
株式会社ブレインストームは1月6日、Podcastやゲーム実況などの動画・音声コンテンツ制作における、ノイズ除去・整音・文字起こしを自動化するMac用アプリケーション『VoiceSterize』をリリースしました。同時に、1月8日より東京ビッグサイトで開催される「TOKYO DIGICONX」に出展し、本製品のデモンストレーション展示を行うということです。
開発背景
近年、Podcastやゲーム実況など個人による音声コンテンツ配信が急増しています。しかし多くのクリエイターが、環境音のノイズ除去、収録ごとの音量バラつき、面倒な文字起こしといった課題に直面し、編集作業に膨大な時間を費やしているとのことです。
同社は長年ゲームサウンド制作で培ってきたオーディオ処理技術を応用し、専門知識がなくてもワンクリックで「放送基準の音」を作れるツールとして『VoiceSterize』を開発しました。
VoiceSterizeの3つの特徴
周波数解析によるノイズ除去「Spectral Noise Gate」

一般的なノイズ除去が「音量」のみで判断するのに対し、本アプリは音を周波数成分に分解して解析します。高音域のヒスノイズや低音域の環境音を帯域ごとに識別・除去するため、話者の声の自然さを保ったまま、クリアな音声が実現されているとのことです。
自動音量調整と高精度な文字起こし

Podcast配信基準(-16〜-14 LUFS)に準拠した音量正規化と、True Peak対応リミッターによる音割れ防止を自動で行います。同時に、OpenAIの音声認識モデル「Whisper」を用いて高精度なテキストデータを生成し、字幕作成や議事録作成の手間を劇的に削減するということです。
完全ローカル処理によるプライバシー保護

ノイズ除去から文字起こしまで、すべての処理をMac内部で完結させます。音声データが外部サーバーに送信されることはないため、機密性の高い会議録音や未公開のインタビュー素材なども安心して利用できるとのことです。
VoiceSterizeデモ映像
プロ品質の音に変身!VoiceSterizeで整音したらこうなった
開発者コメント
代表取締役の中村隆之さんは、『バーチャファイター』シリーズや『ルミネス』、『シェンムー3』など、多くのゲームサウンド制作に携わってきました。同氏は「プロの現場では当たり前の整音工程ですが、個人のクリエイターがそれを行うのはハードルが高いのが現状です。『VoiceSterize』は、エンジニアがいなくても、誰でもワンクリックでプロのサウンドクオリティを手に入れられるツールです。ぜひ、コンテンツの中身を作るクリエイティブな時間に注力してください」とコメントしています。
TOKYO DIGICONX出展情報

2026年1月8日より東京ビッグサイトで開催される「TOKYO DIGICONX」のブレインストーム社ブース(CO-13)にて、『VoiceSterize』の実機展示が行われます。ブースでは、実際にアプリケーションの使い方のデモンストレーションを体験できるということです。
また、ゲームの音声制作では欠かせない、ファイルの切り出し作業を自動化する『VoiceTrim Studio』も展示予定となっています。
イベント詳細
- イベント名:TOKYO DIGICONX(トウキョウ デジコンクス)
- 会期:2026年1月8日(木)~1月10日(土)
- 会場:東京ビッグサイト
- ブース番号:CO-13
製品概要
『VoiceSterize』はmacOS 13.0以降(Apple Silicon対応)で動作し、価格は1,500円です。カテゴリはオーディオ編集・仕事効率化となっています。
- VoiceSterize 公式サイト:https://www.nakataka.net/voicesterize/
- Mac App Store ダウンロードページ:https://apps.apple.com/jp/app/voicesterize/id6754917929?mt=12
株式会社ブレインストームについて

ゲームサウンド制作、サウンドプログラミング、および関連ソフトウェアの開発を行うクリエイティブカンパニー。本社隣接の「Triangle Gallery」の運営など、多角的にアート・文化発信を行っています。
- Original:https://www.appbank.net/2026/01/06/iphone-application/2900966.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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