西部開拓時代の酒場経営『Saloon Simulator』が早期アクセス開始。廃墟からサルーンを再建する一人称シミュレーションゲーム



 Glivi Games S.A.開発、RockGame S.A.パブリッシャーのシミュレーションゲーム『Saloon Simulator』が7月15日にSteamで早期アクセスを開始しました。南北戦争後の19世紀アメリカを舞台に、廃墟となった酒場を修復・運営する一人称視点のシミュレーションゲームです。

荒れ果てた酒場を西部一の名店に

 『Saloon Simulator』では、だまされて手に入れた廃墟の酒場を一から再建していきます。プレイヤーは酒場のオーナーとして、傷んだ家具を修理し、必要な備品を購入して自分好みの内装を設計していきます。

 ただし資金は限られているため、無計画な買い物は経営を危機に陥れる可能性があります。

 酒場が整ったら、19世紀のアメリカにインスパイアされたドリンクのレシピを学び、様々な種類のお酒や料理を提供して客をもてなします。お客の期待に応え、評判ポイントを貯めることで新しいお客を呼び込み、気前のいいチップで何度も訪れてもらえるような魅力的な店作りを目指します。

事業拡大と人間関係システム

 ゲームでは単純な酒場運営だけでなく、事業拡大の要素も用意されています。新しい設備や部屋をアンロックして酒場を拡張し、従業員を雇って効率的な運営を行えます。さらにホテルやギャンブル場への投資も可能で、多角的なビジネス展開が楽しめます。

 また、様々なキャラクターとの関係構築も重要な要素です。砂漠と灼熱の太陽が広がる西部の世界で、地域の住人たちと交流を深めることで、ビジネスに有利な恩恵を受けられるようになります。犯罪組織との関わりやミニゲームなど、酒場経営以外の要素も豊富に含まれています。

早期アクセスの現状と今後の展開

 現在の早期アクセス版では、酒場の管理・カスタマイズ、ドリンクや料理の提供、顧客対応といったコアとなるゲームプレイループがすべて実装されています。2つのゲームプレイ階層、従業員雇用システム、NPCとの関係構築、犯罪組織との交流、複数のミニゲームなどの主要システムが機能しており、コミュニティからのフィードバックに基づいて継続的に改善が行われています。

 開発者によると、完全版では追加のゲームプレイ階層、新しいロケーション、より充実したストーリー分岐が予定されているほか、高度なNPCルーチン、追加の犯罪シナリオ、動的な町のイベントなどの新機能が追加される予定です。

 また、フルに開発されたキャラクターアーク、より多くのミニゲーム、拡張された人間関係システム、ボイスアクティングなども計画されており、早期アクセスからの完全移行は最大2年以内を目標としています。

価格・日本語対応

 『Saloon Simulator』は通常価格2,100円のところ、7月23日までリリース記念セール10%オフの1,890円で購入可能です。なお、本作は日本語には対応しておらず、英語、ポーランド語、フランス語、イタリア語など9言語でプレイできます。




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