
・仮想通貨の取扱数17種は国内最大級!ここしかないものも |
・取引画面がシンプルでカスタマイズ可能!初心者から上級者まで使いやすい |
・取引所の手数料が無料! |
取引所・販売所 | 取引所 | 販売所 | 送金 | 入金 | 出金 |
手数料 | 無料 | スプレッド:狭い | 0.005ETH | 銀行振込:無料 コンビニ入金:770円~ |
407円 |
最低取引額 | 500円~ | 500円 | |||
レバレッジ取引 | なし | ||||
セキュリティ | 一定額を上回る分をコールドウォレットで管理 |
DMM Bitcoin
・レバレッジ取引ができるアルトコインの種類は国内最多! |
・口座開設やツールが分かりやすいので初心者におすすめ |
・サポートが年中無休!いつでもお問い合わせフォームやLINEで対応してくれる |
・送金、入金、出金の手数料がすべて無料! |
販売所形式 | 取引所 | 販売所 | 送金 | 入金 | 出金 |
手数料 | – | スプレッド:狭い | 無料 | 無料 | 無料 |
最低取引額 | – | 0.001ETH | |||
レバレッジ取引 | 2倍(日を跨いだ場合に建玉金額の0.04%の手数料が必要) | ||||
セキュリティ | 95%以上をコールドウォレットに保管 |
bitFlyer(ビットフライヤー)
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・老舗取引所ながら、過去ハッキングされたことがない安全性の高さ |
・大手企業やメガバンクが出資!信頼性も高い |
・取引画面がシンプルで直感的!初心者でも使いやすい |
・利用者の仮想通貨をほぼオフラインで管理!セキュリティが強固 |
取引所・販売所 | 取引所 | 販売所 | 送金 | 入金 | 送金 |
手数料 | 0.01%~0.15% | スプレッド:普通 | 0.005ETH | 330円 | 3万円未満:220~550円
3万円以上:440~770円 |
最低取引額 | 0.01ETH | 0.00000001ETH | |||
レバレッジ取引 | 2倍(日を跨いだ場合に建玉金額の0.04%の手数料が必要) | ||||
セキュリティ | 約100%をコールドウォレットに保管 |
bitbank
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・仮想通貨の取引量が国内No.1!価格が安定しやすくスプレッドが狭い! |
・取引所形式で指値注文をすれば、逆に手数料をもらえる! |
・セキュリティ評価が国内No.1! |
・ETHの最低取引額が低い!1円からでも取引できる |
取引所・販売所 | 取引所 | 販売所 | 送金 | 入金 | 出金 |
手数料 | Maker:-0.02% Taker : 0.12% |
スプレッド:極狭 | 0.005ETH | 無料 | 550円 770円(3万円以上) |
最低取引額 | 0.0001ETH | 0.00000001ETH | |||
レバレッジ取引 | なし | ||||
セキュリティ | すべてコールドウォレットで管理 |
GMOコイン
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・取扱っている仮想通貨の種類が国内最多! |
・オリコン顧客満足度2年連続 No.1 |
・超少額から取引を開始できる |
・すべての仮想通貨をオフラインで管理!ハッキングリスクが低い |
取引所・販売所 | 取引所 | 販売所 | 送金 | 入金 | 出金 |
手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
スプレッド:極狭 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低取引額 | 0.0001 ETH | 0.0001ETH | |||
レバレッジ取引 | 2倍(日を跨いだ場合に建玉金額の0.04%の手数料が必要) | ||||
セキュリティ | 80%以上をコールドウォレットに保管 |
仮想通貨ウォレットがあると便利・安心
所持している仮想通貨を利用するには、銀行口座でいう口座番号「アドレス」と暗証番号「秘密鍵」が必要になる。
初期段階では、購入した仮想通貨の「秘密鍵」は、取引した仮想通取引所が管理している状態だが、仮想通貨ウォレットを利用することで、自身で管理することもできる。
仮想通貨は、ネット上で取引や管理する特性上、サイバー犯罪のターゲットになりやすいというリスクがある。取引所がハッキングを受け、仮想通貨が流出したり、運営会社が倒産したりする事例も少なくないのだ。
自分で管理することで、そういった取引所任せのリスクを回避することができるほか、様々なゲームとの連携がスムーズになる。このあたりが仮想通貨ウォレットを利用するメリットだ。
仮想通貨ウォレットの種類
仮想通貨には大きく分けて、ネット接続する「ホットウォレット」とネット接続しない「コールドウォレット」がある。
本稿の主題ではないので割愛するが、ウォレットの中にもいろいろ種類があり、端的にいえば保管場所が「ネット上」「スマホ上」「PC上」「外部ストレージ」「紙」かの違いがある。
前者ほど、ネットにつなげやすく手軽な一方で、ハッキングなどのリスクが高い。セキュリティリスクと手軽さのバランスで自分に合ったものを選んでみよう。
ちなみに、本記事で紹介した仮想通貨取引所をはじめとして、ユーザーの仮想通貨をネットと切り離されたコールドウォレットで管理しているところもある。
「自身で仮想通貨ウォレットを持ちたくはないが、セキュリティは気になる」という人は、ウォレットをどこで管理しているか、にも注目してみよう。
迷ったらMetaMask(メタマスク)一択!
MetaMaskは、イーサリアムに対応した仮想通貨ウォレット。
ブラウザ上で利用できる手軽さで世界一利用されており、多くのNFTゲームと連携にもしている。「MetaMask連携」はNFTゲームを始める上でのデフォルト設定といっても過言ではない。
それほど設定も難しくなく、利用者が多い分情報も多い。特にこだわりがないのであれば、MetaMaskを選択しておこう。
MetaMaskでできること
- ETHやイーサリアム系仮想通貨の送金や受取りができる
- PCブラウザ版とスマホアプリ版両方で管理できる
- NFTデータの保管もできる
- 複数のウォレットを作成し、用途に応じて切り替えられる
- 連携するNFTゲームが非常に多い
MetaMaskPCブラウザ版の導入方法
MetaMaskの導入方法も簡単にご紹介していく。PCブラウザ版とスマホ版があるが、スマホ版には後々同期できるので、PCブラウザ版から導入するのがおすすめだ。
なお、対応の関係で、ブラウザはGoogleChrome、Firefox、Edgeのいずれかを利用しておこう。Chromeでの導入手順を記載するので、参考にしてみてほしい。
- MetaMask公式サイトから「Download Now」→「Install MetaMask」を選択
- 「Chromeに追加」を選択→拡張機能としてMetaMaskが追加される
- 「MetaMaskにようこそ」で「開始」を選択
- 画面右の「ウォレットの作成」を選択→「品質向上へのご協力」で「同意します」を選択
- 「パスワードの作成」でパスワードを設定→「ウォレットの保護」で「次」を選択
- 「シークレットリカバリーフレーズ」でカギマークをクリック→フレーズを順番通りに選択
プレイするNFTゲームを選ぶ!
仮想通貨ウォレットを用意したら、準備完了。実際に遊ぶNFTゲームを選んでいこう。本記事では、仮想通貨初心者でもわかりやすいゲームを紹介していく。
NFTゲームは、仮想通貨による取引が中核にあるせいか、ゲームシステムが従来のゲームと一線を画す。基本プレイ無料なものが多いので、まずは一度プレイして、自分に合うか確認してみるといいだろう。
大事な資産のやり取りを行うこともあるので、英語に自信がない方は日本語対応のNFTゲームを選ぶと安心だ。
初心者向けおすすめNFTゲームまとめ
・THE SANDBOX(ザ・サンドボックス) ・My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ) ・エグリプト(EGGRYPTO) ・Crypto Spells(クリプト・スペルズ) ・ブレイブフロンティアヒーローズ
THE SANDBOX(ザ・サンドボックス)
THE SANDBOXは、メタバース空間で建物やゲームを作って遊ぶ、マイクラ系NFTゲーム。様々なアトラクションが楽しめるメタバース遊園地と考えれば伝わりやすいかもしれない。
メタバース空間はLANDという単位で区画分けされ、購入したり、賃貸したりすることができる。各LANDでは、所有者が思い思いの街並みを作り上げている。
最大の特徴は、このLANDを構成する建物やキャラクターをすべてユーザーが自由に作成することでき、これがNFTとして売買されていること。この点が”稼ぎ要素”となっている。
ブロック遊びの延長なので、必ずしもクリエイターのみが良い創作物を生み出すとは限らない。自分で作ったオリジナルのアバターや乗り物を、世界中のユーザーに売り買いして仮想通貨を稼いでみよう。
ジャンル | サンドボックスゲーム | プラットフォーム | PC |
日本語 | 一部対応 | 基本プレイ | 無料 |
ネットワーク | イーサリアム | 仮想通貨 (トークン) |
SAND |
稼ぎ方 | ・ゲーム内でキャラや建物を創作し、マーケットで売る ・LANDを購入(50万円ほど)し、他のユーザーに貸し出して報酬を得る ・自分のLANDでゲームやジオラマを公開して利用料を得る |
||
備考 | 日本語化は最低限のみ。日本在住のユーザーはパス報酬を一部受け取れないなど、まだまだ対応状況は不十分なところが多い |
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・メタバース空間「LAND」で遊ぶマイクラ系サンドボックスゲーム |
・キャラや建物を自由に創作できる!3Dゲームを構築する環境もあり |
・創作したキャラやアイテムは売買できる!ショップを立ち上げることも |
・有名企業がLAND上でイベントやショップを設置!今後の拡張性に期待 |
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)
My Crypto Heroesは、NFT化された歴史上のヒーローを編成して戦うブラウザRPGで、日本初の「ブロックチェーンゲーム」だ。
ゲームはノードというダンジョンで敵を倒しつつ、ヒーローの育成や装備の入手を行いながら自分のチームを強化していく。最終的にはPvPやGvGで最強を目指していくようなゲームだ。
特徴的なのは、ダンジョンで入手できるものに、NFT化された希少なレアドロップ品が存在しているところ。これを取引所で売ってゲーム内通貨を稼ぐこともできる。
ドロップ品に一喜一憂しつつ、徐々にヒーローを強化し、対人戦で勝利を目指す。RPGの醍醐味が詰まった作品といえるだろう。
ジャンル | RPG | プラットフォーム | ブラウザ(PC/スマホ) |
日本語 | 対応 | 基本プレイ | 無料 |
ネットワーク | イーサリアム | 仮想通貨 (トークン) |
GUM |
稼ぎ方 | ・ダンジョンでレアアイテム(エクステンション)を入手してマーケットで売る ・プレイヤー対戦や大会で勝利し報酬を得る ・数量限定のオリジナルヒーローを購入・入手し、折を見てより高値で売る |
||
備考 | GUM購入にはETH or クレジットカード決済が必要 |
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・装備品を集め、ヒーローを強化し、最強を目指す!これぞRPGといった作品 |
・ダンジョンでは、レアな装備品がドロップすることも! |
・育成したヒーローや装備は資産として売却も可能! |
・国に所属して仲間と戦う一体感も楽しい作品 |
エグリプト(EGGRYPTO)
タマゴからふ化したモンスターを編成して世界を救っていくスマホRPG。
一見すると普通のスマホゲームなのだが、時間経過で定期的に出現する金のタマゴからは、低確率で数量限定の超レアモンスターが出現し、これがNFTデータとして仮想通貨で売買することができる。
他のNFTゲームのような複雑な用語や資産運用といった話は出てこないため、初心者向けで紹介している本記事のNFTゲームの中でも群を抜いてハードルが低いといえる作品だ。
スマホで手軽に始められ、放置気味にゲームをプレイできる。レアモンスターが入手できるかは運だが、一攫千金を狙って、まずは一度初めてみてはいかがだろうか。
ジャンル | RPG | プラットフォーム | Android/iOS |
日本語 | 対応 | 基本プレイ | 無料 |
ネットワーク | イーサリアム | 仮想通貨 (トークン) |
ETH |
稼ぎ方 | ・金のタマゴから生まれる超レアモンスターを入手し、NFTマーケットでETHで売る ・NFTマーケットでレアモンスターを購入し、折を見てより高値で売る |
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備考 | エグリプトが対応しているNFTマーケットは、OpenSeaとmiime ※マーケットをメタマスクと連携することで、エグリプトのデータをやり取りできるようになる |
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・ふ化したモンスターを編成して戦うスマホRPG |
・金のタマゴから生まれる「レアモン」はNFTマーケットで売買できる! |
・NFTゲームでは希少なスマホゲームアプリ |
・NFTゲームの中では群を抜いてわかりやすく始めやすい! |
エグリプト Kyuzan Inc. iOS:無料 Android:無料 |
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Crypto Spells(クリプト・スペルズ)
Crypto Spells(クリプト・スペルズ)は、スマホやPCのブラウザ上で遊べるデジタルトレーディングカードゲーム。2019年に日本でリリースされ、NFTゲームとしては日本最大級の規模となっている。
レアカードがNFT化され、数量が限られているので、これをゲーム内通貨で売買しながら、貴重なカードを入手していく。
本作のカードはNFTマーケットで仮想通貨や日本円で売却することができるので、「いかにレアなカードを入手するか」が稼ぐことにつながっている。
ジャンル | デジタルTCG | プラットフォーム | ブラウザ(PC/スマホ) |
日本語 | 対応 | 基本プレイ | 無料 |
ネットワーク | イーサリアム | 仮想通貨 (トークン) |
SPLASH(SPL) |
稼ぎ方 | SPLを貯めてレアカードを入手 → NFTマーケットで仮想通貨 or 日本円で売却 | ||
備考 | SPL購入にはETH or クレジットカード決済が必要 |
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・ブラウザ上で遊べるシャドバ系デジタルカードゲーム |
・ゲーム内カードを直接日本円で売却できるNFTマーケットがある |
・カードのパラメータ調整などをユーザー全員で決定できる |
・ゲームの始め方の解説がものすごくわかりやすい! |
ブレイブフロンティアヒーローズ
スマホゲームとして人気を博した『ブレイブフロンティア』と『My Crypto Heroes』の融合タイトル。
『マイクリ』のゲームシステムをそのままに、『ブレフロ』のユニットやドットアニメ、バトルを楽しむことができる。もちろん、NFTゲームとしてユニットや装備の売買も可能だ。
ブレフロユーザーを意識してか、システムなどの説明がマイクリよりもわかりやすい印象。魅力的なドットキャラ、オートながら戦略性もあるバトルシステムは踏襲されているので、NFTゲームの入門タイトルとしておすすめだ。
ジャンル | RPG | プラットフォーム | ブラウザ(PC/スマホ) |
日本語 | 対応 | 基本プレイ | 無料 |
ネットワーク | イーサリアム | 仮想通貨 (トークン) |
ゼル |
稼ぎ方 | ・ダンジョンでレアアイテム(スフィア)を入手してマーケットで売る ・プレイヤー対戦や大会で勝利し報酬を得る ・数量限定のオリジナルユニットを購入・入手し、折を見てより高値で売る |
||
備考 | ゼル購入にはETH or クレジットカード決済が必要 |
✅ サクッと分かる特徴・おすすめポイント
・マイクリ×ブレフロ融合ブラウザRPG |
・ブレフロのユニット、ドットアニメ、バトルが楽しめる! |
・UI、UXが本家マイクリよりもわかりやすい! |
・ブレフロシリーズで唯一稼働しているタイトル |
NFTゲームで稼ぐためのコツは?
ゲームジャンルや稼ぎ方が違うので一概には言い難いが、NFTゲームで稼ぐために必要なのは、「ゲームのやり込み」と「先行投資」の2点だ。
やり込みが必要
NFTゲームで稼ぐということは、レアで需要が高いものを「自身で入手・作成して売る」「マーケットで購入して後でより高く売る」のどちらかになる。
そのため、ゲームで稼ぐには
- レアなものを調達できるチャンスが多い
(高難度ダンジョンに潜れる、自身で作れる、報酬を得られる、購入できるほど資産がある…etc) - ユーザーの需要が高いものがわかる
- 需要の高いアイテムの相場を理解できる
を満たす必要がある。これには、毎日コツコツゲームをやり込むことが欠かせないと言っていいだろう。
好きなゲームなら、自然と身につくものでもあるので、逆に言うとやり込めないゲームは選ぶべきではない。自分に合ったジャンルのNFTゲームを選択していこう。
ある程度の先行投資が必要
多くのNFTゲームは、購入することで毎日なにかしらの報酬がもらえたり、経験値アップなどの特典がもらえたりするサブスク商材が用意されている。
ゲームプレイの効率を上げたり、早々に強いユニットを得られたりするため、本気でゲームをやり込むのであれば、欠かせない要素といえる。
一定課金していないとデイリー報酬などがもらえないようなゲームもあるため、最初の段階である程度の先行投資をすることが、最終的な目標である「ゲームで稼ぐこと」につながりやすいはずだ。
NFTゲームのリスクも知っておこう
稼ぐコツではないが、仮想通貨を利用する上でのリスクがあることは把握しておきたい。
たとえば、仮想通貨はものすごく価格が変動しやすい。イーサリアム(ETH)だと、2021年10月に最高値の4,402ドルを付けたが、2022年6月現在は1,828ドルとなっている。
1年経たずに、日本円にして30万円ほど価格が変わっているのである。ゲームで仮想通貨を稼いで最終的に日本円にするなら、売り時もきちんと見極める必要はあるだろう。
資産運用という側面でいえば、ゲーム内だけではなく、ゲーム外、特に仮想通貨の値動きに関わるようなトピックにはアンテナを張っておきたいところだ。
仮想通貨の価値が上がるトピック
- 仮想通貨自体のアップデートの実施(機能性の向上)
- ICO(資金調達プロジェクト)の活性化
- 大企業の参画、提携
- ブロックチェーンを利用した革新的サービスの登場、流行 など
仮想通貨の価値が下がるトピック
- 仮想通貨規制の強化
- 仮想通貨の信頼性が低下する事件(ハッキングによる情報流出、取引所倒産など)
- 世界的な経済危機(コロナショックなど)による提携企業撤退 など
ウイルスやハッキングに注意
仮想通貨はネット上で管理するという点で、サイバー犯罪の被害に遭いやすい。取引所がハッキングされ、仮想通貨XEMが580億円分の流出した事件は記憶に新しい。
コールドウォレットで管理している取引所、万全を期すなら、自前の仮想通貨ウォレットに資産を移した方が安全だ。
当然、自身で管理する場合もウイルスやハッキングのリスクは付きまとう。セキュリティ面はきちんとしておこう。
超初心者向け関連ワード解説
・Play to Earn(P2E) ・アルトコイン ・スマートコントラクト ・トークン ・ガス(Gas)/ガス代 ・レバレッジ取引 ・「取引所」「販売所」の違い ・スプレッド ・Dapps
Play to Earn(P2E)とは
Play to Earn(P2E)はプレイしてお金を稼ぐということ。
ブロックチェーン技術により、仮想通貨をゲームに組み込めるようになり、ゲームをプレイしてお金を稼ぐという仕組み・文化が生まれた。
アルトコインとは
Alternative Coin(代替のコイン)の略で、ビットコイン以外の仮想通貨の総称。
世界初の仮想通貨であるビットコインを基にしたものが多いので、こういう分け方をされていると推察される。ETHもこれに含まれる。
スマートコントラクトとは
もともとは、あらかじめ決められた設定によって自動的に契約や取引が実行されるシステムのこと。
たとえば自動販売機もスマートコントラクト。ユーザーが商品ごとに決められた額のお金を入れることで、自動的に売買契約が成立する。
イーサリアムの特徴の説明で必ず出てくる単語で、その場合は「仲介者を必要とせず、取引(契約)を自動実行し、ブロックチェーンに履歴を記録できる仕組み」のことを指している。
トークンとは
いろいろ意味は広いが、一般的にはNFTや仮想通貨といった、デジタル上で保持できる暗号資産のことを指す。
特にNFTゲームで出てくるトークンは、「イーサリアムの仕組みを間借りして企業や個人が発行できるゲーム独自の仮想通貨」を指すことが多い。
世にある様々なサービスのポイントのようなものを想像するとわかりやすいかもしれない。
ETHがあるのに独自の仮想通貨(トークン)を発行するのは、株式よりも簡単に発行でき、だれでも投資しやすいためである。企業が資金調達の意味合いで活用している。
ガス(Gas)/ガス代
ガス(Gas)代とは、ユーザーがイーサリアムネットワークとやり取りするために必要な手数料のこと。
超少額のETH(イーサ)を支払う必要があるのだが、1ETHが23万円と高額なこともあり、手数料もバカにはならない。
ネットワークが混雑しているときはより高くなることもあり、ユーザーには嫌われてしまっている。
レバレッジ取引
「レバレッジ」の語源である「てこの原理」になぞらえて、「口座に預けている金額(証拠金)以上の金額の取引」を可能にする取引形式。購入時と売却時の差額が利益 or 損失になる。
「レバレッジ2倍」のような使い方をされることが多く、この場合は「口座に預けている額の2倍の額まで取引できる」ことを指している。
持っている額以上の、大きな額の取引ができるところが魅力であり、少額で大きな利益を得ることも狙える。反面、失敗したときは身に合わぬ損失となる場合もある。
仮想通貨は価格変動の大きな商品でもあるため、始めやすい取引方法だが、初心者はきちんと勉強してから手を出そう。
仮想通貨取引所には「取引所」「販売所」がある
仮想通貨取引所には「取引所」と「販売所」という2種類の取引形式がある。両方の取引ができるところも多いが、片方だけのところもあるので、きちんと把握しておきたいところだ。
取引形式 | 取引相手 | メリット | デメリット |
取引所 | ユーザー⇔ユーザー | 販売所に比べて安価に購入できる | 対個人のため、取引相手がいないと売買できない |
販売所 | ユーザー⇔仮想通貨取引所 | 対取引所なので、いつでも取引ができる | スプレッドが高い |
無料のところも多いが、「取引所」や「販売所」では、取引時や送金時などに手数料が発生する場合がある。
仮想通貨取引所によって異なるので、選ぶときには確認しておこう。当然、安い方がよい。
スプレッドとは?
「販売所」形式では「スプレッド」が発生し、これを実質の手数料としている場合が多い。スプレッドは購入時の価格と売却時の価格の差額であり、イーサリアムだと、1万円前後かかるので注意。
スプレッドは値動きに応じて変動し、仮想通貨取引所によっても異なる。「販売所」形式がある仮想通貨取引を選ぶ際は、スプレッドの大きさも選定理由の1つにしておこう。
Dappsとは?
Dapps(ダップス)とは、Decentralized Applicationsの略で、「分散型アプリケーション」と呼ばれるものである。
ブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用し、情報漏洩することなく、ユーザーデータを不当利用させないことを実現している。
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- Original:https://games.app-liv.jp/archives/514386
- Source:Appliv Games
- Author:Appliv Games
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