長寿命で安全性も向上! リン酸鉄リチウムイオン電池採用のモバイルバッテリー登場



記事画像2: 約1,000回充電可能な長寿命パワーバンク2色

 株式会社磁気研究所は8月26日、同社ブランド「HIDISC(ハイディスク)」より、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリーを9月上旬に発売すると発表しました。

 今回発表された新製品は、約1,000回の充放電が可能で、同社従来品の約500回と比較して約2倍の長寿命を実現しています。また、電気自動車にも使用されるリン酸鉄素材を採用することで、発火の危険性を大幅に低減し、安全性を向上させているとのことです。

用途に応じて選べる3つの容量

記事画像1: HIDISC製モバイルバッテリーの製品情報。長寿命、超安全、大容量などが特徴。

 製品ラインナップは、5000mAh、10000mAh、20000mAhの3つの容量を用意しています。5000mAhモデルはポケットに入る軽量タイプでコンパクトさを重視し、10000mAhモデルはケーブル一体型で1日の持ち歩きに最適な設計となっています。

記事画像3: ポケットにモバイルバッテリーを入れる様子。5000mAhでコンパクト。
記事画像4: 10000mAhモバイルバッテリーとポーチの画像。一体型ケーブル。

 20000mAhモデルは大容量タイプで、複数デバイスや長時間利用に対応します。各モデルともホワイトとブラックの2色展開で、日常使いから旅行・出張・災害時の備えまで幅広い用途に対応するとしています。

記事画像5: 20000mAhモバイルバッテリーとスマホ・タブレット

Nintendo Switchやワイヤレスイヤホンにも対応

記事画像6: Nintendo Switch対応とワイヤレスイヤホン充電OKのアイコンとテキスト

 本シリーズは、スマートフォンだけでなく、Nintendo Switchやワイヤレスイヤホンなど多様なモバイル機器の充電にも対応しています。くわえて、各機器との充電互換性について社内で独自に検証済みで、信頼性の高い仕様設計が施されているということです。

 とくに20000mAhモデルでは複数回の充電が可能なため、長時間の移動や出張時にも余裕を持って対応できます。5000mAhと10000mAhモデルも、軽量ながら十分な出力性能を備えており、小型機器への充電にも最適としています。

法改正への対応と環境配慮

 2026年4月施行予定の資源有効利用促進法改正により、モバイルバッテリーの回収・リサイクルが義務化されます。同社では、本製品の長寿命設計により廃棄量削減に貢献し、安全性と環境配慮を両立した製品として位置づけています。

 製品は同社公式サイトのFLASH STORE、全国のホームセンターや量販店で販売される予定です。また、秋葉原駅前の直営店舗「MAG-LAB」でも取り扱いが行われます。




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