興味を元にAIが教材を自動生成! 英語リスニングアプリ『Chabbit』がリリース



Chabbitアプリのメイン画面。AIによる教材生成、レベル調整、アクセント選択機能の概要を示す。

 Catalystは12月12日、ユーザーの興味関心に合わせてAIが英語リスニング教材を即座に生成するスマートフォンアプリ『Chabbit(チャビット)』を各アプリストアにて正式リリースしました。

開発の背景

 英語学習を始めたものの、途中で挫折してしまった経験はありませんか。調査によると、英語学習者の約84%が目標達成前に学習を辞めてしまうとのことです。

 その原因の一つが「モチベーションの低下」です。既存の教科書やアプリの例文は、「ビジネス定型文」や「架空の会話」など、学習者自身の関心とは無縁なものが多く、学習が「義務」や「苦痛」になりがちでした。

 『Chabbit』は、「もし、自分の大好きな趣味や、今知りたいニュースがそのまま教材になったら?」という発想から生まれた、挫折させないためのリスニングアプリです。

『Chabbit』の3つの特長

AIがあなたの「興味」を教材化

 キーワードやURL、写真を入力するだけで、最新のAIがあなただけの英文記事と音声を生成します。「推しのアイドル」「最新のガジェット」「日本の歴史」「今日の料理レシピ」など、テーマは無限大。自分が知りたい内容だからこそ、飽きずにリスニングを続けられるということです。

レベルも自由自在にパーソナライズ

 「内容は興味があるけど、難しすぎる…」という問題も解決されます。生成される英文の難易度(単語レベル・文法)や、読み上げるスピードをユーザーの英語力に合わせて調整可能です。初心者から上級者まで、最適な負荷で学習できるということです。

目的に合わせて「米・英」のアクセントを選択

 学習ニーズの高い「アメリカ英語」と「イギリス英語」に対応しています。AIがそれぞれの言語特有の発音やリズム、言い回しを忠実に再現するということです。TOEIC対策にはアメリカ英語、IELTSや教養にはイギリス英語など、目指すゴールに合わせたリスニング学習が可能となっています。

 なお、対応言語・アクセントは順次拡大予定とのことです。

利用シーンのイメージ

Chabbitアプリの利用例。ディズニー、大谷翔平、推し活など、興味に応じた英語学習画面のイメージ。

 同アプリの利用シーンとしては、以下のような場面が想定されています。

 料理や洗濯などの家事をしながらハンズフリーでリスニングが可能です。興味のある話題なら、ただの聞き流しにならず、効率的に英語耳を育てることができるということです。

 満員電車や移動中は、最新ニュースやビジネス英語を生成してインプットできます。1回数分で完結するため、忙しいビジネスパーソンや学生の隙間学習に最適ということです。

 就寝前やリラックスタイムに、参考書ではなく「自分の好きなこと」に触れる時間として英語を取り入れることで、無理なく学習の習慣化が実現するということです。

アプリ概要

 『Chabbit』の主な仕様は以下の通りです。対応OSはiOS 15.0以上およびAndroid 7.0以上となっており、基本プレイ無料でアプリ内課金に対応しています。




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