【MLB】異様な光景!? 大谷選手が打席に入る度…

エンゼルス・大谷翔平選手は7月3日（日本時間4日）、敵地・パドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場。この日は3打数無安打に四球と、大谷選手にとって悔しさの残る結果となりました。しかし大谷選手が打席に入る度にスタンドからは喝采が。敵地での試合にも関わらず、敵味方関係なく大歓声が上がる異様な光景が繰り広げられました。

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大谷選手、前日に本塁打もこの日は無安打

エンゼルス・大谷選手は3日（日本時間4日）、敵地ぺトコ・パークで行われたパドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場しました。31日、2日のダイヤモンドバックス戦でそれぞれ本塁打を放っている大谷選手。この試合でも32号目となる本塁打が期待されました。
　
初回、一死二塁というチャンスで打席が回ってきた大谷選手。ここは四球を選んで出塁しチャンスを広げました。第二打席は一死一塁の場面。ここでもチャンスを広げたいところでしたが3球目を引っ掛けて遊ゴロに終わりました。
　
またも一死一塁で回ってきた第三打席。しかしこの打席も四球。4点を追う場面だったこともあり、得点につなげたい大谷選手にとってもどかしい打席となりました。
　
その後の打席も振るわず、三振と二ゴロ。最終的に3打数無安打2四球と悔しい結果に終わりました。チームも10-3で敗北。安打数では上回っていたものの、チャンスを生かせず3得点に留まりました。
　
安打は出ませんでしたが、現在リーグトップの31本塁打をマークしている大谷選手。まだまだその打席に目が離せません！

敵味方関係なし！大谷選手に大歓声

3日（日本時間4日）のパドレス戦。大谷選手は惜しくも3打数無安打2四球に終わりました。
　
しかしこの日の試合では異様な光景が。大谷選手が打席に入るたびに大歓声が起こったのです。それも敵地での試合で、敵味方関係なくファンは熱狂。第一打席では四球で出塁となりましたが、ファンからは拍手が起こりました。
　
なぜこの日、大歓声が起こったのか。ファンの注目が集まったのは大谷選手とパドレス先発のブレーク・スネル選手の対決。試合前に6月の月間MVPが発表され、大谷は投手として2勝2敗、防御率3.26、打者として打率.394、15本塁打、29打点という圧倒的な記録で受賞していました。対戦相手のスネルも6月のナ・リーグ月間MVPを受賞したということでMVP同士の対決に。
　
スネル選手はこの試合、7安打を浴びるも5回を投げ無失点に抑え、5勝目をマークしました。
　
ファンからの大歓声に、放送を見た視聴者は「観客の熱気が違うな」「声援がすごいwww」「歓声がすげぇな」と驚きのコメント。
　
無安打に終わった大谷選手でしたが、ここまでリーグトップの31本塁打を放っている大谷選手。今後も目が離せません！

大谷翔平第1打席はフォアボール
フォアボールでも歓声が起きる大谷ってすごい#GoHalos #Angels #大谷翔平
 pic.twitter.com/wVUnthPDIV

— MLB速報@ﾒｼﾞｬｰﾘｰｸﾞｽﾄｱ (@vvMLBvv) July 4, 2023

大谷選手、野手部門で月間MVP！

投打の二刀流で活躍が続く大谷選手。3日に発表された6月の月間最優秀選手（MVP）をア・リーグ野手部門で受賞しました。大谷選手は6月の月間打率.394、15本塁打、29打点、OPS1.444と脅威の成績。大谷選手は2021年6月、7月に続き自身3度目の月間MVPを受賞しました。

日本人選手では野茂英雄選手、伊良部秀輝選手がともに2度受賞。3度目の受賞は日本人選手最多となりました。一方、投手としては右中指の怪我の影響もありまずまずの結果。3年連続の二刀流で選出となったオールスター戦も登板の可能性は低そうです。

月間MVPナショナル・リーグ野手部門では、アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.選手が受賞。打率.356、9本塁打、22打点、OPS1.111という成績でした。

MVP対決で注目集めたスネル選手！一体どんな選手？

3日の試合で大谷選手との対戦で注目を集めたパドレスのブレイク・スネル選手。
　
スネル選手は6月の月間MVPをナ・リーグ投手部門で受賞しました。その成績は、3勝1敗、防御率0.87、53奪三振と脅威的な記録。大谷選手とのMVP対決が注目を集めた大きな要因となりました。
　
スネル選手はシアトル出身の30歳。2011年のMLBドラフトでタンパベイ・レッズから指名され、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズでプロデビューしました。
　
メジャー昇格を果たしたのは2016年。しかしその後AAAへの降格とメジャーへの再昇格を繰り返しました。故障などもあり苦しみましたが、2018年にレイズでは最多となる21勝をマーク。サイ・ヤング賞を受賞しました。
　
その後2020年12月にパドレスへトレードで移籍。今年6月は5試合を投げ内4試合連続で2桁奪三振を記録。月間MVPを受賞しました。これで月間MVPの受賞は通算3度目。年間MVPへ向けさらに期待が高まります。
　
今回のMVPで注目を集めたスネル選手。今後も大谷選手との対決が非常に楽しみです！

James Paxton: 3-0, 1.74 ERA, 31 IP, 34 K, .165 BAA, 0.77 WHIP

Blake Snell: 3-1, 0.87 ERA, 31 IP, 53 K, .124 BAA, 0.68 WHIP

Your AL and NL Pitchers of the Month for June. pic.twitter.com/eqOmu0CkH1

— MLB (@MLB) July 3, 2023