M2 Max搭載「MacBook Pro」や「AR/VRゴーグル」など〝Apple製品5つ〟が2023年初めに登場とのリーク

iPhone 14シリーズやMac Studioなど、様々なApple新製品が発表された2022年。さらに来年初頭には、新型「MacBook Pro」や「AR/VRヘッドセット」などのApple新製品5つが発表されると噂されています。

*Category:テクノロジー Technology *Source：Appleinsider ,工商時報 ,MacRumors

2023年リリースと噂のApple新製品5つ

2023年初頭に登場すると噂されているApple新製品は以下の通り。ただし、あくまでリーク・噂の段階で、確定情報ではありません。

【1】AR/VRヘッドセット

Appleは以前から、AR/VR製品の開発に着手していると噂されてきました。著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、このデバイスは「2023年1月」に発表されるとのこと。

VR業界の継続的な成長の中で、MetaのVRハードウェア投資削減は、他のVRヘッドセットブランドにも恩恵をもたらす。また、中国市場の膨大な潜在需要や、2023年1月に発表されるであろうAppleのAR/MRも、ヘッドセット分野の継続的な急成長に有利となる。

引用元：Ming-Chi Kuo(medium)

テック系メディア「Appleinsiders」も、このデバイスが2023年に登場することはほぼ間違いないと指摘しつつ「まったく新しいデバイスであるため、Appleはいつ一般公開するかを変更しやすい」と指摘しています。

同メディアによれば、Appleはこのデバイスに搭載されるOSの正式名称として「xrOS」を採用することが明らかになっているとのこと。これは、このソフトウェアがXR(AR、VRの両方を含む総称)に対応することを示すものです。

【2】Mac Pro

Appleは2022年春のイベントで新型Mac Proの存在を予告しており、このデバイスは近々登場すると予測されています。現状最も性能が高いAppleシリコン搭載Macは、20コアCPUと64コアGPUで構成されるM1 Ultra搭載の「Mac Studio」ですが、Mac Proは間違いなくこれを超えてくるはずです。

「Appleinsiders」は、M1 Ultraがチップとチップを融合する「UltraFusion」を採用していたことを指摘し、Ultraを2個使えば、さらにそのCPU性能を2倍にすることができるかもしれないと示唆しています。

【3】新型HomePod

2023年3月で、Apple初代HomePodが製造中止になってから2年になります。「Appleinsiders」によれば、製造中止となった直後から、Appleが改良型モデルを開発しているとの噂が流れていたとのこと。

同メディアによれば、新型HomePodは2023年の早い時期に、何らかの形で登場する可能性があるとのこと。また、HomePodは画面を搭載し、アプリなどを使えるようになるかもしれないと指摘しています。

【4】新型AirPods Max

AirPods Maxは、あまり多くの噂がない製品のひとつです。しかし「Appleinsiders」は、AirPodsラインナップのより低価格な製品が、いくつかの技術的能力でAirPods Maxを超えてしまったと指摘しています。

同メディアは次の新型モデルに多くを追加することはないだろうと指摘しつつ、わずかでも軽量化されればより良い体験が得られるだろうとの期待を述べました。

なお、気になるのが充電ポートがLightningポートになるのか、USB-Cポートになるのかどうかです。Appleは2023年から全ラインナップのiPhoneでLightningポートを廃止し、他の周辺機器もそれに続く見込みです。場合によっては、AirPods Maxは初の「USB-Cポート搭載AirPods」になるかもしれません。

【5】M2 Pro/M2 Max搭載MacBook Pro

テック系メディア「MacRumors」によれば、14インチと16インチの次世代MacBook Proには、M2ProとM2 Maxチップが搭載され、パフォーマンスが大幅に向上するとのこと。

ただし、デザインは14インチと16インチの両モデルで期待できないそうです。Appleは2021年にMacBook Proモデルのデザインを更新したばかりで、同社は通常数年間同じデザインを使い続けます。

M2 ProとM2 Maxチップに関しては、性能向上は大きなものになりそうです。経済指揮者のマーク・ガーマン氏によれば、M2 Maxチップは最大12コアCPU、最大38コアGPUを搭載するとのことです。

また、台湾経済紙「工商時報」によれば、Appleはアップグレードされた14インチと16インチのMacBook Proモデルに3nmチップを使用する予定であるとのこと。

業界関係者によると、Appleは今年末までに3nmチップを使用する最初の顧客となり、Intelは来年後半にプロセッサ内タイルの生産に3nmの使用を拡大し、Supermicro、Pfizer、Qualcomm、MediaTek、Broadcomなどは来年と再来年に新しい3nmチップを完成させるといいます。

引用元：工商時報

これが事実であば、新型MacBook Proは3nmチップを搭載した最初のApple製品になるはずです。このモデルは今のところ、2023年初頭に登場すると見られています。