元巨人スカウト部長の岡崎郁が語るドラフトの裏側! 上原も驚いたエース戸郷を獲得するまでのいきさつは?



メジャーリーグ等でも活躍した上原浩治さんが25日に公式チャンネルを更新し、元読売ジャイアンツの岡崎郁さんをゲストに迎えた動画の第四弾を公開しました。今回は現役引退後に2軍監督などを経てスカウト部長を務めていた岡崎さんにドラフトのの裏事情について教えてもらいます。

この記事では岡崎さんの興味深いお話やSNSでの反応を詳しくお伝えしていきますのでぜひ最後までお読みください。

当事者が語るドラフト! まずは17年から解説!

実は岡崎さんが関わった2017年から19年のドラフトで、巨人は1位指名した選手をすべて外していました。これに岡崎さんは「最終的に1位はくじ引きになってしまうので、スカウトの見る目があるかどうかというのは3位以下で獲った選手が花開くかという所だ」と持論を展開します。

そこで現在の主な主力選手を見ると大城卓三選手が17年の3位、横川 凱選手は18年の4位、戸郷 翔征選手が18年の6位という事が分かりました。これこそスカウトの力が発揮されていた証拠です。これらの選手を獲得したいきさつなど聞きたいですね。まずは17年のドラフトのお話から聞いていきましょう!

謎ドラフトについて!

17年のドラフトでは2位で岸田行倫、3位で大城卓三を獲得した巨人。ドラフトで2人の捕手を獲得した事について「ジャイアンツのスカウトは何を考えているんだ? 」とかなり言われてしまったと言います。実際、ジャイアンツファンからも謎ドラフトと呼ばれているのだとか。

しかし当時の巨人は70人枠の編成において通常なら8人前後の捕手を配置したいところ、6人しかいないという状況だったのでどうしても捕手が後2人必要でした。岡崎さんに言わせれば謎でもなんでもないという事のようです。

大城選手獲得のいきさつは?

そして当時の大城選手については「社会人3年目で年齢は25歳という事で年齢的にはリミットだっだ」と明かします。それでも獲った理由については「スローイングは岸田の方が良かったがワンバウンドを後ろにそらさない、ブロッキングが凄く良かった」と説明しました。

社会人の捕手は他にもあと何人かいたそうですがその点が評価され獲得に至ったそうです。それが今や巨人ではもちろんの事、WBCにも選出されるなど大活躍、これぞスカウトの力ですね!

1位指名について!

17年のドラフトでは1位に清宮→村上を指名しますがいずれも外してしまいました。この件について岡崎さんは「高校生の中では清宮が一番有名だったが村上は3年生で甲子園に出ていなかった為あまり有名ではなかった」といいます。しかし実は岡崎さんは村上推しだったそう。

清宮を外した時点でまだ村上が残っていたため村上を指名しますが3球団競合となってしまいくじ引きで外してしまいました。最初から村上を指名していれば単独で獲れていた可能性が高く、最近の村上選手の活躍を見ると悔しいですね。

18年、19年のドラフトを解説!

18年の1位指名は根尾→辰巳→高橋優貴でした。しかしこの年のドラフトで一番注目すべきは6位で指名した戸郷選手です。戸郷選手は入団から5年で92登板、41勝27敗、防御率3.16(※9月5日時点)という好成績をあげています。

そして19年の1位指名は奥川→宮川→堀田賢慎でした。まずは18年の戸郷選手の話から聞いていきましょう。

戸郷選手獲得の裏話!

戸郷選手は他の球団からはほとんどノーマークだったそう。見に行った時も他の球団はあまり来ていなくて監督の方から「なんとかなりませんか? 」と頼まれるほどだったと言うのです。これには上原さんも驚きの表情を見せていました。まさにこれこそドラフト大成功の実例ですね。

腕の力で投げるような壊れそうな投げ方をしているのが気になりましたがそれをはるかに凌ぐ肩の強さがあり、その点を評価されての指名でした。遠投が凄かったそうです。下位での指名という事で球団としても実はそこまで期待値は高くなかったようですが現在の活躍は立派ですね。

18年は高校生が話題!

この年のドラフトでは高校生が話題でした。2位で指名した増田陸選手も高校では通算34本塁打を打ったとても良いショートで、「これからまだ出てくるかもしれない」と岡崎さんは期待しています。

そして4位指名の横川選手は大阪桐蔭時代はほとんど投げていませんでした。上原さんはそこに目を付けた事に感心しているようです。横川は2番手でしたが左ピッチャーで体が大きいのが特徴!ただ球界の七不思議で体の大きな左ピッチャーは大成しないと言われています。

実際、活躍したのは金田さんと内海さんくらいしかいないそうです。でも横川選手にはそんなジンクスを跳ね除けて頑張ってもらいたいですね!

最後は19年の1位指名について!

19年のドラフトで佐々木選手ではなく奥川選手を1位に指名した事に上原さんも岡崎さんも少し意外な感じがするようです。やはり甲子園の印象が強かったのでしょうか? 佐々木選手は地方大会の決勝で投げず、結果としてが甲子園に出場できませんでした。当時このことは全国的な話題となりましたよね。

岡崎さんは広島が獲得した森下選手推しだったようです。大分商業高校の後輩という所も気に入っているのかもしれませんね。

SNSの反応は?

この動画に対してSNSではどのような反応があったのでしょうか? X(旧Twitter)を調査してみました。

興味深いお話をたくさん聞く事ができて面白かったですね。約19分の動画ですがあっという間に感じました。

岡崎さんとの対談シリーズ最終回という事で残念に思っている方がたくさんいらっしゃいました。またいつかお話が聞きたいですね。

印象深い話の数々に大満足! また話を聞いてみたい!

当事者ならではの印象深いお話がたくさん聞けて面白い動画でした。特に戸郷選手が他の球団からはあまり目をつけられていなかったというお話には驚きです。岡崎さんはお話も上手なので引き付けられてしまいました。機会があったらまたいろんなお話を聞いてみたいです。

これからも上原さん、岡崎さんを応援して行きましょう!最後までお読みいただきましてありがとうございました。

サムネイルは以下より:




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