2023年に登場する見込みの「iPhone 15 Pro」について、テック系メディア「MacRumors」がリーク情報をまとめています。
*Category:
iPhone 15 Proに訪れる5つの進化
「MacRumors」は、現時点でわかっているProモデルの情報として、ポートやボタンなど、5つの変化を挙げています。
【1】A17 Bionicチップの搭載
経済紙「Nikkei Asia」によれば、iPhone 15 Proは、TSMCの第2世代3nmプロセスに基づいて製造されたA17 Bionicチップを搭載し、性能と効率の向上をもたらすとのこと。
ただし、2023年の新しいiPhoneシリーズのうち、最新チップを搭載するのはProモデルのみとのこと。通常モデルに旧チップが搭載されるのは2年連続です。
【2】Thunderbolt 3に対応したUSB-Cポート搭載
著名アナリストのミンチー・クオ氏によると、iPhone 15 Proモデルは、少なくともUSB 3.2またはThunderbolt 3に対応したUSB-Cポートを搭載するとのこと。
(6/7)
I predict that 15 Pro & 15 Pro Max will support at least USB 3.2 or Thunderbolt 3. This spec upgrade means the wired transfer and video output user experience will significantly improve.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) November 17, 2022
これにより、Lightningを搭載した既存モデルと比較して、iPhone 15 Proのデータ転送速度が大幅に速くなるとのこと。ただし、iPhone 15の標準モデルに搭載されるUSB-Cポートは、Lightningと同様にUSB 2.0の速度に制限されたままとなるそうです。
【3】メモリ(RAM)容量の増加
台湾の調査会社TrendForceによると、iPhone 15 Proモデルはメモリ(RAM)が8GBに増加され、標準モデルは現在と同じく6GBのRAMを搭載する可能性が高いとのこと。
メモリが追加されることで、Safariなどでバックグラウンドでより多くのコンテンツをアクティブにしておくことができ、アプリを再び開いたときにコンテンツを再読み込みするのを防ぐことができます。
【4】物理式の電源・ボリュームボタンの廃止
クオ氏によると、iPhone 15 Proモデルは仮想のボリュームボタンと電源ボタンを搭載するとのこと。これは、最新のiPhone SEのホームボタンや新しいMacBookのトラックパッドと同様の仕組みになるそうです。
(3/4)
The buttonless design & switch to USB-C are two of the major updates for iPhone 15.Vibrator suppliers Luxshare ICT & AAC are undoubtedly the main buttonless design winners. Taptic Engine shipments will grow by 80-100% YoY in 2023, thanks to the buttonless design.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) October 28, 2022
同アナリストは、物理的には動かず、ボタンを押す触覚フィードバックを返す2つのTaptic Engineが追加搭載されると予測しています。
【5】ペリスコープ望遠レンズの搭載
クオ氏によると、iPhone 15 Pro Maxにはペリスコープ望遠レンズが搭載されるとのこと。これにより、iPhone 14 Proモデルの3倍と比較して、少なくとも10倍の光学ズームを持つデバイスになる可能性があります。
差別化が進むため、Pro Maxモデルの名称が変更される可能性もあるそうです。経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、iPhone 15 Pro MaxはiPhone 15 Ultraと改名される可能性があると述べています。
もちろん、発売まではあと何か月もあるため、今後さらに追加の機能がリークされる可能性もあります。例年通りであれば、iPhone 15シリーズは2023年9月頃に発表される見込みです。
- Original:https://www.appbank.net/2022/11/21/technology/apple-leaks-rumors/2336211.php
- Source:AppBank
- Author:テクノロジー記事班
Be the first to comment