Yahoo!検索のPC版でもAI機能が利用可能に チャット形式で情報を深掘りできるアシスタント機能を提供開始



 LINEヤフー株式会社は8月5日、PC版『Yahoo!検索』において、チャット形式で情報を深掘りできるAIアシスタント機能と検索結果上に生成AIによる回答表示機能の提供を開始したと発表しました。

 『Yahoo!検索』では、ユーザーが知りたい情報を手軽に入手し、少ないステップで目的のアクションを達成できるようにするため、生成AIの活用を推進しているとのことです。これらの機能は2024年10月にスマートフォン版で先行して提供が開始されており、今回のPC版対応により、より多くのユーザーが生成AIを手軽に活用できるようになりました。

ユーザー満足度は82%と高評価

 同社が『Yahoo!検索』のユーザーを対象に実施したアンケート調査によると、生成AI機能を利用したユーザーのうち「とても満足」「満足」「やや満足」と回答した割合は全体の82%だったとされています。この調査は2025年4月16日から4月30日にかけて114人を対象に実施されたものです。

 生成AIによる回答表示機能の対象も拡大されており、スマートフォンでの提供開始時から対応していた「美味しいコーヒーの入れ方」などのハウツー系キーワードや、「〇〇とは」などの意味を調べるキーワードにくわえて、今年2月から「お中元 時期」や「米1合は何グラム」などの季節や行事、数値などに関する質問や疑問にも対象を拡大しています。

簡単な操作でAI機能を利用可能

 AIアシスタント機能は、『Yahoo!検索』トップまたは検索結果上の検索窓横にあるアイコンをクリックすることで利用できます。生成AIによる回答表示機能については、対象キーワードを検索すると検索結果にAIが生成した回答が表示される仕組みです。

 表示された回答についてより深く調べたい場合は、「AIに追加の質問をする」欄下の関連質問をクリックするとAIアシスタント機能の画面に遷移し、チャット形式で生成AIに追加の質問ができるとのことです。

 同社は今後、生成AIを活用してお買い物やおでかけなど、よりユーザーの生活をサポートできる機能を提供していく予定としています。

 なお、本機能はGoogle Cloudが提供するVertex AIを使用しており、13歳未満の方は利用を控えるよう案内されています。すでにAIアシスタント機能利用時の自由入力での質問はYahoo! JAPAN IDでのログインが必要となっています。




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