那須川天心のデビュー戦を元世界王者の京口が解説! 被弾ゼロの引き出しの多さを絶賛!

衝撃的なボクシング転向と初勝利を飾った那須川天心選手！この那須川選手の戦いを、元世界王者の京口紘人選手が解説しました。早いラウンドのKOを予想している人も多かったのですが、実際は6Rフルに使っての判定勝ちです。

これについて那須川選手の決定力を疑問視する方もいますが、京口選手はそうではないと反論！むしろ絶賛しています。動画の見所やファンの反応など解説していくので、ぜひ最後までご覧なってみてください。

那須川天心がデビュー戦を勝利

4月8日に那須川天心選手対与那覇勇気選手の試合が行われました！スーパーバンダム級6回戦ながら、非常に注目された試合です。お相手の与那覇選手は日本バンダム級2位の選手。速さ以外では、全て自分が勝っていると豪語していました。

一方の那須川選手は、相手に合わせず自分のスタイルを貫く調整。1週間前にスパーを公開するなど、那須川節をさく裂させていました。そして迎えた熱狂の有明アリーナ。那須川選手が見事3-0で判定勝ちを勝ち取っています。

42戦無敗。那須川天心選手は、キックボクシング史に残る、前人未到の記録を打ち立てました。まさに絶対王者と言える那須川選手ですが、突如としてボクシングへの転向を発表しています。当然ファンには衝撃的な出来事で、なにがあったのかと騒然となりました。

そんな中那須川選手は、武尊選手との伝説の一戦に勝利！それを最後にキックボクシングを引退し、本当にボクシングに転向しました。ボクシング人口はキックボクシングの100倍とも言われており、より大きな世界での活躍が期待されています。

那須川選手はキックボクシングを引退した後、ボクシングのプロライセンスの取得から始めています。C級免除となったものの、B級ライセンスからのスタートとなりました。ここから勝利を重ねてA級となり、10回戦以上となって初めて、日本ランカーとして扱われます。

まだまだ新人の枠組みの那須川選手ですが、対戦相手の与那覇選手は日本バンダム級2位という破格の相手でした。これは日本チャンピオンに手が届く範囲の、トップレベルの選手。筆者としては、那須川選手が勝てるか不安に思うほどの実力者でした。

しっかりと勝利は収めたものの、格闘技好きの間でも評価が別れる那須川選手のデビュー戦。これはKOを予想していた人が多い中、勝敗が判定に持ち込まれたことが理由です。しかし京口紘人選手は、那須川選手のデビュー戦を絶賛しています。

京口選手はOPBF東洋太平洋ミニマム級王者、元IBF世界ミニマム級王者、元WBA世界ライトフライ級スーパー王者。寺地選手に敗れたとはいえ、トップクラスの選手です。そんな京口選手が那須川選手の凄さを、プロ目線で分かり易く解説してくれています。

那須川選手の評価が割れている大きな理由が、KO勝利を取れなかったこと。もともと那須川選手のパンチ力を疑問視する声はあり、判定勝利という結果を受けて「やはり倒し切るパンチ力がないのではないか」という考えが強くなった訳です。

しかし京口選手は、意義ある判定勝ちだと語りました。というのも、那須川選手は意図しない被弾はゼロ。6ラウンドを通して、ボクシングでの技術力の高さを見せつけた形です。またキックボクシング出身故の体幹の強さも、高く評価しています。

大注目だった那須川選手と与那覇選手の一戦！しかし素人目には評価が分かれる結果となっていました。それを分かり易く解説している京口選手の動画には、様々な反応が寄せられています。

京口選手の解説は、非常に分かり易いと人気です！急上昇2位にもなった事から、注目の高さが伺えます。

京口選手は絶賛していますが、パンチ力についてはまだ評価が分かれるところ。これについては一格闘ファンとして、那須川選手が今後どう進化していくのか楽しみな所です。

京口選手の開設で、なるほどと納得したという方は非常に多いです！言語化能力の高さやボクシングIQの高さゆえの解説でしょう。

腕でパンチを払って、そのままパンチを入れる技術など、那須川選手は様々な技術を駆使していた模様！そういった細かい部分を解説して貰えると、楽しさがぐっと増してきます。

デビュー戦を勝利し、無敗を貫いた那須川選手！格闘技ファンのみならず、日本中から注目されています。ボクシングが盛り上がっている証拠ですが、それ故に様々な意見が出て来てしまうところ。

こういった中で、京口選手のような分かりやすい解説が行われると、新しい視点で結果を見ることができます。京口選手の解説を見ておくと、今後の那須川選手の試合がもっと楽しくなることでしょう！最後までご覧いただき、ありがとうございました。

サムネイルは以下より：