精神的恐怖ホラー『Final Fall』がSteamサマーセールで30%オフ。統合失調症をテーマにした心理ホラーゲームが7月11日まで特価



 インディーゲーム開発者Emmanouil Kaparos Kaparakisが開発・パブリッシングする心理ホラーゲーム『Final Fall』が、現在開催中のSteamサマーセールで30%オフの特価販売中です。

記憶を失った女性が精神病院で体験する恐怖

 『Final Fall』は、統合失調症をテーマにした心理ホラーゲームです。プレイヤーは自殺未遂の後に記憶を失った女性オフィーリアとなり、幻覚に満ちた崩れかけた精神病院を舞台に、残酷なパズルを解き、幻覚に立ち向かいながら内なる悪魔と戦います。

 ゲームの特徴的な要素として、自殺がただの背景設定ではなく、実際のゲームメカニクスとして組み込まれています。

 アイテムを誤用したり、重要な場面で失敗するとオフィーリアが自分の命を絶つ可能性があり、3回自殺してしまうとセーブファイルが完全に削除されるという極めて厳しいシステムを採用しています。

精神状態に応じて変化する病院とトラウマが生み出す怪物

 『Final Fall』では、オフィーリアの精神状態に応じて病院の環境が変化する「サニティ・ドリブン・ワールド」システムを搭載しています。彼女の心が悪化するにつれて、壁が曲がり、ささやき声が大きくなり、現実と幻覚の境界が曖昧になっていきます。

 敵として登場するのは、オフィーリアのトラウマから生まれた歪んだ幻覚の怪物たちです。これらの怪物は実在するのか、それとも彼女の心が作り出した幻なのかは明確ではありません。

 タイミングベースの激しい戦闘システムにより、プレイヤーは彼女の最も残酷な敵である自分自身の心と対峙することになります。

 パズル要素も充実しており、モールス信号の解読や複雑な謎解き、さらには実際に演奏可能なピアノの操作など、高度なパズルが用意されています。

価格・セール情報・日本語の対応状況

 現在、『Final Fall』は通常価格1,200円のところ、7月11日まで30%オフの840円で購入可能です。

 言語対応についてですが、残念ながら日本語には対応していません。インターフェイス、音声、字幕すべてが英語のみとなっているため、英語でのプレイが必要です。

 また、本作は大人向けコンテンツとして、暴力的なシーン、心理的苦痛、死と自殺のテーマ、不快な映像、薬物使用などの要素が含まれているため、これらの内容に敏感な方は注意が必要です。




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