Jリーグも盛り上がりを見せ海外でも日本人が躍動する昨今、日本代表の活動にも過去一番と言っていいほどの期待が寄せられています。今月24日、28日にはキリンチャレンジカップが日本で開催することもあり、徐々に近づく代表ウィークに胸を躍らせる方も多いのではないでしょうか。この試合は南米の強豪ウルグアイ、コロンビアとの一戦ということもあり、ワールドカップの結果が正真正銘日本の力であったことを示す絶好の機会となるでしょう。
そんな期待も膨らむ中、つい先日ウルグアイ代表のメンバーが発表されました。こちらもさすがと言っていいほどそうそうたるメンツで日本代表戦でなくても見たくなるメンバーです。この記事ではそのウルグアイ代表の中でも要注目の選手や現時点の日本代表でほぼ当確な選手などをお伝えすることで、24日のキリンチャレンジカップをより一層楽しんでもらえればと考えています。ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
- 1. 要注意人物多数バルサ・レアル・リヴァプールの選手らが日本を圧倒するか
- 1.1. レアル・マドリーで花開いたウルグアイの心臓
- 1.2. 高い得点力を有する次世代のストライカー
- 1.3. 高い機動力で前に後ろに出る芽を摘む守備の要
- 2. 3月15日日本代表メンバー発表当選確実な選手は?
- 3. 試合の詳細について
- 4. まとめ:新生森保ジャパンの初陣に期待
要注意人物多数バルサ・レアル・リヴァプールの選手らが日本を圧倒するか
今月の2日、早くもウルグアイ代表メンバーが発表されました。カタールワールドカップでの執拗な抗議によりFIFAから出場停止処分のくだされている、ヒメネス、ゴディン、カバー二といった選手たちは招集されていませんが、それでもレベルの高い選手が揃っています。まずはそんな中でも特に要注目の世界的スタープレーヤーを3選手をご紹介しましょう。
レアル・マドリーで花開いたウルグアイの心臓
まずなんと言っても一番はこの選手でしょう。銀河系軍団の中でも今や欠かせない存在となりつつある、ウルグアイの24歳フェデリコ・バルベルデ選手です。豊富な運動量、高いスプリント能力、強烈なミドルシュート、どれをとっても一級品。それに加えて南米選手特有の技術やしなやかさも持ちあわせており、昨年9月のマジョルカ戦で見せた50m独走弾は世界中を驚嘆させました。
「能動的なサッカー」を目標として掲げる日本代表はボール保持に回ると予想されますが、彼一人のカウンターで決定機を作られないように気をつけなければなりません。
高い得点力を有する次世代のストライカー
ウルグアイといえばエディソン・カバーニ選手やルイス・スアレス選手などの世界的ストライカーを数多く輩出しています。そんなウルグアイ代表の次世代を担う逸材として期待されているのが、リヴァプールで活躍する23歳ダルウィン・ヌニェス選手です。彼は昨シーズンポルトガルリーグで26得点をあげ得点王に輝くと、今シーズンよりプレミアリーグの名門リヴァプールに移籍し現在8ゴール3アシストの活躍。キリンチャレンジカップでも日本代表を脅かす存在となるでしょう!
高い機動力で前に後ろに出る芽を摘む守備の要
MF・FWときて続いてはDFのスタープレーヤー。FCバルセロナに所属する24歳、ロナルド・アラウホ選手です。彼の特徴といえばなんと言ってもそのカバーエリアの広さ。相手の中盤でパスカットしたかと思いきや、ゴール前に顔を出しキーパーの前のスペースまで対処するその機動力は日本代表の攻撃陣を苦しめることでしょう。
昨年はシーズン序盤の9月に代表戦で負傷をしてしまい、リーグ戦のみならずカタールワールドカップにも出場することができませんでした。そのため代表戦にかける思いも人一倍あるのではないでしょうか。コートの中央に位置するアタッカーの選手は常に彼を警戒しておく必要があるでしょう。
3月15日日本代表メンバー発表当選確実な選手は?
ウルグアイ代表のそうそうたるメンツを聞いてテンションが上りますね! ここで気になるのが日本代表のメンバー発表です。第二次森保ジャパンの初陣はどのような選手になるのか、すべてのサッカーファンが心待ちにしています。しかし現在海外でも大きく取り上げられるほど活躍している選手がちらほらいるのが今の日本代表です。今回はその当確選手とも言える大活躍の日本人選手を4名あげたいと思います。全員が「この人が入らない日本代表なんて日本代表じゃない!」といえるレベルの活躍ぶりですので是非ご注目ください!
プレミアリーグが驚愕した次世代のドリブラー
まず今の日本代表を語る上で外せないのが三笘薫選手です。大学時代の研究論文が話題になるほど現在注目を集めています。イギリスメディアで先月の月間MVPにも選ばれており、彼がウルグアイ代表を困らせるのは間違いないでしょう。現在リーグ戦で6ゴールをあげており、この数字はプレミアリーグでの日本人得点記録と並びます。この選手を代表から外す理由はどこにも見当たりません!
3試合連続のマン・オブ・ザ・マッチついに活躍の場を見つけた日本の至宝
三笘選手の活躍もさることながら、常にメディアを賑わす日本人がもう一人います。それは先月3度のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたことで話題を呼んだレアル・ソシエダの21歳、久保建英選手です。彼はこの若さですでにチームの攻撃を牽引する存在に。守備での貢献度も日増しに高まり、日本人プレーヤーの完成形に近づきつつあるのではと感じてしまいます。
その結果もあってかもう一つスペイン中を賑わせたニュースが。それはバルセロナのシャビ監督が久保選手の獲得をチームに求めた、という話です。適応が難しいと言われるバルセロナですが、少年期をバルセロナで過ごし、すでにバルサイズムを理解している久保選手が今のバルセロナに順応できることは言うまでもないでしょう。
ついに日本に現れた、規格外のストライカー
続いて紹介するのは現在ベルギーで得点を量産している上田綺世選手です。鹿島で2桁得点をしている最中に移籍した上田選手ですが、その実力ではベルギーでも健在。当初は順応するのに時間がかかりましたが、チームメイトの理解を得られてからは水を得た魚のようにプレーしています。
また彼の驚くべきところはその空中戦の強さ。特にストロングポイントというわけでもありませんが、屈強なベルギーのディフェンダーにも競り合いで勝ててしまうのです。昨今の代表では守備の出来るFWが求められてきましたが協会が能動的なサッカーをすると決めた以上、上田選手のような海外の選手にもフィジカルで渡り合えるストライカーが必要になるでしょう。
なぜかカタールに行けなかった男の挑戦は終わってはいなかった
最後になりますが、この人を忘れてはいけません。現在スコットランドリーグで残り5試合を残して得点ランク単独トップの20ゴールを上げている古橋亨梧選手です。昨シーズンの活躍も余裕で超えていく28歳のストライカーですが、遅咲きながら成長を加速させています。
ワールドカップの試合で何度「古橋がいれば…」と思ったことか。キーパーとDFの間を通り抜けるクロスは彼の大好物です。誰しもが触れないタイミングで彼はそこに現れます。身長も170㎝、アジリティやスプリントには特徴を感じますが、前田大然選手ほどではないでしょう。テクニックも際立ってすごいものではありませんがなぜか決めるのです。そして残念なことになぜかワールドカップメンバーからも外れました。そんな謎だらけの彼が新森保ジャパンで開花するのではないかと期待しています。いずれにしても今の結果からすれば選ばざるを得ないでしょう。
試合の詳細について
最後にきちっと情報を載せます。この辺はぬかりないです。
試合は3月24日東京は国立競技場で行われます。すでにチケットは完売しましたが、ウルグアイ側割当チケットの返還があったため、追加販売が3月11日から行われるとの事です。試合時間は家族で見やすい土曜の19時半! 見ない手はありません! ぜひキリン一番搾りとキリンレモン、午後の紅茶を飲みながら観戦しましょう! 放送はテレビ朝日系列で全国生中継されるようです。
まとめ:新生森保ジャパンの初陣に期待
ここまでをまとめると、両者にスタープレーヤーおりこの試合まさに激戦必至! またウルグアイのスタープレーヤーに対しても、どこまで選手個人の力を発揮できるかに注目して見ていきたいものです。今回は日本代表の攻撃陣をメインに取り上げましたが、冨安選手を始めとしたDF陣にも注目するべきでしょう。今まで南米のチームには苦汁をなめてきた日本代表ですが、今はアジアサッカー界の先駆者として堂々とした試合を見せてほしいですね! みんなで応援しましょう!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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