1985年からゲーム業界の歴史を辿る経営シム『ゲームショップ斜陽』体験版公開! 懐かしのゲームショップ経営を追体験



『ゲームショップ斜陽』のロゴとゲームキャラクターの背中

 ロブスタジオ株式会社は10月10日、経営シミュレーションゲーム『ゲームショップ斜陽』の体験版をSteamにて公開しました。

 本作は、かつて町の至る所にあった「ゲームショップ」の経営者となり、1985年から始まる激動の25年史を追体験できる経営シミュレーションゲームです。10月14日より開催されるSteam Nextフェスに向けて、最初の3年間を遊べる体験版の配信が開始されました。

1985年、あなたはゲームショップの経営者に

ライバル店長との会話シーンのゲーム画面

 時は1985年。プレイヤーはゲームショップの経営者として、シビアでリアルな経営体験に挑むことになります。当時を知る世代には懐かしく、知らない世代には新鮮な、ノスタルジックなゲームショップの日常が待っています。

 「この新作は絶対に売れる!」という確信が、翌週にはため息に変わることも。「あんまり売れなさそうだな…」という油断が、翌週には後悔に変わることも。限られた情報から市場を読み、時には直感を信じて大きな決断を下す、戦略性と運が絡むお手軽ながら悲喜こもごもな経営体験が楽しめます。

ライバル店長からの言葉が表示されるゲーム画面

 体験版では、製品版で描かれる25年間のゲーム業界史のうち、1985年から1987年までの歴史的スタート地点がプレイ可能です。8ビットサウンドとノスタルジックなデザインで表現された1980年代の雰囲気の中、ライバル店との競争や常連客との交流など、数字だけではない人間味あふれるゲームショップの日常ドラマも追体験できます。

1ヶ月1ターンで進行する経営シミュレーション

ゲームの基本的な流れを示すUI画面

 ゲームは「1ヶ月1ターン」で進行し、毎月の判断がゲームショップの未来を左右します。

 まず情報収集フェーズでは、新作ソフトの期待値やレビューを確認し、どのソフトがどれくらい人気になるか推測します。次に仕入れフェーズでは、「これは売れる!」と踏んだソフトは大量に、「怪しい…」と感じたら控えめに、店の資金と在庫スペースを睨みながら絶妙な仕入れ本数を予想します。

新作ソフトの仕入れ画面UI

 販売フェーズでは、季節や人気ソフトの有無で客足が大きく変動し、個性的なお客さんが来店することもあります。売上と利益を確認し、次のターンの戦略を練ります。

月間収支が表示されるゲーム画面

 資金が貯まれば店舗を拡大し、より多くのお客さんとソフトを捌けるようになります。ただし、店の維持費も増えるため、拡大のタイミングは慎重な見極めが重要です。

月次処理の結果と来店客情報が表示されるゲーム画面
在庫管理画面のUI

配信・実況は自由に可能

 本作は個人、法人、収益性を問わず、許諾なしで自由に配信を行うことができます。体験版の3年間でどこまで資金を増やせるか、どこまで店を拡大できるかなど、経営の限界に挑戦する配信も推奨されています。

『ゲームショップ斜陽』のタイトル画面

 開発者は「私には、ゲームショップの店長になる夢がありました。当時、近所にあったゲームショップは青春の1ページそのもので、夢の場所でした。しかし時代の流れで、ゲームショップという存在は段々と廃れ、人々から忘れられつつあります」とコメント。「私のようにゲームショップを大好きな人間がたくさんいたはずなのに、なぜ『斜陽』となっていったのか。子どもの頃にワクワクしながら足繁く通っていた、私の素敵な思い出をゲームとして残すべく、この『ゲームショップ斜陽』を開発しています」と述べています。

 体験版のプレイ時間は約1時間で、日本語・英語に対応しています。




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