楽天ラクマ、AI技術で出品作業を大幅に効率化! 画像から商品情報を自動提案する新機能を提供開始



楽天ラクマのAI出品サポート機能概要を示す画面。商品候補の自動提案と自動入力のUI

 楽天グループ株式会社は10月9日、フリマアプリ『楽天ラクマ』において、AI技術を活用した出品サポート機能の提供を開始したと発表しました。

画像分析で商品情報を自動提案

 この機能では、ユーザーが商品を出品する際に登録した画像をAIが分析し、最適なカテゴリ、商品名、商品説明文の候補を自動で提案します。楽天が蓄積する数千万点の商品データと連携することにより、ユーザーは正確な情報を効率的に入力できるようになります。

 また、『ラクマ最強鑑定』において提携する株式会社コメ兵が年間240万点におよぶブランドリユース品の流通を通じて蓄積したデータの一部も活用されます。これにより、楽天の商品データにくわえ、100以上にわたるラグジュアリーブランドの商品情報を提案することが可能になりました。

出品時の手間を大幅に削減

 フリマアプリでの出品時には、商品名の入力や商品説明文の作成など多くの情報が必要となり、ユーザーが負担に感じるケースがあることが課題となっていました。このような課題を解決するため、『楽天ラクマ』では、AI技術を活用した出品サポート機能を開発しました。

 ユーザーは出品時の手間を大幅に削減できるようになります。

機能の利用方法

楽天ラクマのAI出品サポート機能の利用手順を示す画面。STEP1からSTEP4までの流れ

 利用方法は以下の通りです。

 まず、出品画面で「商品撮影」「アルバム」のいずれかを選択します。商品の画像を登録すると、AIが画像を分析し、楽天またはコメ兵のデータベースから最適なカテゴリ、商品名、商品説明文の候補を自動で提案します。

 提案された商品候補を確認し、適切なものを選択すると、自動で入力された情報が確認できます。

対応カテゴリとOS

 対応カテゴリは「レディース」「メンズ」「コスメ/美容」「エンタメ/ホビー」「スマホ/家電/カメラ」となっており、今後、順次対象カテゴリを拡大予定です。

 対応OSはiOS 16.0、Android 9.0以上です。本日より段階的に提供が開始されます。なお、アプリ版のみで利用でき、ウェブ版では利用できません。

 『楽天ラクマ』は今後も、個人や事業者が参加する取引を通じて、利便性や付加価値の高いサービスを提供すべく、新たなECプラットフォームの構築に努めていくとのことです。




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