Nothingがコミュニティと共創した『Phone (3a) Community Edition』を発表! 12月12日より販売開始



Nothing Phone (3a) Community Editionのデザインコンセプトとクリエイターの役割

 Nothing Technology Japan株式会社は12月10日、コミュニティクリエイターと共に開発した『Phone (3a) Community Edition』の発売を発表しました。世界中から700件以上の応募が集まった中から選ばれた4組のクリエイターが、ハードウェアデザインからマーケティングキャンペーンまで、実際に市場に出す製品をNothingのチームと9ヶ月にわたって共創しました。

プロジェクトの概要

 Community Editionは、才能溢れるコミュニティメンバーがNothingチームと一緒に製品を作り上げるプロジェクトです。2024年に発売した『Phone (2a) Community Edition』はiFデザインアワード金賞を受賞し、高い評価を獲得しています。

 今年のプロジェクトでは、Nothingとのコラボレーションを熱望する新進気鋭のクリエイターから700件以上の応募が集まりました。その中から、独創性、技術力、Nothingのデザイン言語をさらに前に進めるパワーが評価された4組のクリエイターが選出されました。

 昨年よりも共創の時間を長くし、デザインのクオリティを高めるよう努めた結果、9ヶ月にわたるNothingとクリエイターの共同作業が実現しました。

選出されたクリエイター

Emre Kayganacl(ハードウェアデザイン)

 90年代後半のテックの世界をモチーフにしたデザインを担当しました。カラフルで楽しさいっぱいのレトロスタイリングを再解釈した特別な『Phone (3a)』は、まるで1999年のテック雑誌から飛び出してきたように見えます。色をくわえたツヤ消し仕上げはNothingのスマートフォンでは初めての試みです。子どもの頃に時間を忘れて夢中になったカラフルなゲーム機を思い出させるデバイスのアクセントカラーは、パッケージのグラフィックにも反映されています。

Ambrogio Tacconi & Louis Aymonod(Reveland)(アクセサリー)

Nothing Phone (3a) Community Editionに付属するサイコロ型アクセサリー

 5000年前の昔から世界の様々な文化の中に現れてきた遊び道具「サイコロ」をアクセサリーとして制作しました。表面にある数字はNdot55フォントで描かれ、いつの時代も愛されてきたゲームにさりげなくNothingらしさがくわえられています。『Phone (3a) Community Edition』にはすべてこのサイコロのセットが付属します。細部に徹底的にこだわり、すべてのドットやディテールを完璧に表現できるパートナーが見つかるまで決して妥協しませんでした。

Jad Zock(ロック画面の時計&壁紙デザイン)

Nothing Phone (3a) Community Editionのレトロテーマのロック画面

 レトロテーマへのこだわりはソフトウェアのデザインでも一貫しています。最新のテクノロジーがみんなの心を躍らせた時代の感じを思い出させるクロックフェイスを制作しました。時をさかのぼるようなイメージがあるデザインで、ホーム画面を散らかすことがなく、すっきりとした仕上がりになっています。壁紙のコレクションは、Community Editionに魅力的な表情をくわえ、テクノロジーが毎日を楽しく照らしていた時代の雰囲気を持っています。

Sushruta Sarkar(マーケティングキャンペーン)

 90年代のパソコンのグラフィックスをモチーフにした「Made Together」キャンペーンを担当しました。デバイスのデザインとプロジェクトのチームをフィーチャーし、レトロ感があるCommunity Editionと完璧にシンクするアイデアを実現しています。懐かしいデザインツールを思わせるルックをベースに、Nothingのアートディレクターと組んでルック&フィールを磨き上げました。

コミュニティとの関係構築

 Community Editionプロジェクトによる製品の共創だけでなく、コミュニティが会社の方針を定める際の大きな役割を担うことができる、より大きなモデルを構築しています。コミュニティメンバーの代表はNothingの取締役会にも参加しており、Nothingの未来をコミュニティと一緒に作り上げるための仕組みを拡大していく方針です。

 先週、企業評価額13億ドル(1ドル=150円換算で約1,950億円)で、総額500万ドル(約7.5億円)の新たなコミュニティ投資ラウンドの開始を発表しました。ハードウェアで確立したビジネス基盤をもとに、次世代の新たなAIネイティブなプラットフォームを、それを実際に使うコミュニティと一緒に構築することを目指しています。

 コミュニティ投資ラウンドはWefunderCrowdcubeを通じて、12月11日に一般公開されます。先行アクセスに登録すると、一般公開より24時間早く12月10日からスタートできます。

販売情報・価格

 『Phone (3a) Community Edition』は全世界で1,000台の限定発売となります。12GB + 256GBモデルのみの展開で、価格は税込み59,800円です。

 購入には「購入希望登録」が必要です。12月10日から12月12日午後7:00まで、Nothing公式サイトでご登録できます。登録者には、12月12日午後10:00に購入用のメールが送付されます。

スペシャルイベント開催

 『Phone (3a) Community Edition』を初披露するスペシャルイベントが、12月12日(金)午後19:00より開催されます。Phone (3a) Community Editionの実機体験のほか、数量限定での先行発売も行われます。

イベント概要

 開催日時は2025年12月12日(金)午後19:00~22:00、会場はPBOX SHIBUYA(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 10F)です。

 Phone (3a) Community Editionは台数に限りがあるため、お一人様1台のご購入となります。また、『Phone (3)』『Headphone (1)』『Ear (3)』もご購入いただけます。

©Nothing Technology Japan




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