ChargeSPOT、モバイルバッテリーの不正転売に注意喚起 安全性に懸念も



記事画像6: スマートフォン充電器のレンタルステーション

 株式会社INFORICHは8月13日、同社が運営するモバイルバッテリーシェアリングサービス『ChargeSPOT』のモバイルバッテリーが、フリマアプリやオークションサイトに不正出品されている事例が確認されたと発表しました。

利用規約違反で刑法上の罰則の可能性も

 同社によると、『ChargeSPOT』のモバイルバッテリーは利用規約に基づいて貸し出されているものであり、ユーザーには原状どおり返却する義務があるとのことです。

 フリマアプリやオークションサイトでの出品・転売・譲渡などの行為は利用規約に明確に違反する行為であり、場合によっては刑法上の罰則が科される可能性もあると警告しています。

安全管理体制から外れることで発火リスクも

 昨今、モバイルバッテリーによる発火事故が社会問題となっている中、『ChargeSPOT』のバッテリーは適切に返却されることで24時間体制での安全管理が効果的に機能する仕組みとなっています。しかし、長期間同社の管理下を外れるバッテリーについては、安全性を十分に保証することができないということです。

 同社は、不正な転売や譲渡、またそのようなバッテリーの購入や保有は重大な事故やトラブルに繋がる恐れがあるとして、このような行為を控えるよう強く呼びかけています。

 『ChargeSPOT』は全国の駅やコンビニ、商業施設などに設置されているモバイルバッテリーレンタルサービスで、専用アプリを通じて借り出しと返却を行うシステムとなっています。




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