Google Pixel 7の新チップ「Tensor G2」はApple「A16」に勝てるのか?




発表直前の「Pixel 7」シリーズに搭載される新チップTensor G2について、ベンチマークアプリでの性能計測結果が明らかになっています。


*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Google ,MacRumors ,GSMARENA

Tensor G2搭載「Pixel 7 Pro」のベンチマークスコアが明らかに


Google専門の米メディア「9to5Google」によれば、Pixel 7シリーズに搭載される新チップ「Tensor G2」は、2つのCortex-X1コア、2つのCortex-A76コア、Cortex-A55コアで構成されているとリークされています。一見すると前モデルのTensorと同じようにみえるものの、新プロセッサは4nmプロセスで製造されることが決まっており、クロックが10%向上しているとのこと。

さらに、テック系メディア「GSMARENA」が取り上げたYogesh Brar氏の投稿により、Google Pixel 7 Proのベンチマークが明らかになりました。

Google Pixel 7 Proのベンチマークスコア

GeekBench

  • シングルコア – 1068
  • マルチコア – 3149

Antutu V9 – 801116

これらのスコアは、Snapdragon 888/888+にほぼ近いものです。Tensor G2はまだフラッグシップSoCに遅れをとっているが、ISPとAI性能ではリードすることになるだろう。

Pixel 7シリーズが楽しみですか?(@heyitsyogesh)

この投稿では、GeekbenchとAnTuTuの両方の結果がTwitterで共有されており、第1世代のTensor SoCと比較してスコアに妥当な向上が見られたとされています。とはいえ、単純なチップ性能としては、Appleの最新チップ「A16 Bionic(シングル1879、マルチ4664)」などには遠く及びません。

Brar氏によると、Pixel 7 ProのTensor G2は、Snapdragon 888/888+に匹敵するスコアを出すとのこと。これは、先月リークされたTensor G2のクロック速度が若干向上したことを裏付けるものです。

これまでの噂によると、Tensor G2は、オリジナルのTensorチップを改良してリリースされるとのことです。Tensor G2では、熱性能の向上、モデム接続と安定性の改善、そして全体的なバッテリー耐久性の向上が期待されています。

他にも、このTensor G2では、ISP(画像信号処理)とSoCの機械学習およびAI能力のパフォーマンスが大きく向上すると予想されています。




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