70兆円をかけて砂漠に幅170km、高さ500mの巨大都市「The Line」を建造するサウジアラビアの野望



世界屈指の産油国として君臨し、巨大な富を持つ王族が支配するサウジアラビア。その最新国家プロジェクトが「The Line」と呼ばれる未来都市です。「The Line」は全長170km、高さ500mの線状建物(ビル)で、その中に人々が住み、働き、レクリエーションを楽しめる巨大な都市を建造する計画です。

動画:Saudi Arabia’s Line City Explained


売上40兆円、時価総額「Apple超え」の知られざる世界最強企業

未来都市「The Line」の全貌


2021年、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、「The Line」と呼ばれるSFのような都市の計画を発表しました。これは、26,000平方キロメートルの砂漠に広がる、王国の新たな国家建設メガ開発「NEOM」の一部です。NEOMは自給自足的な開発を目指し、住民は「サウジアラビア人」ではなく「ネオミアン」と呼ばれるようです。

「The Line」は、紅海の北に位置し、カーボンニュートラルなエコシティを目指しているそうです。サウジアラビア政府はここにに900万人分の住宅を建設するとしています。また、ロボットメイド(執事)、人工月、空飛ぶ車などがこの都市では実施に使用される予定とのこと。まさに、SFの世界のような都市を目指しているのです。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA