苦手な人が多い? 実はカワイイところもあるんです! そんな魅力たっぷりのカエルを全力で紹介します!



両生類、爬虫類というと、苦手な人もたくさんいると思いますが、中でも苦手な人が多いといわれているのがカエルです。実は私も自分が実際に飼育するまではあまり好きではなかったのですが、飼ってみるとそのかわいさにメロメロに。知る前と後での感じ方の振り幅が最も大きい生き物かもしれません。

この記事では、嫌いな人が多いカエルについて、カエルが嫌われる理由と、とにかく見た目がかわいいカエル9選をご紹介します。これを読めばあなたも、今までカエルに対して感じたことのない感情を抱くかもしれませんよ! 

カエルが嫌いな人の理由は? 

SNS等で挙げられているカエルが嫌いな人の理由は、主に次の7つあることがわかりました。その理由の一つずつに、カエル好きの私が反論していきますよ。

体がヌルヌルしていそう…

1つ目は、体がなんだかヌルヌルしていそう、ということです。確かにそんなイメージがあるかもしれませんね。でも、実際に触ってみると、ヌルヌルというよりは「しっとり」系のカエルが多いんです。あとで紹介するツノガエルの仲間やバジェットガエルなどはいつも水に入っているので濡れてはいますが、粘液のようなヌルヌルではありませんよ。

ヌルヌルしていそう…と感じているひとは、一度触ってみると、その印象が変わるかもしれませんよ。

鳴き声が嫌い…

カエルの鳴き声といって多くの方が思い浮かべるのは、ゲロゲロ、ケロケロ、ゲコゲコ、などでしょうか。実はカエルの鳴き声はとっても多彩で種類によって全然違うものなのです。

キュッキュッという鳥のような鳴き声のものから、ヴーヴーという重低音のものまで。うちで飼っているカエルが初めて鳴いたときは、何の音かわからなくて原因を探しまくったことがあるのですが、それほど意外な鳴き声のカエルもいますよ。

いろんなカエルの鳴き声を知ってみると、好きになれるかもしれません。

急にジャンプしそうで怖い…

カエルといえば、ジャンプですよね。でも中には全くジャンプしないカエルもいるんです。水や土に潜って動かないタイプのカエルって意外と多いんですよ。

たくさん動くタイプのカエルは見ていて楽しいですし、ほとんど動かないカエルは動きがゆったりなので怖がる必要はありません。

目が気持ち悪い…

カエルのじとーっとこっちを見てくるような目。分かります。私も実ははじめはあの目が苦手でした。でも、カエルを好きになってくると、あの目さえもなんだかかわいく見えてくるのです。こればかりは好きになってもらわないと分からない感覚かもしれません、ごめんなさい(笑)。

イボイボが気持ち悪い…

特にヒキガエル系のカエルたちの体にあるイボイボ。あれ、気持ち悪いですよね。私も実ははじめはあのイボイボが苦手でした…って、上の「目が気持ち悪い…」の項目と同じことを言っていますが、目と同様、カエルを好きになってくると(以下略)。ごめんなさい(笑)。

毒があって怖い…

カエルって毒がある種類がけっこうあります。ヤドクガエルなんて、名前にドクって入っちゃってるし、ヤドクガエルの仲間にはモウドクフキヤガエルなんていう猛毒のカエルも。対策は必要なので、飼うなら下調べが必須です。

アマガエルは大丈夫だけど、大きいのは無理…

小さいカエルはかわいくて動きもあり、見ていて楽しいです。大きいカエルは動きはゆったり、横綱のような貫禄がありますよ。つまりはどちらも魅力的ってことなのです! 

とにかく見た目がかわいいカエル9選!!

さて、ここからは見た目がかわいくて人気のカエルたちを9種類、ご紹介していきます。

アマガエル

まずはみなさんご存じ、アマガエルです。オタマジャクシを捕まえた経験がある人も少なくないのでは? 小学生のころ、梅雨の時期になるとぜったい誰かクラスの子がアマガエルをつかまえてきて虫かごに入れて教室で飼っていた気がします。

イエアメガエル

アマガエルに見た目が少し似ていますが、サイズは全く違いますよ。成長すると約10センチほどにまで大きくなる、カエル界の横綱。その特徴は綺麗なグリーンの体色です。中にはブルーっぽい発色をする子もいますよ。

さらにこのイエアメガエルはなんと人に慣れるんですよ。人に慣れるカエルなんて、最高です! 

アカメアマガエル

その名の通り、目が赤いカエルです。そのカラフルでコミカルな見た目から、デザインの素材として利用されることも多いカエルですね。まるでおもちゃのような見た目が魅力的です。

アメフクラガエル

ほとんどの時間を土の中で過ごすカエルです。その見た目はまるでわらび餅! おまんじゅう! 小さな虫を食べるのですが、その食べ方も面白いカエルです。しかし、あまりに土にもぐりっぱなしのため、「あれ、土を飼ってるんだったっけ?」と思うかもしれませんのでそこは注意が必要ですね。

ツノガエルの仲間

大きく育つ種類のカエルで、普段はほとんど動きません。なんでも食べてしますので、海外では「パックマンフロッグ」と呼ばれているんですよ。特徴はでっぷりとした体形と、鮮やかな体色。色によって、ペパーミント、ライムグリーン、アプリコットなどの呼び名があります。とってもきれいなんですよ。

ヒキガエルの仲間

のっそりタイプのカエルです。しかし、水浴びもよくするので見ていて楽しいカエルですよ。表情が豊かでもとってもかわいくて、実は私が一番好きな種類のカエルです。

ヤドクガエル

この種類のカエルたちの特徴は、毒と、何といってもその美しさです。「森の宝石」とも呼ばれるほどなんですよ。また、ヤドクガエルを飼う場合はビバリウム(観葉植物や苔を使って生き物が棲む環境を再現したもの)で飼うことが多く、めちゃくちゃ映えるんです。カエル好きにとっては憧れの種類ですね。

バジェットガエル

またの名を、マルメタピオカガエル。その名前から想像した通りの見た目をしています。そう、目が丸くて、タピオカみたいなカエルですよ。最大の特徴はその表情です。ぼーっとして何を考えてるのかわからないような顔…。カエル界随一のキモかわいい系といえるでしょう。

フライシュマンアマガエルモドキ

またの名を、グミガエル。画像を見てもらえれば、もう言葉は必要ないでしょう。可愛すぎます。キャラクター性抜群。グミのように体が透けているので、お腹側をみると、内臓まで透けて見えちゃうので苦手な人は注意です。心臓が動いているのも見えるんですよ。

意外なカエルの魅力を発見できましたか?

いかがでしたか?今回はとにかく見た目の可愛さに注目して紹介しました。苦手な人も多いカエルですが、そのかわいさを知らないのはもったいない! 苦手だなと思っていた人がこの記事を読んで少しでも「意外とかわいいかも…」と思ってくれたらうれしいです。




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