Uber、福岡で九州初の「Uberプレミアム」開始! 沖縄でも大型車両展開



Uberプレミアムの黒い大型ハイヤー車両とドライバー

 Uber Japan株式会社は10月8日、スマートフォンアプリ「Uber」でハイヤー車両を呼べる「Uberプレミアム」のサービスを福岡エリアで開始したと発表しました。九州地方での提供は今回が初めてで、東京23区、成田市、京都市、大阪市、札幌市に続き全国で6都市目の展開となります。

福岡エリアで提供開始

 「Uberプレミアム」は、福岡県の福岡市、春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市、古賀市、糸島市、糟屋郡、那珂川市で利用可能となりました。

 福岡で新たに提供される車両は「大型ワゴン」で、快適かつ高級感のある車両をタクシーのような手軽さで呼べるサービスとなっています。一般的なタクシー車両よりも車体が大きく、最大5名での乗車や複数のスーツケースの積載が可能で、大人数での移動や旅行・ビジネスなど重要な移動シーンに対応します。

 さらに、出発の90日前から予約ができるため、事前に車両を確保できる安心感があり、とくに訪日外国人観光客を中心に高い支持を得ているとのことです。

訪日外国人観光客のニーズに対応

 九州はとくに東アジアを中心に海外からの人気が高く、昨年過去最多となる訪日外国人旅行者数を記録しました。中でも、福岡空港は九州の玄関口として旅行者の半数以上を占め、福岡エリアにおける移動のニーズが一層高まっています。

 Uberアプリは約50言語に対応し、アプリ内のチャット機能は自動翻訳されるため、乗客とドライバーの間で言語の壁を超えたスムーズなコミュニケーションが可能です。こうした多言語対応機能は、インバウンド対応において高く評価されており、実際に福岡エリアのUber利用者数も増加傾向にあることから、複数名かつ大型スーツケースを伴う移動に応えるサービスとして「Uberプレミアム」の展開に至ったということです。

沖縄でも新サービス展開

 国内外から人気の観光地である沖縄本島においても、旅行やビジネスシーンにおける複数名での移動や荷物に対応するため、「大型タクシー」と「プレミアムタクシー」の提供を開始します。とくに2025年は、大型テーマパークの開業などを契機に、観光需要が過去最高水準に達する見込みで、本サービスの展開により、ゆとりある車両で快適な移動体験を提供するということです。

利用方法と便利な機能

 「Uberプレミアム」の利用方法は、Uberアプリを起動して乗車地と目的地を入力し、「プレミアム」や「大型ワゴン」などのメニューを選択します。事前確定料金と推定到着時間を確認後、配車リクエストを行い、近隣のプレミアム車両とマッチングされます。

 Uberアプリには、優れたテクノロジーを活用した多様な先進機能が備わっています。クレジットカード等の支払い方法を事前に登録することで、目的地到着後はそのまま降車するだけで自動的に決済が完了する自動決済機能や、ドライバーとアプリ内でメッセージのやり取りが可能なチャット機能を搭載しています。

 また、乗客とドライバーが相互に評価を行う評価システムにより、サービス全体の品質向上に寄与しています。さらに、「Uber Teens」および「Uberシニア」のサービスにより、10代の子どもからシニアの方まで幅広い世代の安心・安全な移動を実現します。

 月額498円または年額3,998円で加入可能な定額サービス「Uber One」に登録することで、高評価ドライバーとの優先マッチングが可能となり、さらに乗車料金の10%相当分のクレジットが毎回付与されます。付与されたクレジットは、次回のUber Taxi乗車やUber Eats注文時の割引に利用できます。




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