育児アプリ「授乳ノート」に感謝と共感を届ける新機能をリリース 12月8日より配信開始



授乳ノートの新機能「ファミリーメッセージ」と「授乳なかまの声」の紹介ビジュアル

 株式会社カラダノートは12月8日、同社が開発・運営する育児アプリ『授乳ノート』において、家族の共育(トモイク)を後押しする新機能「ファミリーメッセージ」をiOS・Android両OSでリリースしたと発表しました。

孤育ての課題から生まれた新機能

育児中に孤独を感じたことがあるかを示す円グラフ(53%が孤独を経験)

 同社が2024年に実施した調査では、53%のママが「育児中に孤独を感じた」と回答しており、とくに夜間授乳などの時間帯で孤独感が強まる傾向が見られています。

 また、2025年の共育て実態調査では「パートナーから労いや感謝の言葉がある家庭ほど共育て実感が高い」という結果が得られ、「感謝と共感」がトモイクに欠かせない要素であることが明らかになったということです。

 同社はこれまで夜間のみ授乳人数を表示する機能をリリースした際、「同じ時間に頑張る人がいるだけで救われる」といった声がSNSで寄せられたことを踏まえ、孤育ての緩和には「数字のつながり」だけではなく、「感謝や共感を通じた緩やかなつながり」が重要と考え、今回の2つのトモイク機能を開発したということです。

感謝と共感を届ける2つの新機能

ファミリーメッセージ

授乳ノートの「ファミリーメッセージ」機能のアプリ画面(感謝メッセージのやり取り)

 家族共有機能を利用する家族は、ワンタップで家族に「ありがとう」のメッセージを送信できます。日常の中で自然と感謝を伝え合う機会を生み出し、育児の負担が一人に偏らない環境づくりを後押しするとのことです。

授乳なかまの声

授乳ノートの「授乳なかまの声」機能のアプリ画面(授乳中の人数とつぶやき)

 授乳またはミルクの記録時に、他のユーザーのつぶやきを閲覧・ 自身のつぶやきを投稿できる機能です。「いま、頑張っている仲 間がいる」という実感から、アプリを通じた新たな支え合いをつ くります。

育児アプリ「授乳ノート」について

育児アプリ「授乳ノート」のコンセプト「ひとりじゃない!みんなで支え合える」とアプリ画面

 『授乳ノート』は、授乳時間やミルクの量、おむつ替え、睡眠時間など、赤ちゃんのお世話を簡単に記録できるアプリです。2012年のリリース以来、多くの家族に利用されており、累計ダウンロード数は180万を超えています。

 同アプリの主な特徴として、記録した情報をグラフ化できるほか、身長と体重の記録により成長の目安を把握できます。家族共有機能を使えば、記録した情報がリアルタイムで共有され、リアルタイムで授乳人数が確認できるということです。また、二人目以降の子どもの記録にも対応しています。

 配信形式はスマートフォン(iOS/Android端末)向けアプリで、利用料金は無料となっています。

育児アプリ「授乳ノート」のアイコンとカラダノートのロゴ

トモイクとウェルビーイング社会の実現へ

 株式会社カラダノートが推進する「共育(トモイク)」とは、家族・企業・地域が支え合いながら子育てを行う社会を目指す取り組みです。同社の代表取締役・佐藤竜也さんは厚生労働省「トモイクプロジェクト」推進委員として、官民一体の子育て支援にも参画しているとのことです。

 今後も同社は、家族のライフイベントデータを活用し、孤育ての緩和とトモイクの実現を目指していくとしています。

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