「気泡」で文字や絵文字を表現する液体ディスプレイ



海外YouTuberの「Corebb」が「エアバブルディスプレイ」を制作しています。 液体に空気を注入して泡を作り、泡の大きさと間隔をコントロールすることで文字や記号を表示するというものです。


*Category:サイエンス Science *Source:Hackaday ,酷睿比比

泡で文字を表現する「エアバブルディスプレイ」


まずは全体のイメージを固めていきます。シンプルでコンパクト、全体が透明で、あらゆる角度から泡を見ることができるようなディスプレイを作成します。数字はもちろん漢字も表現できるようにし、さらにRGBカラーモデルを使用してカラフルにしたいとのこと。


泡の作成方法には空気ポンプと電磁弁を使用します。泡の浮遊速度を制御するためには、使用する液体も重要です。(今回のビデオではどの液体を使用したのかは明かされていません。)


次にハードウェアの作成に取り組みます。まずはプリント基板(PCB)を作成します。PCBを使用することで小型化と高集積化を実現します。 


本体を作成します。アクリル板や3Dプリンターで作った部品を使用します。


泡を一つ一つ分離させるためにアイソレーションボードを取り付けます。


気圧が上がると各電磁弁が短時間だけ開き、泡が発生するという仕組みです。


空気が漏れるというトラブルが発生しました。取り付け方に問題があって弁の中に液体が侵入していたようです。


最後にソフトウェアのコードを作成し完成です。完成したものを見てみましょう。まずは「HELLO」。


次に「ハート」。


次は「你好」。(ちょっと読みづらいですが)


アプリを使って、ピアノの音で泡を発生させることもできるようです。


実用性はともかくとして、大型化できればおしゃれなインテリアになりそうなアイディアです。YouTubeチャンネル「酷睿比比」は、他にも様々なディスプレイを制作しています。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA