『NAVITIME Travel』が「避暑地モード」を提供開始、涼しい場所から旅先を選べる新機能



株式会社ナビタイムジャパンは7月29日、旅行プランニング&予約サービス『NAVITIME Travel』において、「避暑地モード」の提供を開始したと発表しました。猛暑が続くなかでも快適に旅行を楽しめるよう、涼しさをテーマにした旅行計画を立てられる機能とのことです。

この「避暑地モード」は、同社が独自に定義した「避暑地」や「涼しいスポット」の検索機能に、既存の「日陰優先ルート」技術などを統合したものです。旅行プランの作成時に「避暑地モード」を選択することで、旅行先探しから現地での移動まで、一貫して暑さ対策を意識したプランニングが可能になるとしています。利用には無料の「NAVITIME ID」への登録とログインが必要です。

AIが提案する「避暑地エリア」

主な機能の一つである「避暑地エリア検索」では、同社独自のスポットデータと生成AIを組みあわせ、涼しく過ごせる旅行先を提案します。高原や渓谷といった自然豊かな場所にくわえ、ホテルやアクティビティ、文化施設なども含めて総合的に観光が楽しめるエリアを選定しているとのことです。具体的には、北海道や東北、山梨、長野、屋久島などが「避暑地」として表示されるとされています。

水族館や美術館も! 新搭載の「屋内観光スポット」検索

「涼しいスポット検索」機能も強化されました。「渓谷」や「滝」などの自然スポットのほか、公共施設などが指定する「クーリングシェルター」を検索できます。  さらに今回、新たに「屋内観光スポット」のデータが整備され、検索対象にくわわりました。これは『NAVITIME Travel』の観光ガイド情報から水族館や美術館、商業施設などを抽出したもので、夏の暑い日や雨の日でも天候を気にせずに楽しめるお出かけ先を簡単に見つけられるようになります。検索されたスポットには「涼しいスポット」アイコンが表示され、視覚的にも分かりやすくなっています。

移動中も涼しく! 日陰を優先するルート検索

目的地までのルート検索では、「屋内優先」や「日陰優先」といった、直射日光を避けて移動できるルートを選択できます。地図上に日陰のエリアを表示する「日陰マップ」機能とあわせることで、スポット間の移動においても涼しさを意識した計画が立てられます。  これらのルート検索機能は、同社のナビゲーションアプリ『NAVITIME』などで提供されていた既存の技術を旅行プランニングサービス全体に統合し、より包括的な暑さ対策を実現したものだということです。

同社は今後、この「避暑地モード」を生成AIによる旅行プラン自動提案機能と連携させることや、「避暑地」「涼しいスポット」のデータをさらに拡充していく方針を発表しています。

「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。 その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。




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