「PAY.JP」がPayPay決済を導入へ 2026年初頭より



PAY.JPとPayPayのロゴが並んだビジュアル

 PAY株式会社は10月2日、オンライン決済サービス「PAY.JP」において、決済手段の拡充を進めると発表しました。まずは2026年初頭より、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入する予定です。

決済手段の拡充について

 現在「PAY.JP」では、決済手段としてクレジットカードとApple Payが利用可能となっています。近年のキャッシュレス化の加速や利用者の購買行動の多様化にともない、加盟店では幅広い決済手段を導入し、利用者の多様な支払いニーズに応えたいという要望が高まっているということです。

 こうした状況を踏まえ、「PAY.JP」では多様な決済手段をスムーズに導入できる基盤を整えるため、柔軟な拡張性を備えた新たなAPIを開発しています。新API実装後、最初の決済手段の追加として、登録ユーザー7,000万人(2025年7月時点)を超える国内最大級のキャッシュレス決済サービス「PayPay」が導入されます。

PayPay決済の導入概要

PayPay決済手数料の表(物販/サービス3.5%、デジタルコンテンツ9.0%)

 「PayPay」決済の導入予定は2026年初頭で、利用対象は「PAY.JP」加盟店となります。決済手数料は物販・サービスが3.5%、デジタルコンテンツが9.0%で、別途消費税が発生します。

今後の展開

PAY.JPのダッシュボード画面とスマートフォンでのログイン画面

 「PAY.JP」は今後も、多様な決済手段の導入を予定しています。さらに、加盟店の使用する管理画面から簡単に決済用リンクを作成してメールなどで共有することができるメールリンク型決済機能や、AI活用機能を拡充するためのMCPサーバーへの対応も見据えているとのことです。

 これらの取組みにより引き続き、オンライン決済を必要とする事業者の課題に寄り添い、決済システムの導入サポート等を通じて、事業成長の支援を拡大していくということです。

 また、2026年中には、多様な決済手段の導入にくわえ、メールリンク型決済機能や、オンライン決済の導入をより簡単にするAIを活用した機能の提供も予定されています。




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