みなさんは、マイクロブタという動物を知っていますか?正確にはマイクロブタという品種ではなく、ブタの中でも特に小さい個体、成長しても家畜用のブタに比べて大きくならない個体のことをいうようです。別名、マイクロピッグ、ティーカップピッグ、ピグミーピッグとも呼ばれるようですよ。今回は、マイクロブタをペットとしてお迎えするにあたって、飼いやすいところと大変なところのご紹介をしていきますね。
目次
- 1. マイクロブタとは?
- 2. マイクロブタがペットにピッタリな理由3選
- 2.1. かしこい!
- 2.2. 個性的なカラーリング!
- 2.3. 実はキレイ好き!
- 3. マイクロブタをペットにするには大変な理由4選
- 3.1. とっても寂しがりや
- 3.2. 普段の鳴き声は小さいけれど
- 3.3. とっても力もち
- 3.4. 病気になったときは
- 4. 気になった方はぜひマイクロブタカフェやブリーダーさんにご相談を。
マイクロブタとは?
以前、ミニブタが流行ったことがありました。そのミニブタよりもさらに小さいのがマイクロブタですよ。一般的に、普通のブタが大人で300キロのところ、ミニブタは40から60キロ、マイクロブタは18から40キロにしかならないんですよ。特にマイクロブタの赤ちゃんは、手のひらに乗るほどの大きさだとか。想像しただけでもかわいいですね。
マイクロブタがペットにピッタリな理由3選
では、さっそくマイクロブタさんがペットにピッタリな理由を3つご紹介していきます。
かしこい!
個体差がありますが、トイレの場所を覚えたり、自分の名前を呼ばれると認識したりする知能はあるようです。また、いつも世話をしてくれる人のことは覚えて懐いてくれるので、犬や猫のようにパートナーシップを築くこともできますね。名前を呼んだら反応してくれて、自分に懐いてくれたりしたら、もうメロメロになっちゃいそうです。
個性的なカラーリング!
体の色は、ピンクのほかに黒や茶色があり、黒ぶちなどの模様がある子もいますよ。成長する間に模様が消えていくこともあれば、突然模様が出てくることも。成長過程での変化を楽しんだり、うちの子だけの個性を楽しんだりできますね。あなたのお好みはどんな色、模様のマイクロブタさんですか?
実はキレイ好き!
養豚場のイメージから、なんとなくブタは臭いと思っている人はいませんか?実は私もそう思っていました。しかし、ブタはキレイ好きな動物。エサの食べ方もきれいで、マイクロブタさん自体からの匂いはほとんどないようです。毎日お世話をして清潔に保っていれば、匂いが気になることはなさそうですね。
マイクロブタをペットにするには大変な理由4選
さて、ここからはマイクロブタさんをペットにするのはちょっと大変!という理由も紹介していきますよ。
とっても寂しがりや
ブタは群れで生活する動物です。マイクロブタさんももちろんそうで、とっても寂しがりやなんだそう。家族が仕事や学校などで家にいる時間が短くて、一人の時間が長くなると、ストレスになってしまいます。仕事の都合などで一人にさせておく時間がとっても長くなってしまうような事情がある場合は、お迎えすることを慎重に考える必要がありそうですね。
普段の鳴き声は小さいけれど
マイクロブタさんは、普段はとても静かに過ごす動物です。でも、驚いたり嫌なことがあったりするととっても大きな声を出すそうですよ。もちろん、驚かせたり嫌な思いをさせたりしないことは大前提ですが、飼い主さんが予期しないことや防げないことで大きな声を出してしまうこともあるかもしれません。飼うとしたら、家族だけでなくご近所さんへの事前報告も必須ですよ。そこがクリアされない場合は、飼うのは難しくなりそうですね。
とっても力もち
いくら小さいとはいえ、ブタなのでとっても力もちです。最終的な大きさについても18から40キロと幅があり、与えるエサの量や運動量のバランスによってはそれ以上に大きくなることも。そうなると大人になったマイクロブタさんがなんらかの原因で暴走した時にはおさえるのは簡単なことではありません。飼う前には必ず大人になったマイクロブタさんと実際にふれあい、どれくらいの大きさでどれくらいの力なのかを体験してから飼うことが大切です。
病気になったときは
一般的な動物病院ではマイクロブタさんを診察してもらうのは難しいようです。また、今のところ日本ではペットとしてはマイナーな動物のため、ペット保険も整備はされてはいないようですね。また、病気を防ぐためにも予防接種がひつようです。自宅から通える場所にマイクロブタさんを診てくれる動物病院があることと、病気になったときの治療にかかるお金の準備をしておくこと。これらをクリアしておかないと、マイクロブタさんにとっても不幸なことになりかねません。
気になった方はぜひマイクロブタカフェやブリーダーさんにご相談を。
いかがでしたか?とってもかわいくて魅力的なマイクロブタさんですが、日本ではまだまだペットとして飼うにはハードルが高そうですね。それでも飼いたい! と思われる方は、ぜひマイクロブタカフェなどで相談されることをお勧めします。飼い方のご相談はもちろん、マイクロブタさんのエサの販売やマイクロブタさんの健康についての情報発信、SNSでのアフターフォローなど、充実したサービスを行っているところもありますよ。
どのペットもそうですが、マイクロブタさんはしっかりした販売元から、しっかりと飼育環境を整えたうえで、お迎えするようにしましょう。
- Original:https://www.appbank.net/2023/01/17/entertainment/2377884.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
Be the first to comment