ギグワーカーが社会と戦う! 内なる葛藤と現実を描くアブサードコメディ『Jump the Track』がSteamでセール中



 Seed by Seed開発・パブリッシャーのインディーアドベンチャーゲーム『Jump the Track』が、7月31日まで20%オフのスペシャルプロモーションを実施中です。ギグエコノミーに苦しむ若い夢想家サムとなり、人生を変える一夜を体験するアブサードコメディ作品です。

ギグエコノミーで悩む若者の物語

 プレイヤーはギグエコノミーの中で苦闘する若い夢想家サムとなります。単発の仕事を転々とし、将来への不安を抱えながら日々を過ごしている彼にとって、今夜は人生を大きく変える可能性を秘めた特別な夜となります。

 ゲームは現代社会の労働問題を扱いながらも、アブサード(不条理や理不尽をテーマにした)コメディという形で描かれているため、重いテーマを軽やかに表現しています。プレイヤーは内なる戦いと向き合い、自分の力を結集して、既存のシステムに立ち向かう準備を整えていきます。

選択と物語が織りなすゲーム体験

 本作は物語性とコメディ要素を重視したアドベンチャーゲームで、プレイヤーの選択によって展開が変化する「選択型進行」システムを採用しています。サムの行動や決断がストーリーの方向性を決定し、複数のエンディングへと導かれます。

 ゲームには物理演算を活用したアーケード要素も含まれており、純粋なビジュアルノベルとは異なる体験を提供しています。プレイ時間は約2.6時間とコンパクトにまとまっており、集中して物語を楽しむことができます。

社会派テーマとユーモアの融合

 『Jump the Track』は現代の労働環境や社会問題をテーマとしながらも、ユーモアとアブサード感を交えて描いているため、説教臭くならずに楽しめる作品となっています。ギグエコノミーという現実的な問題を扱いつつ、プレイヤーが笑いながら考えさせられる絶妙なバランスを保っています。

 開発会社のSeed by Seedは、これまでも『Pile Up! Box by Box』や『Baladins』といった個性的な作品を手がけており、独創的なゲーム作りで知られています。本作も同様に、他では味わえないユニークな体験を提供しています。

価格・セール情報・日本語対応

 『Jump the Track』は通常価格1,200円のところ、7月31日までスペシャルプロモーション20%オフの960円で購入可能です。また、『To Hell With The Ugly』とのバンドル販売も行われており、こちらは17%オフの2,706円で提供されています。

 なお、本作は日本語には対応しておらず、英語とフランス語でのプレイとなります。




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