AI搭載で離乳食記録が約5秒! 「ステップ離乳食」がベビーフード自動認識機能をリリース



「ステップ離乳食」アプリにベビーフードのAI自動記録機能が搭載されたことを示すメインビジュアル

 株式会社カラダノートは11月11日、離乳食記録アプリ『ステップ離乳食』において、ベビーフードのパッケージをカメラで撮影するだけで食材を自動記録できるAI機能をリリースしたと発表しました。iOS・Android両対応で、記録の負担軽減とパパの育児参加を後押しする新機能となっています。

新機能の特徴

「ステップ離乳食」アプリでベビーフードをカメラで読み取り自動記録する操作画面

 この機能は、アプリからカメラアイコンをタップしてベビーフードのパッケージを撮影するだけで、食材が自動的に記録されるものです。平均読み取り時間は約5~6秒でスムーズに完了します。その場での撮影だけでなく、カメラロール内の写真からも自動判別・記録できるようになっています。

 記録した情報は家族全員で共有でき、食育を一緒にサポートする仕組みです。

開発の背景

 同社が実施した調査では、利用者のうち約5割が日常的にベビーフードを活用しており、ベビーフードは子育て家族の強い味方です。しかし、『一度に摂取できる食材が多い分、入力が大変』『お出かけ先で食べさせた後、記録を忘れてしまう』といった声が寄せられていました。

 また、パパからは「離乳食の知識がなく記録が難しい」といった声があり、他の育児と比較しても離乳食はパパの育児参加のハードルが高い傾向にあったとのことです。

利用者からの反応

 プレリリース後、利用者から『保存した写真からも読み取れるようにしてほしい』との要望が多数寄せられたため、追加改良として実装されました。

 SNS投稿やユーザーインタビューでは、『ベビーフードのパッケージを撮るだけで自動で食材が入力されて感動しました』『パパが「スキャンだけ担当」してくれるように!』といった声が寄せられています。

『ステップ離乳食』について

280万ダウンロードを突破した離乳食記録アプリ「ステップ離乳食」の紹介画像

 離乳食の進め方や記録をサポートする無料アプリです。これまでに累計280万人以上に利用され、初めての離乳食を支える存在として多くの家庭に活用されています。

 管理栄養士監修の食材リスト機能では、離乳食時期ごとに食べていい食材が確認でき、270種の食材が検索機能で見つかります。食材ごとの下ごしらえ、調理法、食べさせ方の工夫も記載されています。

 食べた食材を記録する際は、チェックするだけの簡単記録が可能で、好き嫌いやアレルギーの記録にも対応しており、保育園入園準備にも最適です。

 月齢別に真似するだけの離乳食スケジュール(管理栄養士監修)が提供されており、食材や量の増やし方、たんぱく質の進め方をサポートしています。また、離乳食の進み具合やアレルギー食材を家族全員で共有できる機能も搭載されています。

アプリの概要

 名称は『ステップ離乳食』で、株式会社カラダノートが提供しています。スマートフォン(iOS・Android端末)向けアプリで、料金は無料です。

「トモイク(共育)」への取り組み

 同社が推進する「トモイク」とは、家族・企業・地域が支え合いながら子育てを行う社会づくりを目指す取り組みです。今回のトモイク機能第2弾は、AIを活用し、誰でも簡単に離乳食の記録ができるようになることで、「共に育てる=トモイク」の前進となる取り組みとなっています。

 この機能により、撮影するだけで離乳食の記録ができることで、パパの育児参加のハードルが下げられることが期待されています。ママ・パパ双方の負担を減らすだけでなく、家族が一緒に育児を行うことで、家庭内のコミュニケーションが促進され、子育てを分かち合う「共育=トモイク」が体現されるということです。




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