ホリエモンが博多うどんチェーン「うちだ屋」を買収。全国展開へ



 株式会社こむぎのは4月18日、福岡県の老舗飲食チェーン「うちだ屋」の発行済全株式を取得したと発表しました。堀江貴文氏が関わる「小麦の奴隷」ブランドを展開するこむぎのが、九州地域で親しまれてきた博多うどんチェーンを全国展開する計画です。

 今回の買収は、3月31日付で完了しました。「うちだ屋」は福岡県を中心に42店舗を展開しており、ふんわりもちもちの食感が特徴の博多うどんや和定食などを提供してきました。1977年の創業以来、地域に根ざした和風レストランとして親しまれ、最盛期には100店舗を超える規模に成長していたとのことです。

 株式会社こむぎのは、ホリエモンこと堀江貴文氏が主宰するオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)から生まれた「小麦の奴隷」というベーカリーブランドを展開。同社によると、設立後3年で150件以上のフランチャイズ加盟契約を獲得するなど急速に店舗数を拡大しています。

博多うどんブームの到来と4大うどん店の勢力図

 現在、うどん業界では「資さんうどん」のすかいらーくホールディングスによる買収を機に、博多うどんの全国展開が加速しているとされます。讃岐うどんが全国で定着する中、これとは対照的な「やわらかくて消化の良い」博多うどん文化が新たな風を吹き込んでいます。

 福岡には「資さんうどん」「牧のうどん」「うちだ屋」「ウエスト」という四大博多うどんブランドが存在し、それぞれが特色ある展開を進めてきました。すでに「資さんうどん」は東京進出を果たし、「因幡うどん」も2025年春に東急プラザ原宿に出店するなど、博多うどんの全国展開の流れが加速しています。

5年後に80店舗超の展開目標

 こむぎのは今回の提携により、5年後には現在の約2倍となる80店舗超への拡大を目指すとしています。同社によると、「小麦の奴隷」ブランドで培った経営資産を活かし、人員不足の解消や運営効率の改善、店舗標準化などを進める計画だとのことです。

 今回の買収は、讃岐うどんと稲庭うどんに続く「日本三大うどん」としての地位確立を目指す取り組みの一環とされています。両社は、博多うどんの柔らかさと地域に根差した温かさをアピールポイントに、全国展開を加速させる方針です。

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