「comicoタテカラー漫画賞2025」開催！グランプリは50万円、デビュー確約の2部門制！

　NHN comico株式会社は6月2日、漫画アプリ『comico』で「comicoタテカラー漫画賞2025」の開催を発表し、作品の募集受付を開始したと発表しました。

　今回の漫画賞は「オールジャンル部門」と「ネーム部門」の2部門で作品を募集します。

　オールジャンル部門では、テーマやジャンルの縛りなく自由に制作した読み切り作品が対象となり、グランプリには賞金50万円とデビュー確約、副賞としてマッサージアイテムが授与されます。

　ネーム部門では、「洋風ロマンスファンタジー」または「学園ドラマ」のシナリオを選択してネームを制作する形式で、グランプリには賞金20万円とデビュー確約、副賞が用意されています。

　応募条件として、オールジャンル部門では縦スクロール形式のフルカラー作品で、1話あたり45コマ以上の完結した読み切り作品である必要があります。

　ネーム部門では、提供されるシナリオと同じセリフを使用してコマ割りを行い、キャラクターの表情や動き、構図が分かるように描くことが求められます。

　プロ・アマ問わず、年齢制限もありません。

4回目開催で過去受賞者が商業デビュー

　同漫画賞は今回で4回目の開催となり、過去の受賞者が商業作家として活動を続けているとのことです。

　2022年グランプリ受賞のフジタ13号さんは『だるまさんがくる！』、準グランプリ受賞のミケさんは『もう一度、好きって言ってほしい』として作品化されています。

　また、2023年オールジャンル部門グランプリ受賞の四季施しあさんによる『敏感男子、調教される』なども商業展開されています。

　募集期間は9月30日23時59分まで、結果発表は12月予定となっています。

　同社によると、グランプリ受賞者はデビューが確約され、準グランプリ受賞者についても担当編集によるデビューまでのサポートが提供されるとのことです。

　漫画賞開催を記念して、6月4日0時から6月10日23時59分まで、歴代受賞者の作品を対象とした「全話無料キャンペーン」も実施されます。

　対象作品には『だるまさんがくる！』『もう一度、好きって言ってほしい』『僕たちは話をしない。』などが含まれ、一部作品では有料固定話を除く全話が無料で読めるようになります。

　応募に関する詳細な条件や応募方法については、専用ウェブサイトで確認できます。