赤･緑から最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』まで、とてもながく続いているポケットモンスターシリーズ。セルフオマージュやら、ポケモンファンがおもわずクスッとくるネタをちりばめてくれている事も多いですよね。

そこで今回は、ポケモンSVの有料DLC『ゼロの秘宝 前編・碧の仮面』の舞台であるキタカミの里で見つけた過去作との繋がりをいくつかまとめてみました！

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目次

• 1. キタカミの里ってどんなところ？　特徴は？
  • 1.1. 過去作でいうとどの辺りか予想！　一番ちかい場所は……
• 2. その1:イシツブテ合戦 (元ネタ:ポケモンずかんの説明)
• 3. その2:テクノロジーってすさまじー！(元ネタ:初代以降ほぼ全部)
• 4. その3:カビゴンの図鑑ページ (元ネタ:初代･金銀･XYのカビゴン)
• 5. その4:カメラ機能時のBGM3種類 (元ネタ:ポケモン金銀)
• 6. その5:こわいおねえさん(初登場:オメガルビー･アルファサファイア)
• 7. その6:追加されたぽんぽん帽 (元ネタ:レジェアルのラベン博士)
• 8. おまけ:ガチグマ(アカツキ)の出現条件“霧”を過去作から考察！
  • 8.1. ちなみにガチグマ本来の生息地は？
• 9. 過去作もまだまだ遊べる！　後編までにプレイしてみませんか？

キタカミの里ってどんなところ？　特徴は？

林間学校の舞台である、キタカミの里。パルデア地方からはとても遠く(時差が存在するくらいなので、パルデア横断よりも遠いはず)、東に進んだ先にある土地だといわれています。

豊かな自然にかこまれているためか、“戸締まりをしっかりとしているのに虫が入ってくる”ことや“田んぼ&近くに放置されているバケツ”などなど、どこか田舎寄りの土地を彷彿とさせるような表現が多く使われていましたね……！

過去作でいうとどの辺りか予想！　一番ちかい場所は……

配信前から“モデルは東北あたりではないか”という声が多かったキタカミ。実際に見てみると、
･ヒスイガーディのこまいぬがキタカミセンター前にあった
･ヒスイの海に生息していたバスラオ(しろすじのすがた)がいる
･ガチグマ(アカツキ)は、ヒスイから渡ったという話
など、少なくともヒスイ地方(現代でいえばシンオウ地方)から文化が伝わるくらいの近さである可能性がたかいでしょう。ヒスイ(シンオウ)はモデルが北海道であるといわれているので、海を越えた少し先くらいですね！

その1:イシツブテ合戦 (元ネタ:ポケモンずかんの説明)

キタカミの里で最初におりたバス停から近くの草むらにいるおまつり少年のセリフから。この少年は話しかけると「さあ いけー！　丸くて持ちやすい ポケモン！」と言ってバトルが開始するのですが、そこで出てくるのがイシツブテ。

これは初代(赤･緑)にあるイシツブテの図鑑説明が関係しており、そこでは明確にイシツブテを投げていることが書かれているんですよね。(※イシツブテは重さ20キロです)

まるくて もちやすいので つかんで あいてに なげて ぶつける イシツブテ がっせんが できる。
(ポケットモンスター 赤･緑/ファイアレッド)

その2:テクノロジーってすさまじー！(元ネタ:初代以降ほぼ全部)

「かがくのちからってすげー！」というセリフはシリーズ通して有名なセリフで、主人公のおうち近くにいるおじさんが言うことが定番となっています。ポケモンSVでもコサジの小道近くにいますね！

そんな定番ですが、キタカミのともっこプラザ前ではアプリの開発者であるお兄さんが似たようなセリフを言うんです。しかも「テクノロジーってすさまじー」という部分は韻をふんでいるというこだわりよう。

「ううーむ！　やっぱりテクノロジーってすさまじー！」

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その3:カビゴンの図鑑ページ (元ネタ:初代･金銀･XYのカビゴン)

碧の仮面から追加されているカビゴン。食べること、寝ることが大好きなポケモンですが作品によってはたまに道や入口などで寝てしまい、道を塞いでいるというかわいい姿が確認されています。

そして赤緑やXYでは橋を塞いでおり、それを再現したかのような今作の図鑑ページになっているんです！　また、とこしえの森で入口をふさぐように寝ているのはポケモン金銀“ディグダの穴”前で寝ているという姿の再現でしょうね。

その4:カメラ機能時のBGM3種類 (元ネタ:ポケモン金銀)

有料DLCから追加された機能で、“カメラ起動時にBGMをならす”というもの。全部で3種類あり、それぞれ近くで鳴らしたときに人･ポケモンが反応するという特徴がありますよね！

この時にながれる音楽は3つあり、それぞれ以下のものとなっています。すべてポケモン金銀のBGMなので、この世代をプレイしていたひとはピンときたのではないでしょうか!?

(笑顔)ポケモンマーチ
(怒り)野生ポケモンとの戦闘BGM
(眠り)ポケモンこもりうた

その5:こわいおねえさん(初登場:オメガルビー･アルファサファイア)

キタカミでバトルができる、トレーナーNPCの“こわいおねえさん”。セリフや見た目は田舎で実際にいるような“ヤンキー娘”といった雰囲気ではありますが、話してみると面倒見が良く、優しい性格であることがわかります。

このこわいおねえさんというモブ、実はオメガルビー･アルファサファイアでしかいなかったんです！　髪を染めている(根元の色が違う&すこし伸びている)、かわいいものが好きだったりと見た目とのギャップがあり、誤解されやすそうな部分が共通点ですね。

その6:追加されたぽんぽん帽 (元ネタ:レジェアルのラベン博士)

『ゼロの秘宝 前編･碧の仮面』のストーリーを進めると、パルデアのブティックで購入できるおしゃれグッズが増えます。その中でもハッコウシティのお店『R&T』で売られはじめるぽんぽん帽に既視感があったひともいたのではないでしょうか。

じつはこのデザイン、『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場したラベン博士のものがモチーフになっている可能性が高いんです！　彼は現時点で“一番昔のポケモン博士”であり、モンスターボールを最初につくった人なんですよ。

おまけ:ガチグマ(アカツキ)の出現条件“霧”を過去作から考察！

レジェアルのキャラクターであるウォロくんの台詞に『霧は境界をあいまいにすると古来よりつたえられている/人とポケモン、神話の世界が交わるにはこうした舞台が必要なのだろうか』というものがあります。

ガチグマ(アカツキ)は本来なら現代には存在しないポケモンですよね。しかしサザレさんが知っているガチグマという“伝承”と会うことができるのは“その境界をぼかす霧の中だけ”だったのかもしれません。

ちなみにガチグマ本来の生息地は？

ガチグマ(通常)は普通のプレイではフィールド上では会うことができませんが、ヒスイ地方では特定状況下で“紅蓮の湿地”というフィールドにて発生することがあるんですよ！

この場所は湿地帯で水場も多い。さらに特徴的なのは霧の遺跡という名前の場所があること、ものすごい頻度で霧がかかることでしょうか。いまだ自然の多いキタカミの、とこしえの森に住み着いたのは生態的にも不思議ではないかもしれませんね……！

過去作もまだまだ遊べる！　後編までにプレイしてみませんか？

いかがでしたか？　ほかにもかき氷の“ブルーアローラ味”や、DLC開始冒頭にイッシュ地方という言葉がでてきたりと今回は過去作との繋がりを多く感じられたのではないでしょうか。

少なくともDLC後編は今年の冬以降となっておりますので、もしもこれをきっかけに興味をもったトレーナーさんは是非ともシリーズ通して遊んでみてくださいね！　過去作同士の繋がりも多くて、楽しめるはずですよ。

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関連サイト

・『ポケモンSV』公式サイト
・ポケモンずかん
・DLC「ゼロの秘宝」公式サイト
・ポケモン公式Twitter(@Pokemon_cojp)
・【公式】ポケモン情報局(@poke_times)

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• Source:AppBank
• Author:はねせがわ