freee入出金管理がアップデート タブレット・スマホでの利用が便利に



freee入出金管理のPCとスマホ画面、UIアップデート概要

 フリー株式会社は10月2日、複数の事業用口座を一元管理できる『freee入出金管理』の機能とUIをアップデートしたと発表しました。

 今回のアップデートでは、freeeの主要プロダクトと画面構成を統一することで、操作における統合体験が提供されます。また、レスポンシブ機能による画面最適化やステータス表示に対応し、とくにタブレット・スマートフォン利用時の使い勝手が向上しています。

レスポンシブ機能で画面表示を最適化

freee入出金管理のPC・タブレット・スマートフォンでの画面最適化表示

 PC・タブレット・スマートフォンなど、手持ちの端末に合わせて自動でレイアウトが変更され、画面が見やすくなりました。従来は端末ごとに表示が最適化されていなかったため、小さな画面では操作しづらい場面がありましたが、今回のアップデートでこの問題が解消されたということです。

同期中のステータス表示に対応

freee入出金管理の口座同期ステータス表示のBefore/After比較

 口座管理画面において、連携口座のステータス表示が追加されました。同期中の場合は「更新中」のステータスが表示され、現在の状況が可視化できるようになっています。

UIをリニューアル

freee入出金管理のUIリニューアル、タブメニューからサイドメニューへの変更

 従来のタブメニューがリニューアルされ、「口座管理」「タグ管理」などへのアクセスが容易になりました。他のfreeeプロダクトと同様の画面設計にすることで、すでにfreee製品を利用している企業における導入時の学習コストが削減されるということです。

GMOあおぞらネット銀行からのコメント

 『freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行』を提供するGMOあおぞらネット銀行のプロダクトグループ ローン事業部長の高木亨氏は、「スマートフォンでの操作性の向上は、法人のお客さまのUI/UXの向上につながり、結果として当社ローンサービスにおける利便性向上に寄与するものと期待しています」とコメントしています。

 同行の融資枠型ローン『あんしんワイド』では、『freee入出金管理』に同期された他行口座の入出金データをローン審査の参考情報として活用しており、今回のリニューアルが審査プロセスをよりスムーズにするとしています。

『freee入出金管理』について

 『freee入出金管理』は、他行を含めた複数の事業用口座の残高や入出金明細を一元管理できるサービスです。従来は複数の金融機関を利用している場合、各金融機関のインターネットバンキングへ都度ログインして入出金情報や残高確認を行う必要がありましたが、本サービスにログインするだけで、複数口座の明細や残高を場所を問わずスマートフォンやパソコンから簡単に確認できます。

 推奨環境はOS:最新版のGoogle Chrome(Android版を含む)、Safari 9以上(iOS版を含む)。対応端末はスマートフォン(iOS/Android)、パソコン(Mac/windows)となっています。




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