
株式会社エブリーは8月19日、同社が運営する日本最大級のレシピ動画メディア『デリッシュキッチン』で「夏冷え対策レシピ」を公開したと発表しました。
近年の夏の長期化傾向に伴い、冷房や冷たい飲食物による「夏冷え」の対策が夏の体調管理において重要になりつつあることから、今回のレシピ公開に至ったとのことです。同社では『デリッシュキッチン』のユーザーを対象に「夏冷え」に関するアンケートを実施し、6割以上が夏でも体の冷えを感じていることが判明したということです。
6割以上が夏でも体の冷えを感じると回答
アンケート結果によると、夏に体の冷えを「よく感じる」「たまに感じる」と回答した方は合わせて61%に上りました。夏冷えによって感じる体の不調については、「体がだるい、疲れやすい」が54%で最多となったとのことです。
夏冷え対策として行っていることについては、「温かいものを食べる・飲む」が最多となり、食事から対策をとっている方が多く見られました。また、夏になると食べたくなるものトップ3は、「冷たい料理」の他、「さっぱりした料理」や「辛い・スパイスの効いた料理」も並んだということです。
管理栄養士が夏冷え対策を解説
『デリッシュキッチン』副編集長で管理栄養士の斎藤香織氏によると、エアコンの効いた場所に長時間いると、知らず知らずのうちに内臓が冷えてしまい、体調不良の原因となるとのことです。そんなときは、体を内側から温める食材を意識して取り入れるのがおすすめだということです。
例えば、唐辛子やしょうがに含まれる辛味成分は血行を促し、体を温めます。また、たんぱく質もしっかり摂ることが大切で、たんぱく質は「食事誘発性熱産生」が高く、消化の過程で熱を生み出すため、体を温める効果があるとしています。
夏の定番料理をアレンジした対策レシピを公開
今回公開された「夏冷え対策レシピ」では、夏に人気の定番料理をアレンジし、いつもは冷たくいただく料理を温かくアレンジすることで、体を芯から温める内容となっています。さらにスパイシーさやさっぱりとした風味をプラスすることで、食欲が低下しがちな夏でも美味しく食べられるよう工夫されているとのことです。
公開されたレシピには以下のようなものがあります。
「温めてアレンジ! 焼き冷やし中華」は、いつも冷たく食べる冷やし中華を、麺を焼いて焼きそば風にアレンジしたもので、たれはかけずにポン酢しょうゆと一味唐辛子で麺に味をつけてピリ辛さっぱり味にしているということです。

「ごま油が香ばしい♪薬味たっぷり温やっこ」は、冷奴を温かい一皿にアレンジしたもので、レンジで温めた豆腐にたっぷりの薬味と香味油をかけた内容となっています。

「旨辛おいしい! そうめん麻辣湯」は、そうめんの塩分をそのまま調味に活用するレシピで、味付け簡単、別ゆで不要の簡単レシピとなっています。

「別ゆで不要! ふわふわ卵の梅だしにゅうめん」は、そうめんを梅干しを入れて茹でることでコシが残り、美味しさがアップするという内容です。

- 『デリッシュキッチン』Webサイト:https://delishkitchen.tv/
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- Original:https://www.appbank.net/2025/08/21/casual-food/2801126.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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