
集英社とLink-U Technologiesは7月23日、総合電子書店「ゼブラック」において、歴代ヒット作の誕生秘話を紹介する特別インタビュー企画「THE 0 to 1(ザ ゼロ トゥ ワン)」を開始したと発表しました。
「THE 0 to 1」は、歴代ヒット作が”ゼロからイチ”へと生まれるまでの軌跡を、作者に直接インタビューする企画です。インタビュー記事の公開日は、各作品の連載第1話が掲載されたコミック誌の発売日に合わせて設定されていて、読者は作品が生まれた”始まりの日”に立ち戻りながら、作者の思考や情熱を追体験できるとのことです。
記念すべき第1回は累計2700万部突破の『アイシールド21』
記念すべき第1回には、2002年7月23日に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした『アイシールド21』が登場します。累計発行部数2700万部を超えるアメリカンフットボールマンガとして知られる同作品について、原作担当の稲垣理一郎氏と作画担当の村田雄介氏が、初期構想からキャラクターデザイン、マンガ哲学に至るまでを語ったインタビューが公開されました。
インタビューでは、主人公セナのキャラクター設定について稲垣氏が「(セナを)ポジティブにしすぎると結局、成長譚ではなくなってしまう。セナは何を成長するのか、と考えた時に、『庇護される存在』という新たな属性がついた」と語っています。また、村田氏はキャラクターデザインについて「全身を含めて、見た時のシルエットが大事だというのは意識していました。そのキャラクターの性格や作品内の立ち位置まで、そのシルエットですべて分かるのが理想だ」と、制作時の思いを明かしています。
限定キャンペーンで作品をお得に読める
「THE 0 to 1」第1回の公開を記念して、7月23日から8月19日まで『アイシールド21』の世界を楽しめる、限定キャンペーンが実施されます。第1巻から第5巻が無料で公開されるほか、まとめ買いキャンペーンでは1巻から13巻、14巻から25巻、26巻から37巻のセットで10%のコインバック、全巻セット(1巻から37巻)では、30%のコインバックが実施されるとのことです。
※「ゼブラック」は、集英社が運営する総合電子書店で、『少年ジャンプ』や『ヤングジャンプ』、『マーガレット』掲載作品のほか、秋田書店、KADOKAWA、小学館、白泉社など複数の出版社の作品を取り扱っています。同アプリでは「話読み」機能により、23時間ごとに回復する無料チケットを使用して、72時間のレンタルで作品を読むことができます。対象作品は、2025年3月31日時点で2900作品以上となっています。
- 特設サイト:THE 0 to 1
- 稲垣理一郎氏インタビュー:インタビューページ
- 村田雄介氏インタビュー:インタビューページ
- ゼブラック公式サイト:ゼブラック
- Original:https://www.appbank.net/2025/07/24/iphone-application/2792339.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ
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