【#コンパス】劣勢時こそプレイヤースキルが試される!「タンク」の立ち回り方



『#コンパス』で、立ち回りが難しいと言われているロールの「タンク」。ポータルキーを守るのが主な役割だが、ただエリア内に居座っているだけでは、勝つことが難しいときもある。また、劣勢になってからの立ち回りが最も難しいロールでもある。そこで、本記事では、ポータルキーを守る立ち回りはもちろん、リードを許しているときにどうしたらいいかなど、タンクについて徹底解説していく。

    1. 「タンク」とは?
    2. タンクの特徴
    3. タンクのおすすめカード
    4. タンクの立ち回り
    5. 敵に完全無視されたときはどうするべきか

「タンク」とは?

『#コンパス』の4種類あるヒーローロールのひとつ。

他のロールと比べて、体力や防御力などの耐久面のステータスが高め。

それを活かして、ポータルキーや味方を守ることが、タンクの役割となる。

ヒーロー選択画面で、左上にあるマークでロールがわかる。タンクの場合は、盾が目印だ

他のロールなら倒されてしまう場面でも、タンクならある程度耐えられる。味方の援護が来るまで、ポータルキーをしっかりと守り抜こう

タンクの特徴

タンク全ヒーロー共通で、他のヒーローとは異なる特徴がいくつかある。

これらを把握しておかなければ、タンクを使いこなすことはできないので、しっかりと理解しよう。

  • ヒーローアクション中でも、マップ視認やカード使用可能
  • 攻撃カードなどで飛ばされにくい
  • 攻撃のプッシュ量が大きい

ヒーローアクション中でも、マップ視認やカード使用可能

アタッカーやガンナーで、ヒーローアクション(以下、HA)を使うと、以下のような画面になる。

左がアタッカーの忠臣、右がガンナーのまといがHAをしている画面。どちらもHA中は、マップが表示されず、画面下部にあるカードなどの表示も消えている

つまり、HA中はマップを見て敵の位置を確認することも、カードやヒーロースキル(以下、HS)の使用、属性変更をすることも一切できないということだ。

これによって、HAはうまく使えばチャンスにつながることがあるものの、場合によっては大きなスキとなり、最悪の場合倒されてしまうことがある。

しかし、タンクの場合は、HA中でもこれらが表示されるので、HAをしていても大きなスキになることはない。

比較すると、画面が明らかに違うことがわかる。タンクはHA(長押し)をしながら、カードやHSの使用、属性変更ができ、マップを見て状況判断することも可能だ

片方の指でHA(長押し)しつつ、もう片方の指でカードが使える。これによって、アタッカーやガンナーよりもHAのスキができにくい

これは、タンクの基本中の基本なので、ぜひ覚えておこう。

攻撃のプッシュ量が大きい

「プッシュ量」について

近距離攻撃や周囲攻撃などの攻撃カードのプッシュ量が、他のロールと比べて、タンクは大きくなっている。

こちらは、スプリンターであるアタリとタンクであるグスタフが、それぞれ周囲攻撃(オールレンジ)で攻撃したときのプッシュ量の比較。グスタフのほうが、敵を遠くに飛ばせていることがわかる(※)

これによって、敵をポータルキーから遠くに飛ばしてから戻ってくるまでに、ポータルキーを奪取しやすくなっている。

※タンク以外のヒーローでも、ヒーローごとにプッシュ量は異なる

攻撃カードなどで飛ばされにくい

まず、「飛ばされる」とは、どういうことかを説明する。

近距離や周囲攻撃カード、特定のヒーローのHAなどで、画像のように弾き飛ばされることをいう。飛ばされると、その間にポータルキーを奪われたり、着地時に転倒してスキができたりと、悪いことだらけだ

しかし、タンクはその飛ばされる高さや距離を軽減できる。

こちらは、アタッカーであるアダムとタンクであるジャンヌに、それぞれ近距離攻撃カード(フルーク)を受けたときの吹き飛び量の比較。違いは一目瞭然。飛ばされにくいぶん、ポータルキーを守りやすくなる

タンクのおすすめカード

タンクに共通して、おすすめのカードがいくつかあるので紹介する。

どこにでもいけるドア

    • スキル:前方にあるポータルキーに瞬間移動(ワープ)
    • クールダウン:100秒
    • 発動時間:長
    • 解放ランク:C

おすすめヒーロー(タンク)

ポータルキーを守る役割であるタンクだが、耐久力がある代わりに、移動速度の遅いヒーローが多い。

また、他のロールと比べて、ヒーロー単体での打開力が低いので、是が非でもポータルキーを守り抜かなければならない。

そこで便利なのが、「どこにでもいけるドア(以下、ドア)」。

多くのタンクで採用が必須レベルとも言える、大人気カードだ。

ドアを使えば自分が向いた先にあるポータルキーへと一瞬でワープできる。奪われそうなポータルキーや取りたいポータルキーへとすぐに移動できる、タンクととても相性のいいカードだ

ただ、ドア最大の欠点が、クールダウン時間が長いこと。

1試合に使える回数は、最大2回(※)のみなので、使うタイミングをしっかり考えなければならない。

※「クールタイム短縮」メダルを一定数付ければ、1試合最大3回使える場合もある

回復カード

体力を回復すれば、前線を維持できる時間も長くなるので、必ず1枚は入れておくべき回復カード。

しかし、回復カードは種類が多く、どれがタンクに合うのかわからないプレイヤーもいるだろう。

「回復カード」の種類や詳細はこちら

回復カードには、即時回復持続回復全体回復エリア回復の4種類がある。

中でもタンクにおすすめの回復カードは、持続回復カードである「神技官 アンジュ・ソレイユ(以下、アンジュ)」。

  • スキル:ライフを持続回復(20秒間で最大100%)
  • クールダウン:40秒
  • 発動時間:短
  • 解放ランク:S1

おすすめヒーロー(タンク)

全ヒーロー

アンジュは全カードで最も体力ステータスが高くなっているため、デッキに採用するだけで、タンクにとって重要なステータスである体力を確保しやすくなる。

また、アンジュは長時間回復できる代わりに1回の回復量が小さいのがほか回復カードより劣っている点だが、体力倍率の高いタンクならば1回の回復量が大きくなりやすい。

このように、タンクならばアンジュの魅力である体力ステータスを最大限活かしつつ、欠点と呼べるような部分もさほど気にすることなく使えるのだ。

多くのタンクはHAで回復したり受けるダメージを抑えたりすることもできるため、アンジュと合わせて使用することで、高い耐久力を発揮しやすい

ただ、アンジュを含めた持続回復カードの天敵が「-蒼王宮-氷冠女王イデア=N=ユランブルク(以下、イデア)」。

イデアは敵の強化効果だけでなく、持続回復効果まで打ち消す

つまり、イデアに打ち消されると、体力を回復しきれなくなってしまうのだ。

体力を回復するために持続回復カードを使用。しかし、効果時間中にイデアで打ち消され、体力をじゅうぶんに回復できなかった

しかも、イデアは採用率がそれなりに高いカード。使う敵が増えてくると、持続回復カードを思ったように使えなくなるだろう。

そこで、安定して回復ができるのが、即時回復カード。

即時回復は、カードを使うと瞬時に体力を回復できる。イデアの影響を受けないため、安定して回復できるのが即時回復カードのメリットだ。

即時回復カードのなかで特におすすめしたいのが、「ハイカラ盟友忍者 -壬生咲みみみ-以下、みみみ)」。

ハイカラ盟友忍者 -壬生咲みみみ-

  • スキル:ライフを30%回復
  • クールダウン:12秒
  • 発動時間:無
  • 解放ランク:B

おすすめヒーロー(タンク)

みみみは、回復量が少ない代わりに発動時間が「無」になることに加え、クールダウンが短く回転率がいい。

転倒を防ぐためのカード合わせや、こまめに回復したい場面に重宝するので、回復量以上に戦闘の安定感が増すはずだ。

前線に出て戦うタイプのタンクではないが、特にみみみと相性がいいのがトマス。トランクを味方に付け続けるのが重要になるため、回復カードを多めに採用してトランクを維持してあげよう

また、癖はあるが強力な回復カードが「-蒼王宮- 聖歌連隊 ミローディア(以下、ミローディア)」。

  • スキル:前方のポータルキーに持続回復エリアを展開(12秒間で最大約133%)
  • クールダウン:45秒
  • 発動時間:無
  • 解放ランク:B

おすすめヒーロー(タンク)

ドアのようにポータルキーを指定して、そのポータルキー周辺に持続回復エリアを生成できるカード。

ヒーローに対して効果が発動しているわけでないので、イデアで無効化されないうえに、総回復量は約133%と持続回復を上回っている。

ほか回復カードよりも体力を多く回復できるので、HAで回復できないタンクなどにおすすめだ。

ただ、カードステータスが攻撃寄りで、耐久力を高めづらいのが難点。クールタイムもほか回復カードより長いので、単体で採用せずに2枚目の回復カードとして採用するのがいいだろう。

帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー

  • スキル:被ダメージを50%減らす(10秒間)
  • クールダウン:28秒
  • 発動時間:無
  • 解放ランク:B

おすすめヒーロー

【防】カードは敵からのダメージを軽減したり、状態異常を防げたりと、耐久面で非常に心強いカードだ。

また、発動時間が「無」なので、発動時間が「長」のドアをイェーガーと連切りして、より素早く前線のポータルキーに向かうこともできる。

ドアを使うヒーローでは、同時に採用することが多いカードの1枚ともいえるだろう。

【防】カード展開中は、ガードブレイク効果のある攻撃カード以外では吹き飛ばされなくなり、ポータルキーから剥がされにくくなるのもメリット

タンクの立ち回り

今回は、ドアを採用しているタンクの立ち回りを中心に解説する。

グスタフ・モノクマ・トマス・ラヴィ・アミスター・うらなどは、ドアを入れなくても自身の強みを発揮できるヒーロー。

ドアを使うタンクとは立ち回り方が異なる部分も多いため、個別の立ち回り記事をチェックしてもらえれば幸いだ。

「グスタフ」の立ち回り
「モノクマ」の立ち回り
「トマス」の立ち回り
「ラヴィ」の立ち回り
「アミスター」の立ち回り
「うら」の立ち回り

ドアをデッキに入れている場合、最も重要なのが試合開始直後のドア使用だ。

タンクはポータルキーを守ることを得意としていても、奪い返すのは苦手。

まずはドアを使って、誰よりも先にポータルキーを取るのがタンクの役割となる。

肝心のワープ先だが、基本的には敵陣2番目へとワープして、そのポータルキーを取得する。

そのワープ先は、ステージによって異なるので、以下の記事でステージごとのワープ先を確認していただきたい。

ステージごとの開幕ワープ先

 誰よりも先にポータルキーを取得して、そのポータルキーを守り抜けるのがベスト

ドアでワープした直後、敵は2人がかりで狙ってきたり、ポータルキーから剥がそうとしたりと、全力で襲いかかってくる。

敵の猛攻に耐えたり攻撃をかわしたりして、必死に耐えよう

ここで最も重要なのは、極力死なないことだ。

倒されそうになったら、敵陣の守りは諦めてC地点に戻り、そちらを守るようにしよう。

ポータルキーから剥がされた場合

倒されはしなかったが、ポータルキーから近距離攻撃カードや周囲攻撃カードなどで剥がされてしまった場合も、敵陣から逃げてC地点を制圧して防衛。

先に味方がC地点を制圧してくれていたら、そのままC地点内でスキルゲージをためよう。

守りにくいC地点だが、リードされるよりはいいので、意地でも自陣を守りきる気持ちで挑もう

倒されてしまった場合

万が一倒されてしまったときは、自陣が広がりきっていないとしても、まっすぐC地点に向かおう

基本的にタンクがスキルゲージをためる優先度は、他のロールと比べて低め。

味方にスキルゲージをためてもらうために、タンクは最前線であるC地点へと向かい、味方を自陣に戻してあげよう。

属性相性を考えてダメージ軽減

「属性」について

属性変更は、攻める側だけでなく守る側でも活用できる。

敵に通常攻撃で弱点を突かれたら、違う属性に変更することでダメージを軽減できるのだ。

特にガンナーや一部のアタッカー(マリアや乃保、ポロロッチョなど)など、通常攻撃を主体に攻撃してくるヒーローに対して有効なテクニックとなる。

こちらが属性変更で弱点を回避することで、敵も再び弱点属性への変更を強いられる。そして、こちらも再び属性変更。いたちごっこになることもあるが、何もしないよりも気を引けて、隙を生み出せる

また、敵のデッキを予測して、事前に属性を変更するのもアリ。

例えば、忠臣と対峙した場合、フルーク(火属性)とカノーネ(水属性)がデッキに入っていることが多いため、どちらの弱点も突かれない水属性に変えて待ち構える。

忠臣に狙われたら、すかさず水属性に変更。ただし、別の属性の攻撃カードを持っている可能性もあるので、敵がカードを使う瞬間を見逃さないようにしよう

また、まといは火属性、アダムは水属性の攻撃力がアップするアビリティがある。この2人と対峙したら、迷わず弱点が突かれない属性へと変更しよう

敵に完全無視されたときはどうするべきか

倒すのが難しいと判断されたタンクは、敵に無視されがち。

そうすると、味方2人と敵3人がタンクから離れたところで戦うことになり、味方に負担がかかってしまう。

味方2人が倒されてしまうと、敵3人から袋叩きにされるか、2つのポータルキーを同時に狙われるなどして、ポータルキーが守りづらくなる。

それでは、敵から無視されないようにするには、タンクはどのような動きをすればいいだろうか。

劣勢時を中心に紹介していく。

エリアが広がっていないポータルキーに張りつく(劣勢時)

敵が広げきっていないポータルキーのエリア内に居座ることで、敵が目を離したスキに奪ったり、いつ奪われるかわからないというプレッシャーを与えたりする効果がある。

また、エリア内に居続けることで、これ以上敵にエリアを広げさせないようにできる。

ほぼ確実に1人は引き付けられるため、敵2人vs味方2人での戦いに勝ってもらうという、味方依存にはなるが、味方といっしょに戦うよりは、勝ち筋がグッと上がる戦法だ。

エリアの広がりきっていないポータルキーに張り付き、常にこちらに目を向けて、思い通りに動かせないようにする。味方が敵を倒したり気を引いてくれたりして、スキができたら、そのポータルキーを奪うこともできるだろう

敵陣側に行き、敵を1人引きつける(劣勢時)

リードを許していて、敵陣のエリアもほぼ広がりきっている状態だった場合、C地点に居座ってもできることは少ないので、敵陣の奥へと向かい、敵を1人でも引きつけよう。

C地点からできるだけ遠くに敵を引きつけることにより、敵2人vs味方2人での戦いに持ち込ませる

その戦いに勝ってもらい、C地点を取り返すのが目的だ。

敵のリリカを敵陣1番目付近に引きつけている。C付近で味方2人と敵2人が戦っている状況。味方まといがHSを使って、確実に勝ちをもぎ取り、C地点を制圧。制圧後は、敵陣に居座る必要がないので、C地点に戻って守りに徹しよう

スキをついて裏取りへ(劣勢時)

それでも取り返せない場合は、マップや状況を確認しながら、敵のスキを突き裏取りで逆転を狙おう。

確実に裏取りが決まるならば、ドアを使って、奪いたいポータルキーに飛んでも構わない。

味方のきららがHSを発動。これにより、敵がHSの対応に追われるスキを突いて、敵陣最奥のポータルキーの裏取りを目指す。きららのHSにより、敵が2人倒れ、無事裏取りが成功した

妨害カードで味方をサポート(常時)

デッキの空いた枠に妨害カードを入れるのもアリだ。

その場合、味方をサポートしたり、時には自力でポータルキーを取り返したりすることも可能になる。

ただ、そのぶん耐久力は落ちるので、好みで採用しよう。

敵のリリカをスタンさせて、味方にキルをしてもらうサポート

味方がポータルキーを制圧中に、敵のVoidollが割り込むためにダッシュでポータルエリアに向かっている。それを妨害するためにスタン。無事に制圧できた

(C) NHN PlayArt Corp.
(C) DWANGO Co., Ltd.




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