喪失と向き合う美しい冒険『As I Began to Dream』11月20日ワールドワイドリリース決定!



『As I Began to Dream』のタイトルロゴと草原を歩く主人公リリーたち

 インドネシアのゲームデベロッパーStrayfluxとシンガポールのパブリッシャーSoft Sourceは11月3日、手描きで描かれたパズルプラットフォーマー『As I Began to Dream』を2025年11月20日に全世界で発売すると発表しました。

作品の概要

 『As I Began to Dream』は、若い少女リリーが不思議な夢の世界を旅する物語を描いたゲームです。本作は「悲嘆の5段階」(否認・怒り・駆け引き・抑うつ・受容)に着想を得ており、各ステージは主人公リリーが喪失を受け入れていく過程を象徴しているということです。

ゲーム画面:ピンク色の幻想的な世界でリリーが言葉を話す

 プレイヤーは夢のような各世界を探索しながら、リリーの記憶の断片を集め、彼女をこの不思議な「狭間」へ導いた真実を見つけ出し、最終的に彼女が心の平穏と受容にたどり着く手助けをします。

ゲームの世界観

 本作のストーリーは「子どもの視点」から描かれており、アートやビジュアルは子ども向け絵本から大きな影響を受けているとのことです。広大で夢のような世界は、子どもの無邪気な好奇心と想像力に満ちており、まるで幼い頃にお気に入りの絵本を開いたときのような、温かく希望に満ちた感覚を呼び起こすそうです。

ゲーム画面:室内でリリーが別のキャラクターと会話する様子

否認(Denial)

 暖かく、どこか懐かしい世界。

ゲーム画面:暖かく懐かしい雰囲気のオレンジ色の森

怒り(Anger)

 激しい風が吹き荒れる砂漠。

駆け引き(Bargaining)

 奇妙で計算的な空間。

抑うつ(Depression)

 圧倒的な暗さに包まれた世界。

ゲーム画面:青く光る木々が立ち並ぶ幻想的な森の世界

受容(Acceptance)

 長く険しい旅路の果てに、光と希望が待っています。

ゲーム画面:青く輝く草むらを歩くリリー

ゲームプレイの特徴

 本作の特徴は、プレイヤーが環境のブロックを「入れ替え」「回転」「移動」させながら進む、独自のパズルメカニクスにあります。物理演算を活かした仕掛けくわえ、ポータル、敵、トラップといった要素も組み合わさり、戦略的かつ直感的なプレイが楽しめるということです。難しすぎることなく、常に考える楽しさを提供してくれる設計になっているということです。

ゲーム画面:ブロックを回転・移動させるパズル要素のUI
ゲーム画面:ブロックの入れ替えと回転で進むパズルプラットフォーム
ゲーム画面:暗い室内でブロックを動かすパズルシーン

オリジナル・サウンドトラック

 音楽はインドネシアの作曲家JabFinaによる完全オリジナル。全37曲以上で構成された穏やかでどこか切ないサウンドトラックが、リリーが旅する夢の世界へとプレイヤーを深く引き込むとのことです。

紹介動画

リリース情報

 『As I Began to Dream』は、Steam、Epic Games Store、およびNintendo Switch eショップにて、2025年11月20日発売予定です。

©Strayflux All Rights Reserved.




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