『Enshrouded～霧の王国～』大型アップデート「Wake of the Water」配信開始！水のごとく進化した新要素が続々登場

　Keen Gamesは11月10日、オープンワールドサバイバルアクションRPG『Enshrouded～霧の王国～』の大型アップデート「Wake of the Water」の配信を開始しました。

　このアップデートは、アーリーアクセス開始以来通算7回目のメジャーアップデートであり、動的ボクセル水の導入、戦闘システムの大幅リニューアル、両手大剣の実装など、プレイヤーからの要望がとくに多かった機能が数多く追加されています。

水と触れ合える新たな体験

　最大の特徴は、動的ボクセル水と新バイオーム「Veilwater Basin」の実装です。プレイヤーは水を汲み、泳ぎ、流れを制御し、植物に水を与え、さらには水中洞窟の探索も可能になります。ゲーム内で初めて「水と触れ合える」体験が実現されています。

　新バイオームではトカゲのような新種モンスター”Drak”をはじめ、多様な野生生物との出会いが待っています。釣りミニゲームも追加され、多種多様な魚を釣り上げられるようになり、カピバラなど新しい野生動物も登場してテイム（調教）が可能になります。

　戦闘関連のすべての要素がリバランスされ、より一体感と手応えを感じられる戦闘体験が実現されています。難易度は設定で調整可能です。

　新武器として両手大剣が実装され、新たな武器スキル、宝石、防具セットが追加されることで、戦闘スタイルが大幅に拡張されます。体力回復バランスの見直しにより、プレイヤーは回復アイテムやサポート装備の活用に戦略性が求められるようになりました。

　竹などの新素材、Drakをテーマにした装飾品、照明・建材・食材など、多彩な新要素で水辺の拠点を構築できるようになります。武器や外見を自由にカスタマイズできる新コスメティック要素も実装されています。

　Keen Gamesはプレイヤーが変更点を把握しやすいよう、アップデート内容を解説する動画を公開しています。戦闘バランスや装備のリワークに重点を置き、武器・防具・指輪・盾などの性能と説明文の整合性が徹底的に調整されています。

　今回のアップデートでは、年初のロードマップで発表されていた主要機能の多くがついに実現されました。これらはFeature Upvoteプラットフォームを通じてプレイヤーコミュニティが投票した要素に基づくものです。

　とくに”水”は、アーリーアクセス開始以来、最も多くの要望が寄せられた機能です。自社開発のボクセルシステムにより、動的かつリアルな水の挙動を実現するという技術的挑戦の末、ついにその夢が形となりました。

　『Enshrouded～霧の王国～』は2024年1月にSteamでアーリーアクセス版としてリリースされ、これまでに400万人以上のプレイヤーが霧に包まれた世界を探索しています。

　対応プラットフォームはPC（Steam、Epic Games Store）で、コンソール対応も予定されています。正式版（Ver.1.0）は2026年のリリースを予定しており、日本語を含む全10言語対応予定です。