動かなくても気づく! SwitchBotが静止中の人も検知する「人感センサーPro」を10月31日発売



SwitchBot 人感センサーProが動きも静止も検知する様子

 SWITCHBOT株式会社は10月31日、ミリ波レーダーを搭載した新製品『SwitchBot 人感センサーPro』を発売しました。Amazon公式店舗、SwitchBot公式サイト、楽天公式ストア、Yahoo!ショッピング公式ショップで販売されるとのことです。

3つのセンサーで「動き」も「静止」も検知

SwitchBot 人感センサーProのミリ波レーダー、赤外線、照度センサーの構成図

 同製品の最大の特徴は、従来の赤外線センサーと照度センサーにくわえ、ミリ波レーダーを新たに搭載していることです。これにより、動いている人だけでなく、トイレでじっとしているときや玄関で靴紐を結んでいるときなど、静止中の人体も検知できるようになっています。

 ミリ波レーダーは呼吸などのわずかな動きも感知するため、従来の「勝手に消える」という不便さが解消されるとのことです。3つのセンサーが連携することで、自動化の精度も向上し、「勝手に消える」不便さと「つけっぱなし」のムダの両方が解決されるそうです。

工事不要、防湿設計で家中どこでも設置可能

SwitchBot 人感センサーProの工事不要、防湿設計、様々な設置例

 IPX5相当の防湿・生活防水仕様となっており、洗面所やキッチンなど湿気の気になる水まわりでも安心して使用できます。工具不要・配線不要で設置は簡単で、マグネット付きの台座や両面テープで壁や金属面にぴたっと固定可能とのことです。

 センサーの角度は台座を回すことで自由に調整でき、空間に合わせた柔軟な取り付けが実現されています。検知範囲は、動いている人なら最大約8m、静止している状態でも約5mまで対応し、広角120°の感知性能で、トイレからリビングまでさまざまな空間に対応しているとのことです。

電池交換は2年に一度。省エネ設計で長期間使用可能

SwitchBot 人感センサーProの2年間バッテリー駆動と省エネ設計

 搭載したミリ波レーダーは低消費電力設計となっており、単4電池2本で約2年間の使用が可能です。頻繁な電池交換の必要がないストレスフリーのスマートデバイスとなっているそうです。

 バッテリー残量が20%を下回ると、SwitchBotアプリに通知されるため、突然の電池切れを防ぐことができるとのことです。

ハブなしでもローカル連携、ハブ併用でさらに機能拡張

 人感センサーProは、SwitchBotのBluetooth対応デバイスと直接つながり、ハブがなくても自動化がはじめられます。「人を検知したらライトを点灯」など、シンプルな連携がインターネットなしで素早く動作し、突然ネットが切れても自動化はそのまま継続されるとのことです。

 さらにSwitchBotハブ製品と組み合わせれば、生活に合わせたより柔軟な自動化が可能になります。人がいるときだけエアコンをオンにし、いなくなったら自動でオフにすることで、電力のムダを自然に減らすことができるということです。

AI環境学習機能で誤検知を最小化

SwitchBot 人感センサーProのAI環境学習機能による検知範囲調整の図

 本製品にはAI環境学習機能が搭載されており、設置時にアプリ上で環境を設定することで、扇風機やエアコンの風など検知のノイズ源をあらかじめ特定できます。これにより誤検知の少ない正確な検知が実現されるとのことです。

 ペットの動線を避けて設置すれば、不要な反応を減らし、必要なときだけしっかりと反応するスマートな感知が可能になるそうです。

製品情報

SwitchBot 人感センサーPro本体とアプリ画面

SwitchBot 人感センサーPro

 公式価格は税込み4,980円です。Amazon公式店舗では11月6日までの期間限定で、税込み4,482円の10%OFF特別価格で購入できます。

 ※販売形態(予約/通常販売)はショップにより異なります。

シーン別活用例

トイレ・洗面所での使用

SwitchBot 人感センサーProをトイレ・洗面所で利用する様子

 人感センサーProとボットを組み合わせることで、入室時に自動点灯、退室時は自動で消灯されます。夜中のトイレでもスイッチ操作は不要で、自動消灯により「消し忘れ」の心配もないとのことです。

冬・夏の節電と快適温度管理

SwitchBot 人感センサーProとエアコンを連携させた節電・温度管理の様子

 人感センサーProとハブ2/ハブ3、エアコンを組み合わせることで、人がいるときだけエアコンをオンにできます。さらにハブが室温や時間帯に応じて自動で温度調整し、無人のときはオフにすることで、快適さと省エネを両立させることができるとのことです。

外出時の防犯対策

SwitchBot 人感センサーProと見守りカメラで防犯対策をする様子

 人感センサーProとハブ製品、見守りカメラを組み合わせることで、留守時に人を感知するとハブ製品が見守りカメラを自動で操作し録画を開始します。リアルタイムでスマホにもお知らせされ、不審な動きがあった際にもその瞬間をすぐに確認・記録できるため、防犯対策に最適とのことです。

既存製品との比較

 『SwitchBot 人感センサー』との主な違いとして、人感センサーProは60GHzミリ波レーダー、赤外線センサー、照度センサーの3つを搭載しており、動いている人だけでなく止まっている人も検知できます。

 一方、既存の人感センサーは赤外線センサーと照度センサーのみで、動いている人のみの検知となっています。人感センサーProはトイレ、書斎、会議室、リビングなど静止している時も検知したい場合に適しており、既存モデルは廊下、キッチン、ベッドサイドなど動きのある時だけ検知したい場合に適しているとのことです。

製品仕様

SwitchBot 人感センサーPro

  • 製品サイズ:54×54×28mm
  • 製品重量:38g
  • 材質:耐UV性ABS
  • 梱包内容:本体×1、取付ベース×1、3Mテープ×2、単4電池×2、取扱説明書×1、サポートカード×1
  • 保護等級:IP55
  • 接続方式:Bluetooth
  • 通信距離:見通し距離100m
  • 動作温度:0°C~40°C
  • 動作湿度:10%~90%(結露なし)
  • バッテリー駆動時間:約2年間(1日10回、1回あたり30分の検知環境への出入りを想定)
  • サードパーティサービス対応:Alexa、Google、IFTTT、SmartThings、Matter、Siri

ブラックフライデーでの特別キャンペーン

 SwitchBotでは11月21日から開催予定のブラックフライデーにあわせて、人気製品がお得に手に入る特別キャンペーンを実施予定とのことです。新登場の「人感センサーPro」も対象になる可能性があるということです。

SwitchBotのスマートホームエコシステムと国内導入実績




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA